
見ている間、色々と心の中で突っ込んでたんですが、一番大きくツッコミたかったのは「あずきかよ!!」でした(笑)
物語は両親の離婚で父と姉と別れ、母の実家の田舎に来た正少年は、村?のお祭りで「麒麟送子」に選ばれた。
人間世界を闇へと沈めようとする加藤保憲と対決する正少年!そこへ日本全国から妖怪が集まって!?という話。(大雑把すぎな説明)
なんかもう、すべて「あずき」に持っていかれて感想があまりなかったりします(^^;)
正役の神木くんは可愛かった!頑張ってた!スネコスリも可愛かった!
私は河童の川太郎が面白かったなー。
正くんの戦いを、祭りと勘違いして日本全国から集まって来る妖怪たちがおかしいですね。
妖怪あずき洗い役の岡村さん、オイシイ役じゃないですか!あなたが世界を救ってくれました!って感じですね(笑)
シリアスな加藤とお祭り騒ぎの妖怪たちの対比が面白かったです。
あ、数秒だけ出て来る安部晴明。数秒だけなんてもったいない!
「形から入るのじゃ」と麒麟送子の衣装を着るように言う近藤正臣さんの妖怪も面白かったですね。
大天狗は渋かったのに、あれだけなんて…機怪になってしまっただろうけど、元に戻れたのかなあ。
ラスト、大人になった正には、スネコスリが見えないのが切ないですね。
加藤もいたけど…続編あるのか?それとも人間がいる限り、悪は滅びないと言いたかったのか…。
さて、妖怪雑誌の編集者・佐田役の宮迫さん!
最初は祭りで麒麟送子に選ばれた正を写真に写す、というので登場!取材に来てたのでしょう。
その後、スネコスリの正体を知るために?鳥取の水木しげる記念館までやって来た正くんと偶然出会う佐田さん。
そこで子供の頃、妖怪に助けられた事を話す佐田さんの演技は落ち着いていて、良かったです。久々にシリアスな宮迫さんが見れたと言うか。シリアスっていうか、変にテンションが高くもなく、お笑いもなく、って感じで好きです。
そして危うく雑誌が休刊になるのを止めたらしく、編集長役の佐野史郎さんと屋台で飲んでいたら、デカイ機怪(ガメラもどき)の下敷きに。
でも運良く助かり(編集長はどうしたのかな)、正くんの戦いを目にします。
だけど妖怪は見えないから、押されたり叩かれたりしてもわけわかんないのです。何も見えなかったら間抜けだよな(^^;)でもちゃんと宮迫さんは演技してましたね。
そしてお祭りだから誰かが持って来たのでしょう、突然目の前にビールが!(しかも麒麟ビール)それを飲むと、妖怪が見え出す佐田さん!
麒麟じゃないと見えないんでしょうかね(^^;)
ともかく妖怪たちが見えた佐田さんが「妖怪大戦争だ~!」と叫ぶのです。
そして正くんの後を追って、子供の頃助けてくれた川姫を見つけて…状況がイマイチ分かってなかったんでしょうね。川姫に会えて嬉しくて、彼女の所までダイブすると…佐田さんも世界を救った一端を担ってます(笑)オイシイ役でしたね、宮迫さんも。
ラスト、正くんの嘘を信じたようでしたが、本当はどうなんだろう?信じたふり?子供に気を使わせちゃいけないよ~佐田さん。
後半は頑張って目立ってくれたので、良かったですv