goo blog サービス終了のお知らせ 

毎日がスペシャル!

teacupからのお引越し
トライアスロン・読書日記・日常のあれこれ

第26回全日本トライアスロン宮古島大会

2010-04-21 00:12:00 | レースレポート


5回目の宮古島トライアスロン大会。スイムスタート位置は、いつもはバトル覚悟の内側コースロープ沿い。初めはそこにいたけど、やっぱり・・・と外側付近に移動して、ミウミウ、kana2さんと一緒だ。サシューさん、kiyoさん、H石さんはお互い健闘を祈り握手をして、違う場所に別れた。このスタート前の緊張感がいい。スタート前に仲間と一緒、ノブリンと一緒だと落ち着くgood

スタートの合図で、海に入っていく。ノブリンと声をかけあい、そこで別れる。お互いに泳ぎだす。初めの300mは少しバトルがあったけど、それほどでもない。今回は、外側という意識がありすぎて、外側、外側と思い、どんどん外側に行っていたせいか、バトルに巻き込まれなかった。あとで、ノブリン、kana2さんに聞いたら、彼らはバトルがすごかったって。もう少し内側だったのかなyellow20

初めの600mの曲がり角までは、すぐだった。曲がり角も外側なのでバトルはない。そこから、1700mの関門の曲がりまでも、空いている。遅いのか、人がいつもよりいなくって、普通に泳いでいた。いつもの内側には、船やらブイがあって、距離表示があるはずなんだけど、今回は外側を泳いでいて、どのぐらい泳いでいるのかわからなかった。これもあとから、ノブリンが言っていたけど、いつものように船の距離表示はなかったってyellow1

泳ぎながら、色々なことを考えていると思う。今回、泳ぎながら、ふと浮かんでしまったのは、ノブリンがレースウェアを後ろ前に着た姿だ。それが浮かんで、思わず笑ってしまった。泳ぎながら笑ってしまったのは、あまりない。なんだか、今回は悠々と泳いでしまったようだ。いつもは、苦しくなるのに、苦しくない

1700mのところは、関門の番人みたいな人はいなかったみたい。いつもと違う。ここまで30分ぐらい。大丈夫だ。でも1時間かかるかなsymbol5

ここのコーナーも外側なので、人はいないけど、だんだん混んできた。あれ?潮流と波だ。そのせいで、人がつまってきている。距離表示がわからず、2300mでやっとわかった。あと、700mだ。でも長い。泳いでいるけど進まない。

ようやく、ゴール付近だ。ゆっくりとスイムアップし、ピッというスイムフィニッシュのところまで距離がある。「nicoさん!」と応援の人が声をかけてくれた。以前同じジムだった、N岸さんだ。彼は応援だけできていた。だいたい、1時間8分ぐらいだ。思ったより時間がかかったyellow23

芝生のところで、荷物を取りそこで身体を拭き、バイクジャージを着る。ウエットはシャワーのところで脱いだ。上から着るだけだったけど、係りの人が、着替えはテントでと言っていた。でも水着のままギャラリーの前を走る方が嫌ぢゃん。着たほうがいいpenguin

バイクラックのところまで、距離がある。バイクが少なかった。やっぱり、遅い。でも、ノブリンのバイクはまだ、あった。ノブリン大丈夫かなyellow10

ゆっくり、バイクスタート。8時16分ぐらい。トランジッションに8分ぐらいだ


スタートから、まず池間大橋に向かう。フォローの風だ。気持ちよい。20kmぐらいで、kiyoさんに追いつく。佐渡ではスイム差が10分で、100kmのところで追いついた。スイムの10分差は、大きい。今回は5分ぐらいの差だったようだsymbol5

池間島に入り、後ろからミウミウがきた。あれ?やっぱり今回は新婚旅行?kana2さん、スイム大丈夫だったのかなazarashi

帰りの池間大橋は、アゲンスト。風が強い。しかも上り。下りだって押し戻されるし、横風で倒れそうになる。怖い。昨年も風が強かったけど、今回の方がもっと強い。何度も横風で倒れそうになるhi

