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テレビ徒然記

面白いテレビ番組やドラマ、または映画を見た感想を、ミーハーにぼちぼち綴るブログです

アメイジング・グレイス(2006)

2011-09-11 23:00:00 | 映画・DVD
今春、日本でも公開されましたが、その時は興味なかったのです。
ベネディクト・カンバーバッチが出演しているというので、レンタルで鑑賞。

英国で奴隷貿易廃止の活動をした政治家、ウィリアム・ウィルバーフォースのお話。
ウィルバーをヨアン・グリフィズが、ウィルバーの親友であり首相であるウィリアム・ピットをカンバーバッチが演じました。
アメイジング・グレイスとは、元奴隷船の船長でのちにそれを悔いて聖職者となったジョン・ミュートンが作詞した讃美歌。
何となく耳にしたことがあるメロディでしたが、作詞にはそういう思いがあったのか、とこの映画で初めて知りました。
もちろんウィルバーフォースのことも、恥ずかしながら初めて知りました。

廃止法案がなかなか議会に通らず、病気の静養で友人宅に来たところ、なぜかお見合いを仕組まれる(^_^;)
相手は年下の若いバーバラ。最初はそりが合わないように見えましたが、実は気が合うことばかり。
彼女にこれまでの事を話す形で、物語が進みます。そして彼女に励まされて、再び法案を通すために戦うことに。

その前に結婚式でバーバラの希望でアメイジング・グレイスが歌われるのですが、歌声を取り戻すウィルバーに涙
そして法案が圧倒的賛成で可決された時には感動しました!
いや最終的に通ることは分かっていたのですが(鑑賞する前に事前に調べたりしたので)、ウィルバーの途中での挫折とか見てるから、より感動するんですよね。
その時、ピットが傍にいればなあとしみじみしました。

ということで、ピットのカンバーバッチさん、良かったです!
まずねえ、20代前半で首相になれちゃう英国議会に驚きましたが、若い力で何かやろう!友人となら出来る!と強気のピットが素敵でしたね。
首相になってからも、友人として応援したり、忠告したりと、ウィルバーとの関係が良かったです。
ウィルバーやピットのような政治家が日本にもいればねえ、と思ってしまうわ
ウェストミンスター寺院で、隣同士で眠ってるんですね。

あと脇役の中で気になったのが、クラークソン。一度隠居?して、子供を授かったんですね。あやしていたら、復活したウィルバーに呼びに来られて参ったなとか、ウィルバーと馬を相乗りしてゴルフするピットの所へ来ていたずらっ子のように企んだ瞳をして違う法案の話をするとか、いよいよ今回こそは法案が通るぞという時は髪を切ってさっぱりしたところとか、面白い人でした。
弁護士のスティーブンもイケメンだったなあ。
もちろん内容も見応えのある作品でした!

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

2011-06-14 22:18:11 | 映画・DVD
3ヶ月ぶりに映画館で映画を見ました~。

X-MENシリーズにはイマイチ物足りなさを感じてたので(ウルヴァリン:X-MEN ZEROは別)、ファースト・ジェネレーションもどうすっかなーと思ってたんですが、見に行っておいた方がいいかもと考えて、行って来ました。

今回、ブライアン・シンガー監督が製作に加わったからか、ミュータント達の葛藤に重きが置かれていたように感じました。
あのミスティークが最初は普通の人間に憧れていたとか、マッコイくんの悩みとか。

そしてやっぱりX-MEN映画はエリックとチャールズの話だね!と改めて思ったり。
第2次大戦中に捕えられ、母親を殺され、モルモットの扱いを受けたエリックが、復讐に燃えるのは察しが付きますね。
ただその中に善意が残ってるとチャールズが指摘したシーンは良かったです。
この二人、理解しあってるようで相容れない部分もあるので、袂を分かつことになるのが切ないですね。
チャールズはなんというか、良い人すぎるというか、本当に聖人君子みたいなので、そこを尊敬しつつも、エリックはそんなチャールズが受け入れられないんじゃないでしょうか。
この二人、複雑なので難しいよ

でもクライマックスのあたりで、「傷つけたくない」(とか言いながらテレパシーの邪魔をするために殴るけど)や、チャールズに弾丸が当たった時は動揺したり、「味方でいて欲しい」(いてくれ、だったかな)と言うのは切なかったし、本心だったのでしょうね。
あと、「寂しいから」エマ・フロストを仲間にしに行った時の「寂しい」も本音だろうと

