リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

飛べない翼 石井徹也

2010-05-02 23:10:48 | アユの流し目/雑記帳
石井徹也は焼津の出身だったという。

 その縁で作品 21作が静岡県立美術館に寄贈されている。

 伊藤若冲を見に立ち寄った美術館で代表作を見た。

飛べなくなったひと

 この作品を見て二つのことを感じた。

1.「飛べなくなった人」と 無題「生ゴミになった青年がかいてある」の二作が展示されていたが、「とべなくなった人」は頑丈なケースに入っての展示だったが、「なまごみ」の方は、無防備に裸でてんじしてあった。
 どちらも すばらしい作品とおもったし、ボクには「生ゴミ」の方がきになるくらいであったのだが、評価された方だけが尊ばれている。と言う印象。作者は死後も、世間との違和感を感じていると思う。

2.「飛べなくなった人」の翼にある模様は、村山隆のカワイ系のシンボルを揶揄したものと理解して いいのかな?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伊藤若冲 モザイクの系譜 | トップ | 5月2日(日)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アユの流し目/雑記帳」カテゴリの最新記事