近隣諸国が攻撃してくる可能性があるのに国が無防備でいるわけにもいかないでしょう、という意見があります。
まあ警察や海上保安庁があるのですから、領土侵犯、テロ、武力攻撃を国内で鎮圧したり、飛来するミサイルやテロ予防の対策をとる位は憲法に書かなくても任務のうちでしょう。
でも、それ以上の攻撃力や憲法の認める正式な軍隊をもつ必要性はどうなんでしょうか。
「日本は国連の一員なのだから、国連の多国籍軍に加わって戦い人命を差し出さなければ国際社会からズルイと言われる」?
けれども、国際人権規約B規約は、「良心的兵役拒否」を人権と認めています(第8条第3項)。
「日本は国民全員が良心的兵役拒否です」とを表明して戦争参加をお断りさせていただき、その代わり大いに独自の国際貢献をすればいいのではないでしょうか.
町の中であなたは警官を他の人に任せて守ってもらう代わりに、違うことで社会貢献しています。これと同じく、地球の上であなたは武力鎮圧を国連軍に任せて守ってもらう代わりに、違うことで社会貢献することは道理にかなっています。そのような国連に育てていくことも同時に必要ですが…。
日本が国際貢献としてできることは、少なくありません。たとえば、
★和平交渉の仲介、国連活動。たとえば国交のない国の間の紛争を調停する。
★世界の平和的機関の集積地になる。
★行政と消防と警察と医療関係で世界一の「国際救助隊」を組織。そして、地震、火災、水害、爆発、感染症等で困っている国に、災害救助チーム派遣、医療チーム派遣、医薬品、医療機器等の供与。
★地雷除去、流出原油除去など、戦争の後始末技術の提供。
★復興費用援助、食料や水の援助、技術援助。
★国連のユニセフ活動の支援。
★人権救済活動
★被爆などの戦争体験に基づいた平和教育、報道。
人命は失いたくないけれど、これも命掛けの尊い仕事です。
でも人を殺傷したり恨みを買って復讐で攻攻撃されるような戦闘とは違います。
いくらでも日本らしい貢献方法があります。
イラク戦争に自衛隊を派遣した日本に、アルカイダがテロの予告をしましたね。アルカイダには日本政府の復興支援という言い分など、全く通じませんでした。
日本が軍隊も軍事同盟ももたず中立になれば、誰から警戒されたり恨まれることもなく、アメリカ、スペイン、イギリスなどで起きた同時テロが襲ってくる恐怖も減るというものでしょう。これも素晴らしいメリットではないですか。
軍隊をもたずに国際貢献できる道はあります。
だったら、“軍国憲法”に改悪するのと、今の第9条のまま平和憲法を護(まも)るのと、皆さんはどちらを選びますか?
→そのために、その国際組織を守るための能力が必要になりますね。http://world-reader.ne.jp/renasci/next/yawata-030510.html
『● たとえばスイス』から下をご覧ください。
★行政と消防と警察と医療関係で世界一の「国際救助隊」を組織。そして、地震、火災、水害、爆発、感染症等で困っている国に、災害救助チーム派遣、医療チーム派遣、医薬品、医療機器等の供与。
→国際救助隊を派遣するために、相手国は何を求めているかを正確に知るために、"強力な情報機関"が必要だと思います。他国からの情報に頼らず、日本だけで情報を収集しなければなりませんからね。そして、躊躇無く派遣するための"法的根拠"と"相手国との友好関係"。
ただ国際救助隊にも、自衛隊の能力は必要です。すべての国が日本のように災害の後秩序ある行動をするのではありません。むしろ、日本の被災後の秩序ある行動のほうが珍しいです。被災後は治安が悪くなるもの。援助物資の取り合い、簡単に起こることです。援助物資を輸送する車が襲撃を受ける、起こりうることです。
その点を考えないと、国際救助隊に被害が発生します。
(具体的過ぎると書いたのは、第9章 国会、あたりのことです)
現実の脅威である北朝鮮や中国との軋轢が発生した場合どうするのですか?
日本の国土自体の防衛についての疑問ですね。分かりました。
まず、警察や海上保安庁が侵入者を鎮圧・逮捕するという仕組みで国民を守るのということです。情勢に合わせて強化や削減をしますが、現在の自衛隊の軍備と人員のうち、過大な部分は警察に移行する必要がないので廃止します。
何より、他国を攻撃する大量破壊兵器を自国で持たないことが重要ですね。これが周辺諸国との緊張を減らし、相互軍縮ができる説得力になるからです。
となると、外国が大量破壊兵器を使用してくる場合、また、巨大な兵力で攻撃してくる場合、さらには、自爆テロなど新手の攻撃をしてくる場合に、そんな装備では「間に合わない」ことも起こるのではないか、という問題提起ですね。
・諸外国と歩調を合わせるのでその危険が減ることがひとつ。
・宗教、宗派、人種、国籍などによる偏見を排除した公明正大な活動を日本が行えば、日本が狙われることはより減るということがひとつ。
・相手からの攻撃を恐れて軍備拡張をしてもきりがないということがひとつ。
・武力には知恵や新技術で対抗できる部分があり、必ずしも同じ軍備を同じ量揃えることが戦争防止になるわけではないこと(A国が原水爆を100発持つとき日本が同様のものを100発持ったからといって戦争を防止できるとは限らない)がひとつ。
・日本は国として「良心的兵役拒否」をし、国連に守ってもらうことがひとつ。
(家庭に銃火器はもたないが警察はもっていて、警察官を志願する人がいるということの拡張として、日本に固有の銃火器はもたないが国連があって、日本人が志願して純粋な国連組織に参加することを認める考えもあるかもしれない)。
従来は自衛隊と日米安保が日本のセキュリティを支えてきました。日本などの外交努力や国連活動の強化が奏功して周辺諸国がより平和に向かってくるなら、そのときはその度合いにしたがって日米安保という一方に偏った軍事同盟を解消し、各国歩調を合わせて憲法2.0シリーズを採用してもらうのがいいでしょう。そのような環境ですから、ご指摘のような心配はゼロではないですが少ないことでしょう。
日本周辺の国々が憲法2.0シリーズを採用する
ことが前提ですよね??