ノブリンとすれ違う。「ノブリン!」良かった。無事だ。でもこの風、大丈夫だろうかyellow8

東平安名崎までもずっと風が強い。東平安名崎で70km。85kmぐらいのところあたりが新コースで、タフな坂がある。車で下見したときは、たいしたことないと思っていたけどやっぱりきつい。そこから来間大橋に向かい、1周で100km。2度目の池間大橋に入る。もうコースや距離感が頭に入っていてイメージできる。長いとは感じなかった。あっという間だ。トイレは池間大橋のところが好きなんだけど、そこまでもたなかった。コンビニで借りた。トイレから出たら、kiyoさんがいた。少しお話したけど、また先に行かせてもらうwc

2度目の池間大橋の折り返しで、またノブリンを発見!少し遅れてるかなyellow10

今回、恥ずかしいほど「かわいい!」と声をかけてもらった。メットにつけた花だ。「かわいい!・・・・花が・・」だって。応援の子ども、女の子。選手からも。いつものバイクラックの目印のお花が余ったから、ヘルメットにつけてみたのだけど。たったこれだけで、見ている人が楽しんでくれるのっていい。私も楽しいし

とにかく風が強かった。でも今年のバイク練習は、寒くって風が強いときが多かった。風に負けない!サシューさんとノブリンと渡良瀬に行って、むーらんに迎えにきてもらったときのことを思った。あの風は、電車も止まった。あの風の中をバイクに乗ったんだもの。負けない。ついがんがん踏んでしまった。で、また足がピリピリしてくる。ランが不安だ。でもバイクに乗っているときは、いけるだけいこうと思ってしまう。おちるときはおちるんだものnose5

今回は、補給食もけっこう食べられた。サシューさんが作ってくれた漬物入りのおにぎりが美味しかったし、昨年は落としてしまったとらやの羊羹も食べられた。初めてバイクフレームにパワーバーをつけたけど、それも食べることができた。ただ、足が攣っていたので、サプリメントを摂ろうとして、袋を開けたりするのは難しかったitem6

バイクのタイム目標は、6時間切りだった。バイクフィニッシュ近くになって時計を気にし出したけど、ちょっと無理だ。バイク単体ではいけるけど、トランジッションがある。バイクフィニッシュして、テントで靴を履き替えて、ランスタートだけど、すぐのエイドで、ゆっくりサプリメントを摂ってから、スタートだitem4

ランコースは、折り返しなので折り返してきた人たちに会える。Kノさん、カツさん、速い!のりちゃん、S藤さん、K子さん、渋トラ監督、S本さん。色々な人に会える。H石さんが声をかけてくれた。すぐ後ろにEKジャージのサシューさんが見えたけど、ちょうどトイレに行くところだったので声を掛けられなかったwc

やっぱり足が攣っている。痛いし、重い。エイドで足攣り防止のサプリメントや、アミノバイタルとバイクジャージの後ろに入れていたものを何度も口にする。口の中が苦くなり、サプリメントの味ばかりで気持ち悪くなる。ハーフまで長かった。それでもまたエイドでサプリメントを摂ったら、噴出してしまった。そこでkana2さんに会った。すごい。ランが速い。力があるrun

折り返したら ミキティパパ、kiyoさん、オミノさんに会った。ノブリンは?あ、ノブリンだ!昨年より会った場所からしていいのかな。元気だ。バイクの風にやられなかったのかな。ノブリンが「無理しないで!」と声をかけてくれた。あ、私が慰められている?私、やっぱり、弱って見える?ノブリンのすぐ後ろにマッチがいた。マッチ、辛そうだ。頑張れgood

3時間近く走っている?時間の感覚がなくなってきた。距離感もよくわからない。まだまだゴールが先だ。このまだとま5時間はかかる。5時間コース?足も痛いけど、気持ちも折れてくる。楽しみにするはずのスペシャルドリンクもあまり意味がなかった。元気なときは、これが好きなのに。救護テントの中のベットに横になりたい。でも足が攣ったぐらいじゃだめ?

