新潟久紀ブログ版retrospective

R6.7.8-R6.7.14新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年7月8日(月)
梅雨末期になると新潟県では過去幾度もの大雨災害を思い出す。新発田市に大雨警報に加えて土砂災害警戒情報が発表され、市が避難所開設ということで、県の出先たる我が振興局も緊張感が走る。河川の水位や監視カメラ、雨雲レーダーなどパソコンで一括して分かる有難さを感じながら状況把握に専念する。

●令和6年7月9日(火)
新発田市の荒川川の上流にある絶景の渓谷「剣龍狭」への誘客について、地元住民の思いを聴きつつ、街なかの敬和学園大学生の若い感性による意見を頂いた。近くの大温泉街で美しい景観のポストカードを売るなど小さな取組から、子供への魅惑で家族連れを誘う仕掛け等々、提案を誘発する座談会にできた。

●令和6年7月10日(水)
定年近くもまだまだ皆勤と考えていたが、大腸憩室炎に急遽襲われ安静優先の事態に至ると、父が50代で急死した遺伝性も勘案し、何時どうなるかを考える必要性を改めて感じる。県の地域振興局長職には副長職が無いので、いざ私の不在時の代理代替を案件や情勢を想定して考え始めると気遣うべき事が多い。

●令和6年7月11日(木)
新発田市の幹部達と懇談した。個々人の既往健診情報を基に特定健診への誘導内容を工夫するナッジ理論活用による受診率向上や、地区単位での体操クラブ展開による介護予防など全国的にもトップ水準に感嘆。在外通勤の企業従業員の関与等による取組の持続性確保対策に関して県地域機関も知恵を出したい。

●令和6年7月12日(金)
民間事業者の路線バス削減を踏まえた地域公共交通対策として、コミュニティバスとデマンド乗合をハイブリッドした独自の取組を新発田市幹部から拝聴。需要下がれば廃止を掲げて地域住民の責任意識を高め、委託経費の徹底効率化など努力に頭が下がる。観光情報の発信時に利用を案内するなど応援したい。

●令和6年7月13日(土)
大腸憩室炎対処の抗生剤を飲み切らないうちに主治医の外来日程の都合で再検査となった。当初の腹痛は治まるも何となく気怠さが抜けないのだが、採血の結果では更なる治療は不要と診断。服薬も生活制約も不要なのだが、未だ病み上がり不調感があるのは気持ち的に負けているのかも。心神の脆弱さを痛感。

●令和6年7月14日(日)
出張土産の菓子を頂きサクランボフレーバーがチョコスポンジに負けている味わいからカキ氷のシロップは同じ味でも色で食味を錯覚する話など思い出す。猛暑の影響かサクランボは我が管内の聖籠町や山形県でも異形発生が多いと聞く。加工して捌ける菓子などの製造品目と販路確保も大事だなと併せて思う。

(「R6.7.8-R6.7.14新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式に続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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