goo blog サービス終了のお知らせ 

音吉丸の酒道楽

音楽(音)吉祥寺(吉)丸の内(丸)と旅行記で構成された徒然日記。思い出を呼び戻せない現状に危惧を懐いた備忘録とも言う

登美の丘ビジュノワール(BijouNoir)2009

2013-02-24 09:06:18 | ワイン

今日のワインは昨年訪れた山梨県登美の丘ワイナリーで購入した「登美の丘ビジュノワール(BijouNoir)2009 / 3,675円)」です


「ビジュ・ノワール」というブドウ品種はなかなか聞きなれない品種なのですが、それもそのはず、山梨県果樹試験場が開発し、2006年に農林水産省に正式に品種登録された新しい品種とのこと。栽培性に優れる「山梨27号」(甲州三尺×メルロ)とワイン品質の良好な「マルベック」を交雑して誕生した新種のブドウのようです(以上、ビジュノワールのボトルの説明書きより抜粋)。ブドウ品種特性はコチラの山梨県のHPをご参照ください

色調は思いのほか薄く、透明度の高い赤紫です。香りは少し青っぽい感覚が残ります。今まであまり嗅いだことのない感覚・・・ブルーベリーではなくブルーベリーチーズとかヨーグルトのような感覚を覚えます。すっきりとした酸に続き喉の奥に残るタンニンの余韻は長く開けて直ぐは硬さを感じました

徐々に香りが高まり、本来のブルーベリーの香りを強く感じます。今まで同様サッパリとした飲み口ながらボケた感覚が徐々になくなります。2種類のパスタ(ポモドーロとボロネーゼ)と合わせましたが、断然酸味のあるポモドーロの方が合いました。ブドウの交雑だけ見ると「メルロXマルベック」の文字からもボロネーゼの方が合いそうな気がしましたけど、不思議です。甲州三尺の影響力が強いのでしょうかねぇ・・・

余談ですが、ソムリエの森覚さんの娘さんの名前には「びじゅ(bijou/ビジュとは宝石を意味するフランス語)」という文字が含まれていらっしゃるようで、娘さんの生まれた2011年モノはいっぱい買われるらしい(笑)ですよ。私も便乗しちゃいましょうかね・・・



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。