テレビ徒然記

面白いテレビ番組やドラマ、または映画を見た感想を、ミーハーにぼちぼち綴るブログです

パイレーツ3・正直な感想

2007-06-30 22:26:09 | 映画・DVD
5/27の記事で、パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンドの感想は書きましたが、ちょっと無理して書いた感想です。
それを言えばプレステージについても、真面目に考察してるような感想ですが、ヒュー萌えポイントはまた後日書くとして…。

ウィル応援隊の私としては、死んじゃった→ダッチマン号の船長になった、というのは悲しかったんです!
普通にエリザベスと結婚して幸せに暮らして欲しかったよー!
今頃こんなこと書くのは、私と同じ気持ちの感想を読んだからです(^^;)
良かった、私と同じ気持ちの人がいた、って。
パイレーツではジャック船長ファンが多いので遠慮してたんですが(^^;)、デイヴィ・ジョーンズの心臓をすぐに刺せないジャックを見て「何やってんだよ!躊躇うのは心の弱さか!」と心の中で叫んでました(^^;)

だからエンドロールの後のシーンは、せめてもの救いね…と思ったんです。

そしてバルボッサ応援隊でもある私は、彼の評判が良いのに気をよくしています(^^ゞ

ラッキー・ユー/LUCKY YOU

2007-06-23 21:04:13 | 映画・DVD
エリック・バナ主演、ドリュー・バリモア、ロバート・デュバル共演の『LUCKY YOU』を観て来ました。

主人公・ハックの恋の成就と、父親との対決・和解のドラマですが…舞台がポーカーというギャンブルの世界で、恋愛と父親を超えようというありがちなドラマでしたね。
淡々と観てしまったなあ。
現代物のエリック・バナさんは素敵でしたけれども(今まで『トロイ』のヘクトル兄上が印象強かったので)。
ドリュー・バリモアも可愛かったですけどね。
何か足りないなあという感じ。
ポーカーの世界大会で父親を負かして優勝!という流れかと思ったけど、そうでもないし。

この物足りなさ感は、オーランド・ブルーム主演の『エリザベス・タウン』と同じかな。ハリウッドの恋愛物って、淡々と感じるのか…。
コメディ要素が入ると面白いのかな?
ヒュー・ジャックマン出演の『恋する遺伝子』は牡牛に例えるなよ!とツッコミつつも、良かったし…。ああ、泣いてひどい顔のヒロインに「綺麗だよ」と言うグッと来るセリフがあったな、ヒューには(^^;)
ヒューは胸板を必ず披露してくれますが、エリック・バナもしてくれたよ!そこはラッキー♪と思ったよ(^^;)

それからハックのルームメイト?がオーストラリアのバスケ中継を見ていたのにはニヤリとしてしまいました。アメリカのNBAじゃなくて、オーストラリアなのは、オーストラリア俳優のエリック・バナだからかなーと。
そういう小ネタには笑えました…。

プレステージ

2007-06-10 16:20:49 | ヒュー語り

実は海外版DVDで公開前に見ちゃった私。でも英語ですから、キャラクターの細かな心理とかは分からず、字幕がついた公開を待ち望んでいました!
初日と今日と2回、DVDを合わせて3回見た時点の感想を書きます。



まず…この作品、ジャンルを決めるのは難しいかも、と改めて思いました。
原作はファンタジー文庫として刊行されてますが、テスラが作った装置はSF風味を添えています。
冒頭でアンジャーの死を見せられてボーデンが犯人として捕まり…とミステリーか?とも思えます。私はサスペンス要素もあるなと思いますし、全部ひっくるめた映画なのかなーと。
ライバルマジシャン同士の競い合いを期待していくと、騙された~と思うわけですね(^^;)
良い意味で騙されたと思ってもらえるのはいいけど、騙された・つまらなかった、と思われるのは切ないですね。
主演のヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベールはとても良い演技をしているし、脇のマイケル・ケインやデヴィッド・ボウイ、アンディ・サーキスも良かったので、多くの人に見て欲しいなあと思うのです。
まあでも、感想は人それぞれなので、愚痴っぽいことはここまでにして(^^;)

アンジャーは、最初は死んだ妻の復讐という気持ちがあっただろうけど、途中からはボーデンに勝ちたい思いだけに囚われていたようですね。マジシャンとしての腕はボーデンの方が上だと認めていたけれども、やっぱり勝ちたいと。(コールドロウ卿としてボーデンの前に現れた時にそういうことを言っていました)
だからカッターの「ボーデンのことは忘れろ」とか、テスラの「装置は壊せ」という忠告をきかなかった。
エンターテイナーとしてはアンジャーの方が賞賛されるんだけど、やっぱりマジシャンとして、一番になりたかったんでしょうね。
最後の台詞「観客のあの表情(が見たいから)」にそれが窺えます。根底はそれなんだけど、やり方が恐ろしかったし、無罪のボーデンを死刑台に送ってしまった。
カッターの言葉を借りると「取り付かれて」しまったのでしょうね。

一方のボーデンは飄々としています。オリビアが自分の前に現れた時に、アンジャーのタネを教えるとか言われて「本当に?」と笑った表情が一番ムカつくんですが(笑)
でも彼も妻には自殺されたし、オリビアには去られたし、悲劇ですよね。
だって双子の片割れは生きていて娘と一緒に暮らせるけど、ボーデン=マジシャン・プロフェッサーは死んだからもう二度とマジシャンとして舞台に立つことは出来ないから。
彼もアンジャーに執着してたようですが、一番大事だったのは双子であるお互いですよね

なんだかラストはカッターと一緒で、やるせなくなりましたよ…。カッターはアンジャーの良さも、ボーデンの良さも知ってたから、二人が確執の果てにあんなことになって、やりきれなかったんじゃないか…と思います。