このまま走っていたら、kiyoさんくるかな。彼女と一緒に走ろうかな。ノブリンくるかな。ノブリンと一緒にゴールしちゃおうかな。だめだ。気持ちが折れている。ひとりで走っていると、だめだ。よし、ナンパ大作戦だ。なんだかんだ、声をかけながら走った。「(応援幕に書いてある字を見て)自分に負けるな・・・負けちゃってます・・」ウエスティのバイクジャージの人を見つけたので、お話をした。Y崎さん。初めての宮古島だそうだ。歩いている人に「大丈夫ですか?故障ですか?」等声をかけて言ったsymbol5

「私も歩きたいんですけど、上りになったら歩きましょう。それまで走りましょう」と歩く理由やら、歩く仲間を探していた。大阪からひとりでいらしたM吉さん。初めてのロング。初めての宮古島だ。足に故障を抱えている。彼と一緒に走る。歩きたいな、と思うと不思議と上りが恋しい。歩ける理由になる。そういうときに限って上りがない。街中に入ると、応援の人がいっぱいで、応援の人がいるところは歩けないyellow8

M吉さんは、初めてなので完走だ目的だ。このまま歩いたり走ったりしても完走できる。間に合う。制限時間は13時間30分だ。「12時間台で、入りましょう!」と彼を引っ張る。私だって、彼に引っ張られている。ひとりだったらもっと落ちていた。制限時間1時間前の花火は、5kmぐらいのところで見えた。あの花火をゴールしてから見る予定だったんだけど、まぁいいか

競技場に入ったら、サシューさん、H石さんが声をかけてくれた。(あとで、隣りの男とばかりお話してて、写真を撮れなかったと怒られたnose5)前にいた人がゆっくりだったので、「いいですか?」と声をかけてから、先にいかせて頂いたrun

M吉さんとゴール後に握手して、別れた。ありがとうございました

いつもは、ノブリンとふたりで参加することが多い、宮古島。今回は7名と一緒だった。7名が全員完走。7名いたから楽しかった。一緒に参加したみなさま、色々ありがとうございました

遠く離れていても心はひとつと、掲示板で応援していてくれたり、久しぶりに応援メールを頂いた方々、一緒に練習して下さったみんな、ありがとうございました

宮古島の応援の方々、大会関係者の方々、ありがとうございましたitem2

nico
総合12:47:31 スイム 1:08:02 バイク 6:09:38 ラン 5:29:51

ノブリン
総合13:20:20 スイム 1:19:37 バイク 6:34:39 ラン 5:26:04   



佐倉朝日健康マラソン

2010-03-29 10:57:00 | レースレポート
スタート前のトイレで、ノブリンとはぐれちゃったけど、スタート位置でサシューさん、kiyoさんと一緒。ノブリンもあとからきて4人一緒で、心強い。4時間~4時間30分のところに並んだ。スタートラインのところまで、3分弱かかり、ラインを超えてからも歩き。グランドを出てからもゆっくりペース。人がいっぱいで走れない。でも今回は、宮古島の調整なので、いらいらしなかった。かえってこのペースでいいかな、と思えたok

サシューさん、kiyoさん、ノブリンとお話しながら気楽に走っていたけど、スタート前にトイレに行っていない。トイレが混んで並んでいたので、やめたので。コース上で行こうと思っていたので、トイレを探すので彼らとちょっと離れた。駅付近の喫茶店に飛び込んで、トイレを借りたtoilet

それからノブリンを探して、見つけた。でもiyoさんと走っていたので、先に行った。もう、混んでいない。走れる。でも自分のペースだ。5kmで、31:31。大丈夫、だいたいこんなもんだ。キロ6分ぐらいgood

昨日のバイクの足の重さもなく、攣る感じもない。ただたんたんと足が普通に動く。速くでもない、ただ普通に動いている。この感じだ。この感じで最後まで行きたいrun

22km過ぎたあたりのエイドで、EKジャージに入れていた足攣り予防のスポーツミネラル、アミノバイタルを飲んだ。小さなペットボトルにメダリストも入れていた。今回は、サプリ大作戦だ。実はふだんはあまりサプリメントを使わない。補給の水分も、ただのお水が大好き。でもバイクで足が攣るようになったので、スタート前にも、ミネラル、アミノバイタル、痛み止め等をばくばく飲んでいた

