べつのことを探していて、こんなコラムを見つけた。
アサクサノリの野生個体群は全国的に減少していて宮城県では三カ所で確認されているという。その全ては今回の地震で被災している。長面湾ののんびり村にはよく泊まったのだけど…
海藻養殖の今昔
抜粋
平成11 (1999)年になって、宮城県内の沿岸をあちこち探して、亘理町鳥の海、石巻市万石浦、桃生郡長面浦の3箇所で干潟に生えているアシの根元や杭に生育しているアサクサノリを見つけることができ、野生状態でまだ細々と生き延びていることは確認できた。遺伝子保存のためのジーンバンクで、アサクサノリのコンコセリス糸状体は維持されているとは言うものの、野生の個体群は今のところ宮城県以外では3箇所知られているだけのようである。東北地方から九州まで広く分布し、とくに内湾にはごくふつうであると信じていた種類が、わずか30年あまりの間に希少な生物であると言わなければならなくなった変化には、この種類だけではないとはいえ、改めて驚いている。
アサクサノリの野生個体群は全国的に減少していて宮城県では三カ所で確認されているという。その全ては今回の地震で被災している。長面湾ののんびり村にはよく泊まったのだけど…
海藻養殖の今昔
抜粋
平成11 (1999)年になって、宮城県内の沿岸をあちこち探して、亘理町鳥の海、石巻市万石浦、桃生郡長面浦の3箇所で干潟に生えているアシの根元や杭に生育しているアサクサノリを見つけることができ、野生状態でまだ細々と生き延びていることは確認できた。遺伝子保存のためのジーンバンクで、アサクサノリのコンコセリス糸状体は維持されているとは言うものの、野生の個体群は今のところ宮城県以外では3箇所知られているだけのようである。東北地方から九州まで広く分布し、とくに内湾にはごくふつうであると信じていた種類が、わずか30年あまりの間に希少な生物であると言わなければならなくなった変化には、この種類だけではないとはいえ、改めて驚いている。
http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/kenkyu/kikuchi-asakusanori/kikuchi-asakusanori.htm#AnchorA-3.2