ＡＥ１ ＭｋⅢ

　わが家のメインスピーカー、イギリスのＡＥ（アコースティック・エナジー）社のスピーカー「ＡＥ１　ＭｋⅢ」です。あいうえお
　ちなみにオリジナルのＡＥ１を設計したフィル・ジョーンズ氏は、現在は「ａａｄ」というメーカーを立ち上げています。私は以前、ＡＶ用にこのメーカーが販売している「Ｓ－５」を使っていました。でも、現在のＡＥ社とジョーンズ氏は全く関係がありません。因縁深いのやら何なのやら。
　このスピーカーの音は簡単に言えば「さっぱり、くっきり、まっすぐ」です。値段はかなり違いますが、比較対象としていたのはウィルソンベネッシュの「ａｒｃ」で、こちらはややフォログラフィック（？）な音に感じました。ＪＯＢのＤＡＣと相まって非常に澄みきった音を聞かせてくれます。このブログにもブックマークしてある「教授の日記」の制作者は私の友人ですが、彼の好む音と私の好むそれとはかなり違う方向を向いていると思います。でも、彼の自宅を訪ねるたびにいつも思うのは「好むと好まざるとにかかわらず、よいものはよい」ということです。自分の好みとは違ってもよいと感じるものは絶対にありますね。食べ物でも、人でも。自分の好みに気付くことができた人は幸せです。