30km過ぎた田圃の中で、葛西ランナーズのH賀さんが、アミノバイタルのチューチューを渡してくれた。彼は10kmに出て、終わってからあそこでずっと応援だったようだ。そろそろ、カーボショッツを飲もうかな、と思っていたあたりだったので、うれしかった。すごく美味しかった。元気が出た。ありがとうございましたkirakira2

むーらんも発見!今回はキロ6分ペースだったので、誰にも会えないなぁと思っていたのに、会えてうれしかった。足が痛いと弱っていた。少し一緒に行けるかなぁと思ったけど、先に行っちゃったanimal11

このへんは、周りの人たち弱っている。私はペースがそれほどおちずにただ普通に走れた。10km~20kmと自分の周りで、抜いたり抜かれたりした人たちも弱っている。どうして、女性って、アタックかけてくるのだろう。私はマイペースだったので、バトルしなかったけど、あ、またきた、っていう女性がいる。でも大部分のその人たち、30km過ぎてからは弱っていたanimal9

昨年は、4時間のペースランナーについてしまい、その周辺は混んでいて走りにくかったけど、今回は、私のペースのところは空いていて、自分のペースで走れたrun

寒くって、向かい風が強かった。でも前日のバイクの向かい風の方が辛かった。あの向かい風のなかで、私がkana2さんとノブリンをひいていた。泣きそうだった。前日のバイクに比べれば、これはどうってことない

残り1kmぐらいで、バイクジャージにものすごい太腿の人、発見。あれ?もしかしたら、アイアンマンのY沢さん?やっぱりそうだ。弱っていた。少ししゃべって、少し先に行ったけど、あのゴール前の上りで抜かれた。やっぱりあの太腿は伊達じゃないnose5

上りで、20分切れる!とどこからか応援の人がいっていた。あ、そうなのか、とそのとき初めて気がついた。今回は、明確な目標タイムはなかった。ただキロ6分ぐらいって感じだ。おちないで、最後まで走れればいい。42km走れる力があればいいと考えていた。そうか、もう少しあげないと、かな。でも上りはきつい。グランドに入ってゴール。Y沢さんと、握手。トライアスリートはこれがいいkirakira

色々な位置付けのレースがある。ほとんどが自己ベストねらいだ。いつでもベストを狙うのが当たり前だ。でも、昨年同様、宮古島があるからこそ、バイクを前日やってのフルマラソンが良い調整になる。でも、S野さんに「・・これって、なんのレースの為の練習?」と言われちゃった。そりゃそうだ。宮古組、みんなただ走っただけかも今度、きちんとフルマラソンしたいな。あんまりそういう経験ないかもnose5でも、苦しかったり、痛かったりしないで、楽しく走れたsymbol7

葛西ランナーズのH後さんは、3時間30分切りの自己ベストだし、それをフォローしたペース作りのパパ。血を流しながら走って3:12分で入賞のS野さん。走ろう会のK林も自己ベストだ。おめでとう!ありがとうございましたpeace

nico    4:17:08
5km   31:31
10km   29:41 1:01
20km   58:48 2:00
25km   30:50 2:30
30km   30:35 3:01
35km   31:36 3:33
40km   31:19 4:04
   13:43

ノブリン 4:24

2009 佐渡国際トライアスロン大会 (スイム・バイク編)

2009-09-08 08:17:00 | レースレポート
スイムスタートは、みんなと一緒で一番前。手を握りエールとパワーをもらいスイムスタート。みんなはどんどん歩いていってすぐわからなくなった。kiyoさん、wakiさんと3人で、ゆっくり歩いて後ろの方からのスタート。遠浅なのでなるべく歩く。そろそろかな、泳がないととえいっと泳ぎだす。wakiさんはすぐわからなくなったけど、しばらくkiyoさんの足が見えてた。でもやっぱりわからなくなった

