夫の言い分

おはようございます。
憔悴しきっているたかためです。
今朝、唐突に夫が
「おい、寺はどーすーだ？」
と言ってきた。


あぁ聞いてるんだ（結局夫には実父との話しは言ってないから）と思い
「行くよ。」
と言った。
「わし町内清掃だけん行けれんけんなぁ。」
と言われ、今だ！と思い
「でも、上の子は連れていかんといけんらしいけん、あたしが連れて行くよ。なんか上の子がおかしいって言われとるらしいし。」
と言ってみたのだ。
そしたら…そしたら…
「わかるだろ、お前も。」
と夫の口から思いもよらない言葉が！！
「は！？」
「わかるがな。おかしい目つきになるだろう。下の子を蹴ったり(実際は蹴るフリ）するときの目が違うだろ。」
ときた。


「…あんたまであの子のことそんな風に言うの？」


一気にやる気が失せた。
何もかも。
それでも、と
「あたしは上の子より、じーさんが孫の指をかんだり、食べとるものを取り上げることのほうがおかしいと思うよ！下の子ばっかりかわいいってみんな言うし、反抗期やストレスでそうなるんだと思うし。実際蹴ってるわけじゃないがん。あんたは出張で留守にするのにそんな時だけ見て何がわかる！？普段あの子がどれだけ我慢しとるかわからんだ！？」
と言ったけど、聞く耳待たず。

最後の砦だと思ってた人までもいっしょになって娘が変だと言い出した。
挙句の果てに
「わしらがお前んちの(実家）こと思ってしてやったのに。」
とか
「素直に受け止めることが出来んのはお前がひねくれとるけんだ。」
とか。

「そうだよな。あの家に育てられたけんあたしはこんなひねくれもんになってしまったんだわ。そのせいで上の子までおかしくなってしまったんならアタシはこの家からおらんくなった方がいいんじゃないの？あたしがおることがいけんじゃない？」

最後まで聞かず夫は仕事に行ってしまった。

上の子も起きてきて
夫がいなくなってから
「お母ちゃんのせいじゃないけん。おかあちゃんは悪くないよ。今日保育園休もうか？お母ちゃんどこかに行ってしまうんじゃないの？」
と涙ながらに言ってきた。
こらえていた涙があふれてしまった…。

「ごめんなぁお母ちゃんの生まれた家のせいであんた達までおかしい子になるっておじいさんやお父さんは言うんだがん。ごめんよ、本当にごめんよ…。」

娘はしきりにアタシのせいじゃないけんってなぐさめてくれた。

生い立ちから全て、本当に全否定されたような気分で。
心から悲しくなった。
アタシと結婚しここへ嫁ぎ、アタシから生まれてしまったこの子達に何かしら迷惑をかけているらしい。
あたしが素直に受け入れないのには今までの色んな出来事が積み重なってるから正直「あんたこそおかしいでしょ！？」って気持ちがあるし、霊のせいにしろ何かをしでかすのは生きた人間じゃないか、と思うから。
確かに、アタシの兄は離婚経験者だし、実家も色々揉め事はある。
でも、それでうちの子がおかしくなるのは無理やりすぎじゃない！？
この話しを信用しないあたしが厄払いに行くと言うのはおかしいと夫に言われた。
そうだな、厄払いもお金がもったいないけん行くのやめるわ、と言っておいた。
あたしが上の子のおかしな行動（アタシとしてはこの年の子供なら珍しくない日常だと思ってる行動）を霊の仕業だと認めない事が許せないのか、夫は
「世の中の霊媒師はみんな嘘ばっかりいっとるんだな！」
とまで言ってきた。

なぜこんな事に。

これも霊の仕業か！？

もう何がなんだかわからん。

とにかく夫までじーさんと同じ意見だと言うのがショックで。


アンタらに上の子の何がわかろう。
父親のいないときに祖父から意地悪をされること。
下の子ばかり気にかけるまわりのこと。
アタシに怒られてるのに、たまに出張から帰ってきた父親まで大声で怒ったり。
夕方は疲れてぐずるし、騒ぐし言うことを聞かないことだってある。
それって当たり前でしょう。
下の子を蹴るフリにしたって、実際蹴るわけじゃないし、下の子を上手に笑わせるのはいつだってお姉ちゃんの上の子だ。

何で「おかしい」になるんだろう。

目つきが違うって…。
犯罪者の目になってるのか！？

やめて欲しい。

ピンクの家ってだけでも十分おかしいだろ。
自分達はおかしくないのか。

あたしは
自分自身が否定されているようで自信喪失です。