リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

鳴戸でアメリカカブトガニ捕獲

2009-03-09 10:28:57 | 異人録 外来生物を巡って
だれだ、放したのは!鳴門に外来種・アメリカカブトガニ(読売新聞) - goo ニュース

 何が見つかっても大して驚かない自分がいることが哀しくもあるがのだが、カブトガニ。
 いったいいくらくらいの値段なのかと検索してみたら、こんなものが売られていた。

 鳥羽水族館

 生身を売っているところもあるのだろうな。飼っても面白くはなさそうと思うのだが、他人の趣味のことまではわからない。


☆テキスト版

だれだ、放したのは!鳴門に外来種・アメリカカブトガニ
読売新聞2009年3月8日(日)18:07

だれだ、放したのは!鳴門に外来種・アメリカカブトガニ
(読売新聞)

 徳島県鳴門市瀬戸町沖で北米産のアメリカカブトガニが見つかり、7日、地元で公開された。

 捨てられたペットらしい。周辺海域では在来種の生息は確認されておらず、影響は少なそうだが、専門家は「生態系を守るため、絶対放さないで」と訴えている。

 体長約30センチのメスとみられ、同市瀬戸町堂浦の漁師、横瀬健二さん(33)が、北泊漁港沖約5キロで底引き網漁をしていて捕獲。漁協に水槽を借りて一時保管し、同市の鳴門ウチノ海総合公園で開かれた朝市で展示した。

 横瀬さんは「在来種でなくて残念。ペットなら、最後まで責任を持って飼うべきだ」と話した。カブトガニは、岡山県笠岡市立カブトガニ博物館に引き取ってもらうことが決まった。

 同館主任学芸員の 惣路紀通 ( そうじのりみち ) さん(52)によると、在来種はかつて徳島、香川両県沿岸でも生息していたが、子の生息に必要な干潟、産卵できる砂浜といった良好な自然が減り、もう見られない。

 今回のカブトガニは、飼えなくなって海に放したとみられるといい、「繁殖力が強く、つがいで放されると在来種が駆逐される恐れがある。他の生物に害を及ぼす危険もある」と、放流を戒めている。


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