チャールズは…家族愛というものに薄い子供時代だったので、ミュータントの仲間は疑似家族みたいなものだったのかな。
(お坊ちゃまなところは、ローガンの子供時代と同じだなーと思ったよ
その中でもエリックに対しては、放っておけないと感じたのかなあ。やんちゃな子供を見守る親心か?
や、しかし若い頃はナンパだったのねえ。ビックリよ
そりゃミスティーク、になる前のレイブンちゃんが焼きもち妬くわな。ナンパなところは人間臭かったけど、やっぱり若い頃から聖人っぽい。
悟った感じだったよね。
だけど、エリックがショウを殺そうとする所で葛藤というか苦しんでたのは、なんつーか、ああ教授でも悩み苦しむ時があったんだと安心?しました。
あれはショウの意識と同化してたんだよね?だからコインを受けた物理的な痛みもあったろうし、エリックを止められない悔しさとか、彼が人殺ししちゃう悲しさとか、色んな思いがあったと思う。

さて、ショウは最後はあっさりでしたねえ
ニコラス・ホルトくんは悩める若き科学者で、ビーストなんだけどマッコイくんと、くんづけしちゃいます。
でもチャールズとは、エリックとはまた別の、良いコンビぶりに感じました♪
他の若きミュータントの中では、アレックスが良かったです。

ところでこれ、新たな3部作になるのかな?私的には続編あってもなくても、どちらでもいいけど
マカヴォイくんが良かったので、あったら見に行っちゃうかも。

最後にカメオ出演してた方、貫録があったので若き教授と磁界王でも、あっさりとスカウト諦めたのかな(笑)

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010)

2011-04-18 18:05:15 | 映画・DVD
WOWOWで視聴。

ギリシャ神話の神と、人間の間に生まれた子供-デミゴッドであるパーシーの大冒険!
軽いノリで見られるエンターテインメントに仕上がってましたね。
日本ではだいたい同時期に公開された『タイタンの戦い』とかぶるところがありましたが(メデューサとか)、まあ同じ題材をもとにしてるから、仕方ないですね(^_^;)

現代のファッションの時の神様方が良かったです(笑)

これは続編があるのかな?ショーン・ビーンのゼウスがまた見たいし、ポセイドンもなかなかカッコ良かったので、続編でも出るといいですねv

ナルニア国物語第3章/アスラン王と魔法の島

2011-03-10 18:40:20 | 映画・DVD
2D吹替え版で鑑賞。



エドマンドはさらにカッコ良く成長してましたね!
2番手とか、お金持ちになりたい?とか、心の闇の試練がありましたが、無事に乗り越え、カスピアンともさらに深い絆で結ばれたようです。
白い魔女の誘惑もありましたが、その誘惑には勝つわね!と安心して見ていられました♪

ルーシーは十分綺麗なのに、自分の事は気づけないもの。姉のスーザンのようになりたいと願ってしまう。
そんな虚栄心に打ち勝ち(アスランの助けもあったけど)、危うく決闘になりそうだったエドとカスピアンを止めたり、やはり「頼もしの君」です♪自分より年下の女の子には優しいお姉さんになってました。

カスピアンも逞しくなってましたね!男前です~(^^ゞ
でも可愛い女の子にはちょっとクラッとしてしまうのか、青い星の女の子には見とれたようです。
スーザンが忘れられないようですが…(妃を迎えられるのか心配よ~

ユースチス(言いにくい確かに)はね~憎たらしい子全開だったけど(笑)ドラゴンになったあたりから良い感じになりましたね。
リーピチープ(こっちも言いにくいんだ…言い間違える)とのコンビが良かったですね!
そのリーピチープがアスランの国に行っちゃうなんて~寂しいわ。

朝びらき丸は遊園地のアトラクションになりそうなデザイン(^^ゞ
船長は渋かったですね。

さて、続編はあるんでしょうか?ありそうな雰囲気で終わった感じですからね~。
カスピアン@ベン・バーンズが出るなら見たいです。(^^ゞ

英国王のスピーチ

2011-03-02 20:45:18 | 映画・DVD
アカデミー賞作品賞を獲ったので、日本でもにわかに注目されてる?レディースデーだったせいもあるのか、人が多かったですね。
私は、1・英国王室ものが好き、2・最近コリン・ファースに注目してる、というわけで見て来ました。

