先行上映で観て、本日正式公開初日で2回目鑑賞!
デイヴィッド・ウェナムが好きな私は、彼がスパルタンの一人=ディリオスとして出演すること、重要な語り部であることに期待して行きました!
事前に公式サイトやアートブックなどで、グロテスクっぽいシーンがあるなあと感じていたので、覚悟していたせいか、血や腕や首が飛ぶ
シーンがありましたけれども、それほどスプラッタでもなく、何とか観れました(^^;)
さて、とにかく『戦う』映画でしたね。スパルタンの強さ、格好良さがよく分かる作りだなあと。
派手なのはステリオスでしたねー。そしていつの間にか、ステリオスとコンビになっていた?隊長の(隊長は名前がないような)息子・アスティノス!
二人で戦っていたシーンは素直にカッコイイ!と思っちゃいました
ああ、それなのにアスティノス…
屈強スパルタンの隊長と言えど、息子を失って我を失い、隊列を乱しちゃう所は人間味があって良かったです…。
レオニダス王、成人の儀式の時からそうですが、常に冷静ですね。さすが王の貫禄を感じます。
王妃ゴルゴとのやり取りもとても良かったです
しっかりとした夫婦の絆があり、情愛が感じられて。
王妃様も戦っておりましたね、議会というか、セロンと。
セロンは欲に塗れた政治家で…いつの時代にもいるんだねー
ペルシャ側、クセルクセス大王はえらくレオニダスより背が高い、という印象でした。衣装やメイクがマンガっぽい…ペルシャ軍もマンガっぽい(^^;)
スパルタンが目立っていたので(当たり前)、クセルクセスがもったいないというか、もっと出番があったら良かったのに。
でもスパルタ王は前面に出て戦い、ペルシャの王は見てるだけという対比にしてたのかな。
そしてディリオス!その名を呼ばれたのは目を負傷した後半じゃないのか?
それはともかく、屈強スパルタンの中にいて、妙に可愛い感じを受けました(笑)
髪は短くて金髪できらきらしてるし、隊長にタメ口きいていたようなので、レオニダスや隊長と友でもあるんだろうけど、二人に比べてほんわかした感じだし(笑)
でも、一人だけ戦列を離れるのは辛かったでしょうね。王の(友でもあると私は信じるよ)命令(最後の頼みだし)だから承諾しましたが、本当は最後まで一緒に戦いたかったに違いない…。
で、王妃様に首飾りを渡すシーン。ディリオスも王妃様も台詞はなく、瞳で全てを語るというか。首飾りを王妃様に握らせる所でうるうるしました…2回目でもそこでうるうるしてしまいました。
王妃もディリオスもそしてレオニダスも辛いだろうなと思って。
その後、議会で語るディリオス!
一年後、スパルタンとギリシャの連合軍を率いて檄を飛ばし、さらには何と先陣切って突撃!なんてカッコイイんだーーーっ!(≧▽≦)
これは予想してなかったので驚き、でも嬉しかったです!!
きっとディリオスの隣には、レオニダスの魂も一緒にいた、なんて思いますね。
ディリオスだけじゃなくて、もちろんレオニダスも良かったし、期待以上の映画でした♪