横浜市港北区新羽町

横浜市北部にある「にっぱ」の町会活動を紹介いたします。
ブログは移転しました。

【予告】来週、7月3日開催予定の新羽地区子ども相撲大会に向けて、新羽地区相撲連盟のみなさんの手ほどきで、たくさんの子供たちが練習に励んでおりました。

2016年06月26日 | Weblog

【予告】7月3日(日)新羽地区子ども相撲大会
 来週 7月3日開催予定の新羽地区子ども相撲大会に向けて、新羽地区相撲連盟のみなさんの手ほどきで、たくさんの子供たちが練習に励んでおりました。
 新羽の子どもたち誰もが、礼儀作法を重視する日本の国技相撲を経験することができるよう日頃からご尽力されている新羽地区相撲連盟のみなさんに感謝いたします。

 

 

 


第22回新羽地区インディアカ大会 今では新羽町でもすっかりメジャーなスポーツとなって、レベルの高い大会を盛大に開催することができます。ありがとうございます。

2016年06月26日 | Weblog

 新羽小学校体育館にて、第22回新羽地区インディアカ大会が開催されました。

 22年前の第一回大会では、「インディアカってなんだろう」と、誰もが初めて経験するスポーツでした。
 それが、ここ数年は、チームが編成されて、このスポーツを盛り上げようと、日頃から練習に励んでいます。そんなみなさんのおかげで、今では新羽町でもすっかりメジャーなスポーツとなって、レベルの高い大会を盛大に開催することができます。ありがとうございます。
 参加チームの技術レベルも格段に高くなり、主催するスポーツ推進委員も誤審がないよう、何度も何度もルールの勉強会を重ねてきました。


【 国勢調査調査員について(地域活動ワンポイント知識)】

2016年06月13日 | 地域活動豆(ワンポイント)知識
【 国勢調査調査員について(地域活動ワンポイント知識)】
 国勢調査は10月1日を基準日に5年ごとに実施されます。我が国に住んでいるすべての人(外国人を含む)を対象に、世帯ごとに実施する大規模な調査のため、各自治会町内会で調査員を推薦します。担当は、港北区役所総務課 統計選挙係です。

 国勢調査員は、9月上旬から担当する地域内を巡回して居住の実態を確認し、各世帯にインターネット回答に必要なID、パスワード等の調査関係書類を配布して回答を依頼します。一定の回答期間を設けたあと、インターネットでの回答が得られなかった世帯に紙の調査票と説明資料などの一式を配布して回答を依頼します。10月上旬には、調査票の提出状況の確認のために再び世帯を訪問し、インターネット回答又は郵送提出(一部の市町村を除く。)をした世帯以外の世帯から、記入済みの調査票を回収します。調査員は世帯から提出された調査票を市町村に提出します。
 調査員には、統計法(総務省)別ウィンドウで開きます。により、調査上知り得た秘密を漏らしてはならない守秘義務が課せられており、違反に対しては罰則も設けられています。

国勢調査員は重要な役割を担うことから、次の要件を満たす人の中から選考されます。
 ① 責任をもって調査の事務を遂行できる者であって、原則として20歳以上の者であること。
 ② 秘密の保護に関し、信頼のおける者であること。
 ③ 税務・警察に直接関係のない者であること。
 ④ 選挙に直接関係のない者であること。
 ⑤ 暴力団員その他の反社会的勢力に該当しない者であること。
 これらの基準に照らして選考された人を、総務大臣が非常勤の国家公務員として任命します。調査を実施する際、国勢調査員は「国勢調査員証」という身分証を必ず携帯しています。(文責:事務局)
参考:港北区 自治会町内会活動のしおり - 横浜市ほか


【地域活動に必要な「アイデンティティ(identity)」(地域活動ワンポイント知識)】

2016年06月02日 | 地域活動豆(ワンポイント)知識
【地域活動に必要な「アイデンティティ(identity)」】

<自分自身を形成>
 昭和8(1933)年にドイツにナチス政権が誕生したときに、祖国を捨ててアメリカに渡ったエリクソンという精神科医は、他の治療機関で手に負えなくなった問題行動を起こす青年に、独自の心理療法で施して、きわめて高い治癒率を上げました。この、エリクソンが提唱した治療の概念が、「アイデンティティ(identity)」。

