長良川漁協 アユ生態独自に調査
中日新聞 社会面 20050714
水資源機構打ち切り受け 堰の影響見極め
長良川河口堰(ぜき)=三重県桑名市=のゲートが全部閉まり本格運用が始まった一九九五年七月以降、アユやサツキマスの漁獲量が減り続けている問題で、中流を漁場に持つ長良川漁協(事務所岐阜市、玉田和浩組合長)は、アユとサツキマスの遡上(そじょう)・降下状況など、魚の生息実態を独自に調査すること . . . 本文を読む
長良川漁業協同組合の長良川調査会が発足した。
長良川河口堰の建設が始まった当時、まだ環境調査の計画は無かった。
建設反対の声が高まり、その争点が環境であったことから、建設を続けながら、環境を調べるという妙なことになったが、ボクは長良川河口堰の建設が始まる前から、サツキマスの調査を漁師さんの協力を得て行っている。
その調査とは、38km地点で漁師さんが出荷する前のサツキマスの大きさと重さを量 . . . 本文を読む
川にアユがいない、ということを考えた。
今年は13年ぶりに発生した黒潮の大蛇行が、居座っている。
黒潮大蛇行1年、沿岸漁業に打撃 (産経新聞) - goo ニュース
写真は、三重県のHPから見ることのできるNOAAの衛星画像。
三重県科学技術振興センター水産研究部より
長良川にアユがいないことに、黒潮大蛇行による伊勢湾の水温低下を関連図づけることは、実情に合わないことは、ブログ
ボラ騒ぎ . . . 本文を読む
ボラが大量に遡上して、アユが遡上してこない。
長良川の今年のアユの不漁。その原因について考えた。
○水資源開発機構による説明
漁協で行われた、和田元副学長(中部地方ダム・河口堰管理フォローアップ委員会委員)による説明は、2点。
・台風23号によって、アユの産卵親魚と卵が流されてしまった。
・黒潮の大蛇行により海水温が低下して、アユの成長が悪く、生残率が低かった。
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しかし、 . . . 本文を読む
学識経験者がいて、事業者がいて、被害者がいる。
薬害エイズと長良川河口堰による環境破壊、そのカタチはずいぶんと違っていると思う。
でも、学識経験者という「作り出された」第三者が、その事業なり、製品の格付けをして、評価をする。
その図式はとてもよく似ている。
安部英元副学長と厚生省、ミドリ十字
和田吉弘元副学長と建設省、水資源開発公団
互いに、持ちつ持たれつ、権威として祭り上げ、利用しあ . . . 本文を読む
長良川河口堰の運用10年で初の説明会だという。驚いた。
ボク自身、7年ほどの組合員だが、今回が漁民に対する初めての説明会だという。
通常の記者発表などと違って、和田元副学長は、かなり本音の部分を話したと思う。
そこで、改めて、確認したことがある。
元副学長は、長良川河口堰ができたら、
もう、自然に対して手の施しようが無いと言うことを、よく理解していた。
そこで、アユの放流事業を指導し、 . . . 本文を読む
長良川河口堰御用達学者への反論
長良川漁協で長良川河口堰モニタリングの委員の今年に不漁についての考え方についての説明会があった。
和田委員によれば、不漁の原因は
1.台風23号により、川が荒れた。
2.黒潮の蛇行により、冷水域(冷水塊のことだとおもう)が出来、アユが育たなかった。
ボクは、違う原因を考えていたので、パワーポイントのデータを用意して参加し、お許しを得て、以下の資料を説明した。 . . . 本文を読む
今年のサツキマス漁が終わった。
38km地点の漁師さん、大橋兄弟が今年漁獲した「サツキマス」の数は33匹だった。
この数が、どんな意味をもつものなのかは、このリンクを見て下さい。
昨年までの漁獲数(サツキマス) 長良川河口堰HPより
ここしばらく減少傾向がみてとれたものの、それを遙かに下回る漁獲高だった。
漁の終了は、電話で知らされていた。ただ、確認したくて、久しぶりに漁場にお邪魔した。
. . . 本文を読む
サツキマスは何処へ行ったか。
塩焼きにして食べてしまったのだが、少し事情を話さなくてはならない。
何度となく書いてきたことだが、今年のサツキマス漁は今までにない不漁となっている。
数も少ないのだが、捕れる魚も、とても小さなものだ。
この小さなサツキマスがどういう由来のものか、つまり、ホントに海にまで下ったものかどうか、調べてみようと、手を尽くして、魚を集めている。
ボクが必要なのは、大き . . . 本文を読む
多分今週中に梅雨に入るだろう。
そこで、梅雨入りの準備にこのところ忙しくて、ブログ更新が沈殿してしまった。
何が、忙しいかというと、家の外壁の塗装を大急ぎでしている。
ともかく早く建てる事を優先した我が家は、ほとんどの部分を、設計者任せにしてしまった。生活よりもデザイン性を優先した設計者は、外壁を木材にしたが、こいつは、定期的に塗り替えをいなくてはならない、4年くらいに一回は塗るように言わ . . . 本文を読む
ボクの住んでいるところは、岐阜市の北のはずれにある。
河口から56kmのところで、長良川はこれより上流から、徐々に山間を流れる。
川沿いの人は、ホントによく、川を観て暮らしている。何でもない県道沿いの喫茶店が、釣り人の溜まり場所であったりする。
近くの喫茶店繭はあさ、モーニングを目的に行く店だが、釣り上手が大勢揃っている。マスターに、サツキマスが釣れたら連絡するようにお願いしてあった。
こと . . . 本文を読む
流し網が漁場の端まできて、網をたぐる時が来た。
それまでは、真っ暗な中で作業しているが、網を揚げるときは、ライトを点ける。
巨大なギンブナ、コウライニゴイなどが揚がってきたあと、水中にきらめく姿があった。
サツキマスは、緑がかったウグイス色の光を反射する銀箔のフォルムをしている。
しかし、その姿はホンの一瞬しか見えない。
修さんが素早く、素手か、タモ網かですくい上げるからだ。
サツキ . . . 本文を読む
漁師さんは兄弟で漁をしている。
普段の年は、昼間と出荷は兄の亮一さんの仕事、夜の部は弟の修さんが担当する。
その修さんがボクにつけたあだ名がある。
「精進男」(しょうじんおとこ)
である。精進料理のしょうじんだから、生臭くない。つまり、さかな臭くないということ。
ボクが船に同乗すると不思議とサツキマスが獲れないということで、付いたあだ名だ。
実際は、そんなことはなくて、最盛期のころには、毎 . . . 本文を読む
長良川は河口を無くしてしまった。
河口堰があろうと、繋がっているではないか、と思うかたは、このグラフを見て欲しい。
これは、長島町油島での水位変動と名古屋港の潮位変動だ。
(厳密には高さは同じではないけど、変化する幅としてみて~)
2005年5月25日の実測データで、横軸が時刻、縦軸が水位(潮位)でcmで表してある。
ブルーで示したのが、長良川河口堰上流の油島
ピンクが名古屋港である。
すこし . . . 本文を読む