オリビアは…アンジャーと一緒にいたら彼に惹かれ、ボーデンの元へ送られたらアンジャーに裏切られたと思ってボーデンに惹かれ…とちょっとなあと思いました(^^;)
気の毒な役回りだったかもしれないですね。

テスラ&アリーはそこそこの出番ですが、存在感あり!で良かったです。さすがデヴィッド・ボウイ&アンディ・サーキスだ!ってことで。

ボーデンの妻・サラはさすがに夫の秘密には気付きますよね。ウソの日が辛すぎるって、本当に言葉通りだったんだろうな…サラも可哀想な人です(T-T)

なんだか暗い話ですが、マジックの舞台で演じるヒューは華やかで素敵でした~♪
色んな変装も見れて良かったし(笑)
でもDVDで見た時のラストはショックでしたけどね。私が見た彼の作品の中で、初めて死んじゃう役だ~(><)とね。
あと、ボーデンを陥れた黒い笑顔とか(卿の時ですよ)、オリビアに怒る所とか、色んな表情も見れてお腹いっぱいです。

この映画、見る度にまた違う感想が出て来そうなので、今回はこのへんで。


300<スリーハンドレッド>

2007-06-09 21:13:57 | 映画・DVD
先行上映で観て、本日正式公開初日で2回目鑑賞!
デイヴィッド・ウェナムが好きな私は、彼がスパルタンの一人=ディリオスとして出演すること、重要な語り部であることに期待して行きました!
事前に公式サイトやアートブックなどで、グロテスクっぽいシーンがあるなあと感じていたので、覚悟していたせいか、血や腕や首が飛ぶシーンがありましたけれども、それほどスプラッタでもなく、何とか観れました(^^;)



さて、とにかく『戦う』映画でしたね。スパルタンの強さ、格好良さがよく分かる作りだなあと。
派手なのはステリオスでしたねー。そしていつの間にか、ステリオスとコンビになっていた?隊長の(隊長は名前がないような)息子・アスティノス!
二人で戦っていたシーンは素直にカッコイイ!と思っちゃいました
ああ、それなのにアスティノス…
屈強スパルタンの隊長と言えど、息子を失って我を失い、隊列を乱しちゃう所は人間味があって良かったです…。

レオニダス王、成人の儀式の時からそうですが、常に冷静ですね。さすが王の貫禄を感じます。
王妃ゴルゴとのやり取りもとても良かったです
しっかりとした夫婦の絆があり、情愛が感じられて。
王妃様も戦っておりましたね、議会というか、セロンと。
セロンは欲に塗れた政治家で…いつの時代にもいるんだねー

ペルシャ側、クセルクセス大王はえらくレオニダスより背が高い、という印象でした。衣装やメイクがマンガっぽい…ペルシャ軍もマンガっぽい(^^;)
スパルタンが目立っていたので(当たり前)、クセルクセスがもったいないというか、もっと出番があったら良かったのに。
でもスパルタ王は前面に出て戦い、ペルシャの王は見てるだけという対比にしてたのかな。

そしてディリオス!その名を呼ばれたのは目を負傷した後半じゃないのか?
それはともかく、屈強スパルタンの中にいて、妙に可愛い感じを受けました(笑)
髪は短くて金髪できらきらしてるし、隊長にタメ口きいていたようなので、レオニダスや隊長と友でもあるんだろうけど、二人に比べてほんわかした感じだし(笑)
でも、一人だけ戦列を離れるのは辛かったでしょうね。王の(友でもあると私は信じるよ)命令(最後の頼みだし)だから承諾しましたが、本当は最後まで一緒に戦いたかったに違いない…。
で、王妃様に首飾りを渡すシーン。ディリオスも王妃様も台詞はなく、瞳で全てを語るというか。首飾りを王妃様に握らせる所でうるうるしました…2回目でもそこでうるうるしてしまいました。
王妃もディリオスもそしてレオニダスも辛いだろうなと思って。
その後、議会で語るディリオス!
一年後、スパルタンとギリシャの連合軍を率いて檄を飛ばし、さらには何と先陣切って突撃!なんてカッコイイんだーーーっ!(≧▽≦)
これは予想してなかったので驚き、でも嬉しかったです!!
きっとディリオスの隣には、レオニダスの魂も一緒にいた、なんて思いますね。

ディリオスだけじゃなくて、もちろんレオニダスも良かったし、期待以上の映画でした♪



世界ふしぎ発見・テルモピレー300人の奇跡

2007-06-03 14:30:19 | ドキュメンタリー/教養
昨日のふしぎ発見は、映画『300』でのテルモピレー(映画やパンフではテルモピュレイと表記)の戦いを扱っていました。
『300』の先行上映を観に行っていたので、ふしぎ発見は録画(^^;)
いやいや映画のシーンが割と流れていましたね!

クイズの問題&解答は映画とは違ってほのぼのしていました(笑)
だって髪の毛の手入れをするスパルタ兵とか、チーズケーキを食べるスパルタ兵(またはオリンピックに出場する古代ギリシャの戦士)とか想像するとほのぼのしますよ

市場に行ったレポーターが魚屋さんや肉屋さんに、おとーさんと呼びかけてましたが、本当におじさんが多かったですねー。日本なら威勢のいいおばちゃんとかいるのに、買物客までおじさんが目立っていたような

10代の頃はギリシャ神話とか読んで、ゼウスとかアポロンとか名前を覚え、パルテノン神殿とか見たいとギリシャに憧れてましたねー。
神話を題材にしたマンガやアニメも好きでした。
なので今回のふしぎ発見は、もし『300』を知らなくても楽しめましたね。
レポーターが食べていたギリシャ料理、私も食べてみたいです。