 だいたい、私たちは青年期において、自分探しの旅ではありませんが、「自分とは何か、これからどう生きていくのか」「どんな人間になるのか、どんな仕事についたらよいのか」「社会の中で自分なりに生きるにはどうしたらよいのか」といったことに悩みながらも、自分自身を形成していきます。

 ところが、これができないと自分のやるべき事が分からないまま日々を過ごし、場合によっては、熱狂的なイデオロギー(カルト宗教や非行など)に染まりやすいと説きました。これが、いわゆる、政治的非行、宗教的非行、不良グループ、ヤクザ、暴力団。

 これは頭の善し悪し、テストの成績の良い悪いとはまったく関係ありません。どんなに成績が良くても、性格が良くて聞き分けの良い子であったとしても、自分が何者であるのかがきちんと形成されなければ、結果として、それを怪しげなものに求めてしまう危険性があるのだそうです。

 ある宗教団体の信者が地下鉄にサリンという猛毒を持ち込んで、多くの犠牲者を生むテロ事件を起こしました。この事件に関わった人物は、組織を運営し、あるいはこういった薬品を作り、綿密な計画を作り実行できるという、科学者であり医者でありリーダーであり、まことに優秀な頭脳を持つ者でした。

 いわゆる、どんなに優秀な頭脳をもっていても、自分どう生きたら良いのかというアイデンティティを持たないと、何かに頼らなくてはならず、その精神の隙間に魔の手が忍び込んでしまいます。

<アイデンティティとは>
 アイデンティティとは、「自己同一性」とも言われます。自分を何と同一化するのかというと、いろいろあります。両親であったり、優秀なご先祖様や尊敬する恩師、歴史上の人物、あるいは、誇りある日本の文化、歴史、風習に同化させることです。
 これがどういうことかというと、過去、現在、未来という時間の縦軸と、家族や地域、国家といった横の広がり、そういった集合体の一部であると認識することになります。

 ですから、もし、縦軸も横軸も集合体の一部であるという認識がないと、「私だけの個体」の範疇でしか考えられなくなってしまうので、自己の都合、自己の利益が優先してしまい、目先の金儲けや一時的な快楽に走り、あるいは、被害者を自称する加害者になってしまいます。

<アイデンティティを身につけると「忠誠性」が養われる>
 さて、エリクソンは、若い時にしっかりとしたアイデンティティを身につけると、人間の根本的な性質としての「忠誠性」が養われると説いています。
 この「忠誠性」とは、、様々な社会的価値やイデオロギーに自分の能力を捧げることのできる性質のことを言います。両親、地域、組織、国家といった社会を形成するものへの忠誠心でもあります。
 そして、日本という国は、家族と家族が協力しあって集落や村を形成し、そういった地域コミュニティが集まっていつの間にか国家を形成していたという国柄を持つ国です。
 この、国全体が家族だといういわゆる国体という文化が神話の時代から延々と受け継がれています。その地域コミュニティの様々な取り決めを行うのが政治であり政体です。人の上に立つものは、みんなが豊かに暮らせるためにその立場があります。
 そしてそういう仕組の中に、自分自身を置き、社会の中でしっかりと生きて、その勤めを果たしていく。それが日本人のアイデンティティです。

 地域で活動する私たちが、新羽の歴史、横浜の歴史、日本の歴史を学び、新羽を築いたすごい先輩方の功績を学ぶということは、、過去、現在、未来への流れの中の一部であり、広く地域や市政や国家の一部であることを認識して、未来に向けて新羽地域を持続していけるよう、アイデンティティーを改めて考え認識することにつながります。(文責:事務局)

参考:アイデンティティ: 青年と危機  エリク・H. エリクソン著 ほか