国王というよりは、一人の人間としての成長を描いていたようですね。
ライオネルの変わった治療法に戸惑い、悩みながらも、吃音を克服してゆくなかで、大人の男同士の友情が静かに育まれていった感じを受けました。(ジョージ6世が怒鳴る時もあったけど)
妻のエリザベスも献身的に夫を支えてましたね。娘のエリザベスが女王になるんだなーと思いながら見てました(^^ゞ

チャーチル首相を演じた人、どこかで見たことあるなあと思いつつ、歴代首相はジョージ6世に優しいように見えたので(当たり前か…でも『ヴィクトリア女王 世紀の愛』の時は野心家の人ばかりに見えたから)ラストの演説を見守り、「おめでとうございます」(戦争の演説に対しておめでとうは違和感あるけど)と言ってくれたのは嬉しいなと思いました。
で、調べると、チャーチルを演じたティモシー・スポールさんは『魔法にかけられて』のナザニエルを演じた人だったんですね!

そうそう、ライオネルの家族も良い雰囲気でしたね。こちらは息子ばかりで、ちゃんと父子の会話もあって安心したし、奥さんがライオネルさんが国王と諍いになっちゃって落ち込んでいるのを見抜いて助言を与える所は良かったです。

ヴィクトリア女王 世紀の愛(2009)

2011-02-27 21:05:19 | 映画・DVD
WOWOWで放送されたのを見ました~。

19世紀の英国の女王ヴィクトリアの若い頃のお話。
英国王室関係としては、ケイト・ブランシェットさんのエリザベスや、ナタリー・ポートマン&スカーレット・ヨハンソンの『ブーリン家の姉妹』、それからキーラ・ナイトレイの『ある公爵夫人の生涯』も政治絡んでたし…と結構見ています。(なぜかヒロイン物ばかりね)
上に立つ者の孤独と恋愛で悩むのはどれも同じかな?

私はアルバート公を応援しちゃったな。最初は弱気だったんだもん。頑張れ!って親目線(^_^;)
アルバートのお兄ちゃんも理解あるというか、弟の恋を応援してたので(叔父のレオポルド王に反発心もあったのか??)好感度は上がりました(笑)
ヴィクトリアが女王になった後、最初は突っ張ってアルバートの協力を断ったり、アルバートも押しが弱くて(^_^;)、じれったいなーと思いましたが、何とかくっついて良かったです。
ちゃんと二人で統治したんですね。(^^)

それからメルバーン卿がポール・ベタニーって、エンドクレジット見るまで気づきませんでした(^_^;)

そして憎まれ役をまたまたマーク・ストロングが演じてましたね。

皇太后さんの助言があったので、良かったなと思えました。

RED

2011-02-14 22:03:38 | 映画・DVD
2011年初の映画鑑賞は『RED』(2月が初とは遅いよ
モーガン・フリーマンさん出てるし、カール・アーバンも出てるというので見に行きました。

REDとは「危険な年金生活者」という意味だったんですね。
アメリカは何才から年金もらえるんでしょう?ブルース・ウィルスはまだそんな年寄りでもないのにね~と思いつつ。
「ジイちゃん」と言われるのはからかいの意味もあるんでしょうね

モーガンさんは、あれそこで退場?と思ったら生きてて、でもやっぱり途中退場でした
最後までいて欲しかったなー。

ヘレン・ミレンさんは気品のある元スパイというか。セレブとして潜入するのがよくお似合いでした。

カール・アーバンは若手のCIAってこと?もう中堅辺りの年齢のような気がしますが
どうも最後は味方しそうだな~と思ったらその通りだったね。良かったですけど

楽しく見れる映画でした。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009)

2011-01-27 21:21:18 | 映画・DVD
WOWOWで放送されたのを見ました。
悪のウルトラマンの声が宮迫さんということで、見たいと思っていたのです。
事前に知らなければ、宮迫さんとわからない感じでした。
なかなかの悪ぶりでしたが、レイブラッド星人に乗っ取られる時は可愛い感じの声でした(笑)

タロウの石丸博也さんやゾフィーの田中秀幸さんはすぐにわかりましたよ!
最近の声優さんは知らないけど、ベテラン声優さんはわかります
なので、タロウの戦闘シーンには燃えました

光の国の設定は初めて知ったので驚きました
私が好きで見たのはティガ・ダイナ・ガイアなので、ウルトラマンの定義が若干違うもんねえ。
ダイナのアスカが客演してましたね。旅の途中か、なるほどね~。

