リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

伊藤若冲 モザイクの系譜

2010-05-02 22:41:32 | アユの流し目/雑記帳
5月1日。東名高速を下っていた。夜遅くに出発しようと思ったが、静岡で伊藤若冲の展覧会があるというので、静岡に寄ることにして昼過ぎに出発した。

 伊藤若冲 アナザーワールド

 朝日新聞に、この展覧会で展示している。
《樹花鳥獣図屏風》静岡県立美術館蔵
 が若冲の真筆というよりも、工房作ではないかという評論が紹介されていた。
 


 その評論によると もう一作のモザイクが プライスコレクションは
工房作でもなく、「質の悪い模写」だという。



 ボクは名古屋でプライスコレクションを見たのだが、会場の目玉ではあったが、見事におもしろくなかった。
 そんなこともあって、静岡県立美術館のものを見たが、やっぱり おもしろくない。真筆とか工房作、また模写ということは気にもしていなくて、なんで あの作品が話題になるのかが判らない。

 若冲はともかく、鶏だし、鳥だ。
 プライスコレクションで彩色された鶏には衝撃を受けたが、今回見た水墨画の鶏には感銘を受けた。
 60歳以降にかいたという鶏はいいなあ。そのほとんどが個人蔵というのはうらやましと思ったのだった。

 ところで、前回 プライスコレクションを見た後、アユの描き方が気になって、京都に動植綵絵を見に行った。

 そのことは以下のブログに書いた。
若冲は誘惑する アユとコイ

アユの12ヶ月 岐阜新聞 より

 若冲 紫陽花の誘惑

 こうしてみると若冲については、よく書いているな。
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