東京保健生活協同組合 看護部・看護学生室ブログ

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勉強会!~心エコー編~

2012年11月05日 | 勉強会
みなさんこんにちわ!
最近めっきり寒くなりましたね…風邪も増えています
そろそろインフルエンザの予防接種をしておきたいですね


さて、先月の外来CC(ケースカンファレンス)では、心臓超音波検査(心エコー)を取り上げました。

心エコーは、胸壁上にプローブをおき、心臓内へ超音波を投入することで
心臓内の構造物や血流を見る検査のことです。
心電図異常の精査や心雑音の精査のために行い、
心筋梗塞や各種の心筋症、先天性心疾患などの疾患の診断に有用です。

毎月行う外来CCでは、病棟・外来から看護師をはじめたくさんの職種が参加します。



講師は検査技師。
検査室に入りきれないほどの職員が見守る中、
心エコーの検査目的や検査方法を聞いて実演。



横になっている実験台(失礼!)は放射線技師の男性です

検査では様々な方法で心臓の動きを見ていきます。



構造物の動きを時間軸で見ていく「Mモード法」
リアルタイムに形態や動態を表示する「断層法(Bモード)」
血流情報をカラー表示する「カラードプラ法」
などなど…。

職員からは
「どの疾患にどんな検査方法が有用なのか分かった」
「カラーで血流がわかるのはすごい!」
などの感想が出されました。

ちなみに今回活躍の心エコーは「TOSHIBA Aplio400」でした