怪獣を扱うレイ君とか知らなかったので、ウィキで調べると本当にウルトラシリーズはいっぱいありますね。

映画だとお祭り的でいっぱいキャラが出て、楽しかったです。
ハヤタさんやダンさんは別格で、いつもオイシイなあ

この映画の続編が昨年公開されたんですよね。
またレンタルかテレビで放送されたら見よう

2010年に見た映画

2010-12-27 23:00:00 | 映画・DVD
2010年に映画館で見た映画を振り返ろうと思います。

<洋画>
誰がため
シャーロック・ホームズ
運命のボタン
タイタンの戦い
アイアンマン2
インセプション
魔法使いの弟子
ガフールの伝説
シングルマン
ロビン・フッド

<邦画>
板尾創路の脱獄王
ゴールデンスランバー
武士の家計簿

合計13本、昨年よりは少なくなりました
『インセプション』がダントツに良かったので、あとはどれもそこそこ面白かったレベルです、私の中では…。
キャラクター的には『タイタンの戦い』のドラコ隊長に萌えました(笑)
堺雅人さん主演の映画は、堺さんを堪能出来たし、ストーリーも楽しめましたが、総合的にはやはり『インセプション』かなー。
うーん、今年は難しい…よし、☆で評価をつけてみよう。

☆☆☆☆☆/インセプション

☆☆☆☆/タイタンの戦い、ゴールデンスランバー、武士の家計簿

☆☆☆/誰がため、シャーロック・ホームズ、シングルマン、ロビン・フッド

☆☆/アイアンマン2、魔法使いの弟子、ガフールの伝説、板尾創路の脱獄王

☆/運命のボタン

ロバート・ダウニーJr主演のホームズとアイアンマン2の差は、ジュード・ロウの差です(笑)

今年はヒュー・ジャックマンの映画がなかったので、寂しかったー。
(結論はこれ?

来年はまた面白い映画があるといいなー。

ロビン・フッド

2010-12-12 18:20:03 | 映画・DVD
ラッセル・クロウ主演の『ロビン・フッド』、見て来ました。
特に思い入れがあったわけではないですが、ケイト・ブランシェットさんのカッコ良さぶりを見たいなあと思って。

お話は、“ロビンがロビン・フッドになるまで”を描いたのかな。
そんなにヒーローヒーローしたロビンではなかったですね。終盤は軍を指揮するまでになったけど、英雄気取りではなかった。周りが英雄扱いするというか。
ウォルター・ロクスリーがロビンの過去を知ってたのが、ちょっとご都合っぽいかなあとは思ったけど、面白かったので良しとしよう

ラッセル・クロウも良かったです。ウォルターの前では息子みたいになっちゃうとか、可愛い面もあったし。
ケイトさんのマリアンもカッコイイけど、夫の死を知って動揺したり(ロビンを案内しながら躓きそうになる所)、knightとnightを間違えたり可愛い所もありました♪

マーク・ストロングさんのゴドフリーは、普通の悪役だったなあ。もっと何かやらかしてくれるかと思ったんですが…。しかしジョン王を裏切って彼に憎まれてるし、ロクスリー親子を殺してマリアンに恨まれてるし、戦の場面では誰にやられるんだ?と思ってましたが、無難にロビンの矢にやられて収まりましたね

ロビンの仲間のリトル・ジョン(最初の方でロビンと殴り合った人)を演じた人は何かの映画で見たはず、と悶々としてたら帰り道で思い出しました。
『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のブロブだ!スッキリしたー
ケヴィン・デュランドさんというんですね。調べたらラッセル・クロウとは『3時10分、決断のとき』と共演してるし、今度またヒュー・ジャックマン主演の『Real Steel』にも出てるみたい。楽しみだ。

そしてノッティンガムの代官役。気の毒だったけど、演じたのはマシュー・マクファディンさん、オーランド・ブルームやマッツ・ミケルセンも出る『三銃士』のアトス役の方でした。こーゆー人だったんですね。アトス役が楽しみです。

リチャード王を演じたダニー・ヒューストンさん、他の方のレビューを読んで出てたんだと気付きました。なぜかいつも見てる時はわからないよぅ

男臭い映画でしたけど、ジョン王の妃になったイザベラ、フランスの味方(何しろフランス王の姪なんだし)かと思ったら、ゴドフリーの裏切りをジョン王に伝えましたね。
イングランドとフランスが戦になっては困ると思ったのかな?その辺がちょっと分かりにくかったので残念でした。

全体的には楽しめたので、見て良かったです。