水温は、25度と高く温かかった。天気も良く海は透明感があり海底が見える。海の状態は泳ぎやすい。でもすぐにバトルに巻き込まれた。足や手が当たり人がごちゃごちゃ。痛い!顔に手が当たりゴーグルがずれた。ゴーグルに水が入ったけど、このバトルを抜けてからじゃないと、直せない。でもなんだかとにかく痛かった。しょうがないので、人の肩に手をかけ人の上に乗っかって先に泳ぎバトルに参戦。バトルから抜け出し少し空いたので、ゴーグルを直し泳ぎだすyellow24

コースロープの見える位置をキープして、小さなブイを見ながら泳ぐ。見えなくなったkiyoさんが再び現れた。彼女についていこうとしたけど、やっぱりすぐ見失った。すぐにBタイプの折り返しの700mのブイがあった。いいなぁ、Bタイプはここで折り返しか。その先のブイを目指すase2

折り返しは、1300mだ。この大きなブイのところで再びバトル。ブイを回ると人がいっぱい現れる。泳ぎながらずーっと左目に違和感がある。ゴーグルに水が入ったのか、ゴーグルのゴムが緩んだのかがとにかくゴーグルが気になり、コースロープに捕まり、ゴーグルを直す。でも水は入ってないみたいだし、ゴムもきつく締め直しまた泳ぎ始める。それでも違和感があり、3800m泳ぎきるまで何度もコースロープに捕まりゴーグルを直す(この時は、どういう状態になっていたかわかっていなかった)

次のブイまで1100m。コースロープに捕まっていると、一緒に泳いでいる集団がどんどん先に行ってしまう。次の集団と一緒になる。でまたコースロープに捕まりゴーグルを直していると、その集団も行ってしまう、の繰り返しyellow22

残り1400m。いつももまっすぐには泳げないけど、なんだかやけに曲がる。ヘッドアップの回数が増える。小さいブイにも距離表示がある。海の底が見えてくると、ほっとする。あと少しだ。ようやくスイムアップ。1時間30分ぐらい。時間がかかったyellow20

応援している人の中に、ゆっこちゃんを発見!あれ?なんだか様子が違う?大きなお腹だ。赤ちゃん?わ~い!おめでとう

私のバイクラック周辺は、もう何台かバイクがない。やっぱり遅かったんだ。バイクジャージを着て、バイクに移る準備をしながら、左目の違和感の原因がわかった。あ、コンタクトレンズだ。コンタクトレンズがない。ゴーグルの違和感って、コンタクトレンズがとれてたんだ。あの痛かったのがそう?バトル?バイクラックのところではじめて気がついたhiどうしょう。やめたほうがいい?片目のままバイクに乗れるだろうか。危険だ。リタイヤ?コンタクトレンズが無くってリタイヤ?そんなの嫌だ。コース上に宿がある。宿に一旦帰ることはできるのだろうか?一旦宿に寄って、コンタクトレンズを入れてスタートした方がいいのだろうか?まだこれから、長い1日だ。長い1日片目でレースを続行できるのだろうかnose4

悩みながらもバイクスタート。宿の前も通り過ぎてしまった。このまま行くしかない。だめだったら途中でやめよう。たぶん、これって危険行為だ。やってはいけないことかもしれない。こんな状態でレースに出て事故になったら、自己責任だし、迷惑をかけることになってしまう。それでもレースは続行したかったyellow4

大佐渡に向かうコースは、比較的アップダウンが少ない。怖いのは下りとトンネルだ。トンネルも視界が悪いし、下りのスピードの出し過ぎには気をつけないと。いくつかの暗いトンネルもクリア。大丈夫だ。このまま気をつけて行こう。もう初めてしまった。行くしかないyellow15

圧倒的に男性が多い。昨年は女性とのバトルがありそのおかげで、比較的満足がいったバイクパートだった。とりあえずkiyoさんだ。kiyoさんを捜そう。なかなかkiyoさんに会えない。やっと会えたのは50km地点。スイムが遅いとこんなに差がついてしまうのか。声をかけて先に行くsymbol5

57km~70kmぐらいのZ坂~大野亀のアップダウンをクリアして、エイドステーションで、水をもらう。今まで使っていた古く汚いバイクボトルを捨てて、新しいバイクボトルをもらう予定だったのに、水のペットボトルがない!しょうがないので
アクエリヤスのバイクボトルをもらう。で、水は紙コップだ。「水下さい!水を入れて下さい!」と言っているのに、ボランティアの方は要領がよくわからなかったみたい。DHバーにつけているチューチューに水を入れるのに時間がかかった。しょうがないので止まってバイクから下り、水を飲んだりして休んでけっこう時間のロスがあったclock

