東京保健生活協同組合 看護部・看護学生室ブログ

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4月土曜講座「包帯法・聴診」レポート

2016年05月06日 | 勉強会

こんにちは、東京保健生活協同組合 看護学生室です。

入学・進級などでめまぐるしい4月が、あっという間に過ぎましたね

5月の連休、いかがお過ごしでしょうか。

4月16日(土)、毎月恒例の看護技術講座を大泉生協病院にて開催しました

「包帯法・聴診」

今回のテーマは「包帯法・聴診」の二本立て。

包帯の巻き方を実践で学習!

包帯法は授業内でもさらりと触れる程度のところがほとんど。

整形外科病棟の実習にでも行かないかぎり、実践する機会はなかなかありません。

まずは、環行帯(かんこうたい)・螺旋帯(らせんたい)・蛇行帯(だこうたい)

といった基本の巻き方を学生同士でチャレンジ!

さらに、足首の固定のための巻き方を学んだり、

舌圧子(ぜつあつし)を用いた指の固定法などを実践しました。

聴診の実践

また、聴診器を用いて自分の心音や腹部の音を聞きました。

聴診は、問診や触診などとともに、診察の基本となるとても大事な技法のひとつ。

看護学校によっては、音を聴いて部位と異常の種類を当てる…という聴診の試験があるところも。

正常を知り・異常がわかる

「この音が聴こえたら何々が起こっている!」とわかるようになることが理想的。

まずは、肺の音・心臓の音・腸の音など、それぞれの

正常な状態を知っておくことが異常の発見につながります

実習の中でも自ら聴く機会を作ること、また、胸の上下動も正常な状態を観察しておくこと…など

先輩ナースからのアドバイスをもらいました

参加学生の感想

授業では浅く包帯法を行っただけだったため、復習をかねて再度学ぶことができてすごく学びになりました。(看護専門学校 3年生)

まだ教えてもらっていないことだらけでしたが良い体験ができてためになりました。(看護専門学校 1年生)

次回はポジショニングの実践!

5月の看護講座は5月21日(土)。テーマは「ポジショニング」です。

褥瘡予防や関節拘縮予防などをはじめとして、看護上たいせつな技術です。

実習前にぜひ実践で学んでおきませんか?

詳細はこちら



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