ふじみたか

　2006年13月を生きている。
毎年、年の取りこぼしをしているのだが、今年は特にひどい。

　2006年の仕事、琵琶湖のDVDの製作が大詰めなのが原因だが、年明け早々、オヤジが精密検査などを受けたものだから、結果を一緒に聴きに行くことになった。
　結果は、大事無いということで、それはおめでたいことだった。
　
　そのまま、上京する事にしたのだが、その途上である幸運があった。
実家近くのインター横のガソリンスタンドで給油した。ハンドルが重かったのでタイヤに空気を入れようとしたのだが、ガソリンスタンドでタイヤを購入して交換している家族がいた。店員から高速の走行は危険だと言われたようだ。
　たしかに、丸坊主の恐ろしいタイヤで、横も磨り減っている。

　空気を入れるのはよして、そのまま高速に入ろうかと思ったのだが、医者面談が5分ほどで終わったので、大幅に時間があった。
　ゆっくりと、コーヒーなどを飲みながら、タイヤ交換の顛末を見物していた。

　そして、それでも１0分くらいかな。タイヤ交換家族を後にボクは高速の上にいた。

　少し走ると、ふいに、パトカーが現れ、赤色灯を回転させた。ひやり　とする。しかし、ボクではなかった。ナンダと思うと。

　前の車がハザードランプを点滅して止まった。事故である。
大型トラックに小型車が突っ込んでいる。
小型車は前がめりこんでいる。救急車は未だ来ていない。

　ひやりとする。
もしかして、ガソリンスタンドでまったりしていなかったら、事故に巻き込まれたかもしれない。


　教訓である。
　今年はすこし、余裕を持って急ごう。


　さて、画像は薩唾峠したの由比サービスエリアからの富士山だ。
　2007年が良い年でありますように。