リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

3D映像の安全指針 

2010-04-10 03:15:21 | アユの流し目/雑記帳
3D映像に初の安全指針案 国と業界、規格作り(朝日新聞) - goo ニュース

 世界標準をつくることは苦手だが、こういった指針となると日本には能吏がおおい。
 アメリカや韓国にやられっぱなしの標準化? ここでがんばっているけど、少し違うんではないか?
 こういって規制は、現場で淘汰されていくモノだ。他の国は従わないから、日本の国内だけで足かせになる。

 ■3D映像の安全指針案(骨子)

【映像制作者向け】

・立体感を強調しすぎない

・2台のカメラの色や上下のずれを少なくし、撮影タイミングをしっかり合わせる

【メーカー向け】

・左右の映像が反対側の目に「もれる」割合を小さくする

・画面のちらつきを少なくする

【視聴者向け】

・画面が二重に見えたり疲れを感じたりしたら見るのをやめる

・顔を傾けず、画面の正面、適切な距離から見る

・子どもの視聴には特に気をつける



 ☆テキスト版

3D映像に初の安全指針案 国と業界、規格作り(1/2ページ)

2010年4月10日3時2分

 テレビなどの3次元(3D)映像による体への悪影響を防ぐため、国と業界が協力して初の安全指針案をまとめた。経済産業省はこれをもとに検討委を設けて議論し、年度内にも国際標準化機構(ISO)に提案する。3D普及に向けた国際規格作りをめざす。

 3D画面は、左右の目に映し出された別々の映像を脳が再構成することで、立体に見える。立体感の演出が強すぎると、立体ではなく映像が二重に見えて、目が疲れる。

 ものが画面から手前に飛び出したり奥に引っ込んだりしているように見えても、実際の目のピントは画面までの距離に合ったまま。この「矛盾」が大きくなると、疲れや不快感が増す。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の研究で、動きの激しい動画を見せたときの「映像酔い」が、2次元より3Dで強まる可能性が示されている。

 指針案では、映像コンテンツ制作者には、立体感を強調しすぎないことなどを要求。ディスプレーメーカーには、左右それぞれの映像が反対側の目にもれて二重に見えるのを防ぐ工夫などを求めた。

 視聴者には、立体視の脳機能が未熟な5歳以下の子どもの視聴には気をつけることなどを推奨した。また、顔を傾けて両目の高さがずれると、映像が上下にずれて二重に見えてしまうことを指摘。ソファなどに横たわっての視聴は不向きだ。

 業界では、これを取り込む動きがすでに始まっている。今月3Dテレビを発売するパナソニックは、こうした内容を「取り扱い説明書で視聴者に説明する」とし、6月発売予定のソニーも「(視聴者への)注意喚起方法を検討している」としている。

 指針案は経産省の委託を受け、同省が所管する産総研と、業界団体の電子情報技術産業協会(東京都千代田区)、主なディスプレーメーカーなど約60社で作る「3Dコンソーシアム」が、国内外の学術論文約130本をもとにまとめた。

安全指針の国際規格化について、経産省基準認証政策課は「3D市場が健全に育つ基盤をつくることで、日本だけでなく世界に貢献できる」としている。(小宮山亮磨)

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