真実を見る力

たくさん流される事柄

ありあまる物事

ひとつひとつに気を奪われれば見失いそうな真

まるで次々にやってくる嵐の海に浮かぶ小舟のようだ

状況を無視すれば転覆してしまう

自分にとって何が真であるかを見極める心の目を澄ましていよう

誰かが流す事柄が何を目的にやってくるのかを知ろう

巧妙に優しさや愛をちりばめて美しくみせているものは脆い

簡素で控えめでありながら
近付けば輝きを放つものの中にこそ真がある

見極めるのは自分の芯なるもの

芯なるものを奥におきながら
繊細に表を見渡す力を極めよう

誰かが発した言葉に真の言霊があるのか見極めよう

いつも答えは自分の中の芯にあるはず

静寂の中に浸る時をたびたびとりながら自分を信頼して
惑わされずに

真は自らが知っている

それを見てそれを聞いてあたたかな温もりが心に湧いたならそれは真だろう

不快になり気落ちし暗いイメージが湧いたら一歩下がってみよう

考え続けると迷い子になり出口が解らず真も失いやすくなる

考え過ぎず自分の中心に意識をおいて心の声を聞いてみよう

尋ねてみよう信ずべき自分に

義なる自分でいる限り

必ず真を感じることができるはずだから