リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

まだ知内川に通っている。

2006-11-14 22:44:21 | 琵琶湖”逍遙”撮影記
 ビワマスの産卵シーンは撮影したのだが、まだ知内川に通っている。
もっと、ビワマスの産卵が見たい。撮影したいんだ。これは業のようなものだと思う。

 10年ほど前、サツキマスの産卵を撮影に吉田川、亀尾島川に通った。通い詰めても、一シーズンに1回くらい、産卵シーンが撮れれば良い方だった。サツキマスはホントに数が少なくて、オスかメスのどちらかがアマゴであることが多かった。ほれぼれするくらい立派なサツキマス同士のペアの撮影は長年通っても2例くらいのものだった。

 ビワマスはサツキマスから考えたら、比較にならないくらい数が多い。
まず、産卵する川が多い。そして、遡上する数が多い。しかも、河川残留型が産卵に参加しないから、ペアがどちらも大型だ。

 今日は朝から高速で出かけて、2ペアの産卵を撮影した。

 産卵の直前。

 ビワマスのメスはカメラのすぐ近くにやってくる。
水中ハウジングの全面は水中では鏡のように反射している。他のメスが近づいて来ないか、威嚇のための行動だと思うが、「身繕い」をしているように見えることがある。

 時間が許すならば、何日でも何時間でも、ビワマスの産卵を見続けていたいと思う。でも、そろそろ潮時のようだ。産卵の撮影は明日まで、そう思っている。
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6 コメント

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エンドレス (かんとく)
2006-11-16 16:12:46
執念の産物。水面の光がいい。こんな絵がほしかった。もっとロコツでもいい。
先般京都で食したのと色合い、もようががちがうのは婚姻
色ですか?
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ビワマスの顔 (ニイムラ)
2006-11-16 12:18:33
サツキマスと比べて、顔が丸っこいからか、ビワマスはどちらかというとアマゴに似た顔をしていると思う。大きさが全然違うし、目に星がないけどね。
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荒神山 (nakao)
2006-11-16 11:48:19
ヨカッタデス。
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昨日はどうも、ナカオさん。 (ニイムラ)
2006-11-16 10:21:55
荒神山絶景
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12月でも (おだ)
2006-11-15 21:38:24
おそらく12月に入っても産卵してると思いますよ。
しかし、ビワマスの顔つきってサクラマスとは違いますね。海育ちと湖育ちの違いでしょうか?
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Unknown (nakao)
2006-11-15 11:49:05
琵琶湖通い、お疲れ様です。ビワマス、見ていて飽きないですね。おかげで研究のほうが進まない…。彦根南部の川を何箇所か見てきましたが、簡単に姿や産卵床が見つかりました。やはり、湖東は多い年のようです。
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