お久しぶりです。
ちょっとアメリカ国内旅行に出ていたり…などで更新が途絶えてしまい、申し訳ございませんでした。
さて、どこへ行っていたかというと、カリフォルニアにある「ヨセミテ&セコイア国立公園」に行っていました。
上(↑)の写真は、ヨセミテにあるミラーレイクという、夏には水が涸れてしまう湖です。
なんとこの湖を見に行く途中で、野生の熊に会いました!!
シャトルのバス停から、往復一時間ほどの距離。
朝早い時間だと、湖が鏡のように反射してきれいに見えるというので、8時半過ぎ頃からテクテク歩き始めました。
バス停から数分後。
遠くのほうからダーンダーンという音が聞こえ、「どこかで熊よけゴム弾でもレンジャーが打ってるのかな?」なんて静かに話しながら、パートナーと日本から遊びに来ていた妹と3人だけで歩いていました。
(何の音だったかは、今だに分かりません)
その直後、パキパキと枝を踏む音が聞こえました。
ふと見ると、シナモンブラウン色のフサフサした顔に、つぶらな黒い瞳、長い鼻の熊が、道路わきの茂みにいました。
30~35メートルほどの距離。
写真を撮ろうなんて色気を出さず、何事も無くて本当に良かったです。
実はちょっと写真撮れないかな…と、後ずさりしながら考えていたのです。
後で妹にそのことを話したら、「シャッター音で興奮したらどうするの!子連れじゃなくて本当に良かったのに!」と怒られました。
子連れの母熊だったら、間違いなく襲われていたそうです。
でもこの熊はすぐに私達に気づき、森の奥へと去って行きました。
ヨセミテのビレッジやトレイルには、人間の食べ物の味を覚えてしまった動物がよく出没します。
そして、それを捕食する動物(マウンテンライオン)もまた出没します。
熊は人間の食べ物の味を覚え、キャンプ場などによく出るそうです。
熊が人間の食べ物に触れないように対策を立てていますが、減ってきたとはいえ、まだ熊は闊歩しています。
動物とのちょうどいい距離。
それを保てるよう、人間の努力が必要なのだとつくづく感じた出来事でした。
これは、その後見に行った湖のほとりにいたカリフォルニアジリスです。
朝だったのでまだ人に数人しか会わず、とても静かで落ち着いた場所でした。
この時期朝夕に活動する熊も出てくるわけです。
旅行の写真を少しずつ載せていきますね☆