新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

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今 動き出そう!



 

勇者と才子

2010-05-11 08:51:10 | 日記
艱難に勝つの能力(ちから)を供せずして、
艱難を避くるの方法を授く、
これを今日わが国においておこなわるる教育となす。
かくのごとくにして、勇者は養われずして才子は作らる。

1910年。
内村鑑三の言葉。

その憂いは、現代にも通ずるものではないか。
困難に打ち克つ力。
自らの足で大地を踏みしめて歩む力。
その体験を得ずして、困難を受けない方法を知る。

ときには“逃避”の道を選ぶことも必要かもしれない。
それが、体験に基づく知恵によるならば。
しかし、人生には逃れることのできない艱難が必ずある。
逃避の道だけを歩むことはできない。

だから内村鑑三は憂いていたのだろう。
知識ばかりの利口者が増え、体験を積んだ勇気ある者がいなくなってしまうことを。




艱難の道を歩む日本。
如何に乗り越えるか。
内村鑑三の憂いの言葉を繰り返してみる。
今こそ、才子でなく勇者の存在が不可欠ではないか。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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勉強だけでは。 (スミレ)
2010-05-15 23:12:59
本当に、松下先生を見れば、その通りだと思います。
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Unknown (may.(まほろ))
2010-05-16 17:29:48
体験を積んだ人には、人生に力強さがあるのですね。
返信する

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