お水をもらったので、補給食をバイクで食べた。今回はひでさん効果?でコンビーフがはやっていた。私はコンビーフは用意していなかったけど、kiyoさんから少しわけてもらいパンに挟んで、コンビーフサンドを作っていた。魚肉ソーセージもkiyoさんから、分けて頂いた。おにぎりは宿で作った。サランラップに包んであるこれらを食べるのは難しかったけど、美味しく食べられた

100kmぐらいのところで、トイレがあったのでそこで止まりトイレ。実は昨年は、バイクでは降りておしっこはしなかった。でも今回は、きちんとトイレでしょうと、降りた。トイレから出たら、すーっと通り過ぎたkiyoさんを発見。よし!追いかけようwc

今度は、すぐに追いついた。声を掛けたら後ろからきた私に驚いていたけど、「おにぎり3個食べた♪」と誇らしげに言っていた。大丈夫。彼女は元気だし、楽しそうだ。「もう、小佐渡だからBのコースだから大丈夫ですよ!」「でも時間が間に合うか心配」「大丈夫ですよ!kiyoさんが間に合わなかったら、私も危ないですよ!」と暫く話していたけど、「先に行きます!」とスピードを上げた

両津を越えもう小佐渡だ。あと80kmぐらい。kiyoさんがおにぎりたくさん食べたと言っていたので、私も食べようと残りのコンビーフサンドとおにぎりと魚肉ソーセージを食べた

今年の佐渡は、暑く喉が渇いた。バイクボトル、チューチューの水がすぐなくなる。で、エイドのバイクボトルがない。これはインフルエンザ防止の為、使いまわしはしないと競技説明会で予め聞いてはいた。でも本当になくなってしまうなんて。ボトルキャッチャーには捨てられたバイクボトルがたくさん。思わず「あれ、拾って使っちゃいたいですよね!」と声を出したら、近くにいた人がすっと、自分のバイクからバイクボトルを出して渡してくれたnose5「きゃ~っ!ありがとうございます!」とありがたくそのボトルを頂いたase2

でも小佐渡に入ると、バイクボトルがある。終盤のところはまだバイクボトルがあったんだ。今回は、バイクでのエイドで止まってしまうのも多かったpenguin

小木の坂。昨年はBタイプの小木の坂とは別ものと感じてしまったけど、今回はそれほどきつくは感じなかった。片目に気をとられていて上りは安全、下りは危険という認識があったみたい。ここまでくる間に声を掛けてあっていた外国の方とまたお話をした。彼は佐渡は初めてで、「なんじゃ!こりゃ!」と呆れながらきつそうに坂を上っていた。ギアの調子が悪いって言っていたnose6

残り20km。風が強い。向かい風だ。今回のバイクパートは、片目に気を捕らわれて勝負しょうという気迫がなかった。でもスイムが遅かったから、バイクでその分取り返さないとという意識はあった。ランスタートを3時までしたい。それまでにバイクを終えたい。ぎりぎりだ。八幡館あたりに戻ってきてすでに、ランスタートしている人たちがたくさんだ。町中に入りようやく無事、バイクフィニッシュsymbol5

2009 佐渡国際トライアスロン大会 (ラン編)

2009-09-08 08:00:00 | レースレポート
バイクラックでランスタートの準備をしていると、ちらっとおさるさん、wakiさんが見えた。あれ?何してるんだろう?まぁ、いいや、時間がない。ランスタート行かないと。2時59分。ぎりぎりだsunadokei

エイドで水を飲んでから、スタート。トイレは走り出してすぐの公園のところと決めていた。トイレから出たら、ミキティママとパパがいた。ミキティパパは、ミキティ先生のおとうさんで、Bタイプでの参加。彼らに写真を撮ってもらってから、走り始めたrun

