最高の運動会日和、たくさんのご来賓にご高覧いただくなか、本当にすばらしい大会でした。
実行委員の皆さま、本当にお疲れ様でした。
優勝は「新羽町町内会」、準優勝「自治会」でした。
10月21日(日)新羽中学校の校庭をお借りして、第39回新羽地区健民祭が開催されました。台風が二つも迷走し週末の天気が心配されましたが、遠く太平洋沖を通過して健民祭日和の晴天に恵まれました。
小川港北区長、県会・市会議員の皆さま、新羽中学校、新羽小学校、新田小学校校長先生をはじめ、たくさんのご来賓が見守るなか、8時30分、新田小学校特設音楽クラブの演奏で昨年優勝の南町内会を先頭に、新羽地区8町会の入場行進が始まりました。
競技はラジオ体操からはじまり全部で18種目あります。運動会定番の世代別の徒競走、マラソン、玉いれをはじめ、幼児が新羽特産の大根やレタス、きゅうりなどのお買いものをシミュレーションする「買い物ゲーム」、シルバー世代中心にゲートボールやグラウンドゴルフの練習成果を発揮していただく「グランドボール」、小学生がスピードとパワーで競う「綱取り」、時事や地域のことを題材にしたクイズに会場の全員が回答する「ウルトラクイズ」など、幼児からシルバー世代まで幅広く楽しんでいただける種目となっています。
各町会で得点を競う町会対抗競技は6種目。「ムカデリレー」は練習の成果がかならず結果にむすびつきますので、各町会とも始まる直前まで熱心に練習。「綱引き」も全体重をいかに綱に託すことができるかというコツを研究し作戦を練るなど、単なる力試しの域を超えつつあります。
「小学生及び一般のバラエティーリレー」は魚釣り、ハードルなどをクリアしてゴールしなければならない障害物リレー。関所のカードをめくって、関所番に勝つことができれば近道、負ければ遠回りの「関所破り」と、運動神経だけではなく、落ち着いた対処と要領のよさ、運まで味方にしなければ勝利を手中にすることができません。
そして、小学校低学年から一般女子・40歳以上の男子まで、各世代11人のかけっこ自慢が競う町会対抗リレーが大会の最後を飾ります。優勝や順位の行方が左右されるので、会場全員の目が8人の第一走者に向けられ、スタートのピストルが鳴る直前は、一瞬静寂に包まれます。アンカーがゴールテープを駆け抜けるまでは会場の誰もが息を飲んでトラックに集中、まさしく大会のクライマックスにふさわしい競技です。
健民祭は、港北区役所、新羽地区社会福祉協議会の後援と地域の企業、団体からの多大なるご支援のもと、年度当初からスポーツ推進委員を中心に、青少年指導員、子ども会、運営経験者による総勢100人を超える実行委員会を組織して準備が進められます。また、新羽中学校、新羽小学校、新田小学校先生方のご支援は、いつもながら大変心強いものです。新羽中学校では会場をお借りするだけでなく、100名もの生徒が前日からスタッフに加わって体を張って貢献してくれました。地域コミュニティの低下が叫ばれる中、これだけの力を結集してイベントに取り組めるということに、関係各位に深く感謝申し上げます。