な ら ば 言 っ て き て 下 さ い 。
中 国 と 北 朝 鮮 に ! !
貴方が、両国に憲法2.0シリーズとやらの採用を
説得できたならば、私も少しは真面目に考えま
しょう。それまでは、失礼ですが、絵空事の
フォルダに「憲法2.0シリーズ」をドラッグ&
ドロップしときます。
ならば言いますよ。よく聞いてください。
我が国もーー日本国憲法2.0にするからーー貴国もーー憲法をーー同様に改正してーー早くーー軍備を縮小しーー人権を確立してーー世界の平等とーー平和の実現にーー協力しなさいーー!!!>中華民国(台湾)・朝鮮民主主義人民共和国・韓国・フィリピンその他世界各国の政府と人民の皆さんーー!!!
それをーー推進するようにーー安倍政権ーー・外務省ーー・国連職員はーー知恵をしぼってーーまじめにーー頑張れーー!!!
それがーーできるようなーー政治家やーー都道府県知事をーー選ぼう!!!>日本国民!!!
左翼撲滅さんが早く絵空事フォルダからデスクトップにファイルをドラッグしてくれるようにね。
そうなると、従来だったら機動隊が出動する場面でも装甲車や戦車、砲兵部隊までも投入することが可能になってしまいます。まるでナチのようだと思いませんか?
それから現在のもっと脅威なのはミサイルと島嶼防衛だと思いますが、それも警察がやるのですか?島嶼防衛となると、敵前逆上陸も任務になりますが・・・
(2)国内での国内勢力または外国勢力の鎮圧のためにどういう武力を使うかですが、当然ながら限度というものがあります。それを超えれば憲法違反であり停止させられ罰せられます。日本国憲法2.0が軍隊をなくし警察に任せたからといって、そんな過度な警察力行使が起こりがちになるとかナチのようになるとかいう必然性はないでしょう。今の自衛隊でも武力を過剰に罪のない人に向けることは物理的に不可能ではないですが、厳しく禁止されているので起こらないのではないですか。軍拡憲法によって軍隊が過度に強化されてしまう方が、国中に軍備や軍人が溢れかえることになり、それが国民に向かってこないかむしろ心配です。
(3)島嶼防衛は警察または国境警備隊が行うでしょうが、逆上陸攻撃は侵略になる恐れがありますから議論になるところでしょう。ミサイル防衛をするかどうか、未来の憲法としては要らないような未来を期待したいところですが分かりません。国境警備隊がパトリオットのような警備をしているイメージではどうでしょうか?
防衛といいながら、国境線論争になっている島を武力で占拠することが、相手国の感情に火をつけて戦争に発展してしまう危険も、頭に入れておかなければいけませんね。外交努力なく自国の論理ばかりで武力を弄べば、民衆を不幸にする戦争につながるものです。
ブラックコートさんへのお答は以上です。
ミサイルとなると、先制攻撃が必要じゃないかという最近の話題を思い出します。ただ、相手がミサイルを打ち込んできそうだから先制してミサイルでそれを爆撃しようという論がありますが、これは自衛の限度を超えていると思います。もし日本が逆の立場で、外国に向けた何かの(攻撃ミサイルか迎撃ミサイルか外国からは定かに分からない)発射台を作ってロケットに燃料を注入した途端、先にミサイルを撃ち込まれるかもしれませんよ。先制攻撃論者はそれは構わないというんですかね。
みたいですね。おかしいなーーーー!せっかく
呼びかけてくれたのに♪
説得できていない以上、絵空事のフォルダ内に
「憲法2.0シリーズ」は入ったままです。
ねえ!ねえ!早く!中国・北朝鮮を説得して!
ねえ!ねえ!早く!中国・北朝鮮を説得して!
ねえ!ねえ!早く!中国・北朝鮮を説得して!
ねえ!ねえ!早く!中国・北朝鮮を説得して!
(1)自衛隊と警察の統合について
今までは組織が違ったので、国内の治安維持に重武装が使われることはありませんでしたが、この憲法では両者が同じ組織になりますので、警察庁長官命令で重武装の部隊が治安維持に出動することは可能になると思います。軍隊と警察を統合するということはそれだけ危険なことです。
(2)島嶼防衛
具体的には北朝鮮の特殊部隊が壱岐や対馬を占領するというケースが考えられます。
その場合現地警察だけでは防衛は無理で、空軍力、海軍力による敵補給の阻止、そして制海権を保持し、地上軍による奪回作戦が必要になります。
それを警察でやることができますか?
それだけの軍事力を警察に持たせるということでしょうか。
(3)先制攻撃論
そのようなことを言っている人もいますが、自分は賛成しません。パトリオットで十分かと思います。