すぐにwakiさんが追いついてきた。彼はお腹の調子が悪いみたい。ふたりでゆっくり行くことにする。バイクで戻ってきたkiyoさんとも会う。kiyoさん、速い。私たちとそんなに変わらない時間だyellow25

いつもなら、ランに入ってうれしくって速くなってしまうのだけど、wakiさんとお話しながらだから抑えることができた。八幡館あたりに初めのエイドがあり、そこで休み、次の5km地点のエイドを目指す。5kmで33分ぐらい。キロ6分で行きたかったけどまぁ、こんなもんでいいかな。wakiさんはトイレに行くと行って一旦別れたtoilet

Bタイプの知人ともすれ違い、声を掛け合う。Aタイプのトップも折り返してくる。あれ?タムリンだ。速い!トップ集団にいる。格好良いkirakira2

「nicoちゃ~ん!格好良いっ!」と、大きなお腹のゆっこちゃんが声を掛けてくれた。あの身体で大丈夫なのだろうか?今回の私は、ちっとも格好良くないんだけどyellow23

Bタイプの10kmの折り返し地点。いいなぁ、Bはここで折り返しなのか。次は神社だ。神社のところのEKジャージが見えた。いた!声を掛けて左折。ここからは折り返してきているみんなと会えるけど、今回は会えないかな。歩いていたS馬さんを発見!その後ろにサシューさんだ。速い!で、M江さん。M江さん、余裕だ。「頑張ってね!」と声を掛けてくれて、なんだか大人の対応だったyellow8辰巳の練習会でお会いするY崎さんも、声を掛けてくれた。そうすぐ後ろで、「誰?」と声を掛けたのがI井さんだ。みんな速い。あのタスキをかけてない。みんな余裕だ。格好良いkirakira2

みんなに会ったけど、実は良く見えていなかった。危険なバイクはクリアしたから大丈夫だと思っていた。ランは片目でも走れる、大丈夫と思っていたけど、なんだか変だ。気がつくとふらっと曲がっている。右に反れる。まっすぐ走れない。平衡感覚がおかしい。やけになって時々両目をつぶってまっくらにしてみたり、左目を瞑ってみたり、右目を瞑ってみたりわけのわからないことをしていたyellow20

15kmぐらいのエイドで、またwakiさんと会う。やっぱりお腹の調子が悪くつらそうだ。左の折り返しまでwakiさんとお話しながら言ったけど、それでもここの折り返しまで長かった。彼はまたここでトイレ。私もエイドで休み、ここでタスキをもらうのだけど、今回は腕のピカピカと帽子のピカピカで、これでいいですか?と聞いてタスキは免除してもらったkirakira

kiyoさんもきている。元気そうだ。おさるさんもきている。大丈夫だ。のりっちもいた。左折り返しからまた神社を目指す。長い。距離表示がよくわかんない。神社で、やっとハーフぐらい?Bタイプ、佐渡初参加組のむーらん、kana2さん、ishiさんが神社でスポーツドリンクをくれた。ありがとうございました。だんだん暗くなってくる。帽子のピカピカのスイッチを入れる。右の折り返しまでも長いし、何キロ地点だかよくわからないyellow10

wakiさんがきた。弱っている。「Aなんてやるもんじゃないですよ・・・。宮古もできるのかなぁ・・トイレ・・・お腹が張って、ガスが出て、気持ちが悪い・・まだ残っている・・」とぶつぶつナーバスなことを言っている。「大丈夫だよ!頑張ろう!」となんで、私がレースで慰めているんだろう??まぁ、私も彼がいて、ずいぶんと気が紛れた部分もあるし、お互いさまだnose5

3回目の神社。ishiさんの「何か欲しいものありますか?」にwakiさんは「便器!」toilet

30kmの距離表示があった。エイドで、カーボショッツを飲みたかったので、wakiさんに先に行ってもらう。ここまで、wakiさんにエイドで追いつかれていたので、なんだかこれって、エイドの長いI井さん状態yellow23

もうまっくらで、前にいる人がなかなか見えない。暗いとよけい平衡感覚がなくなり、ふらっとしている自分に気づく。あと少し。残り5kmのエイドで4時間38分ぐらい。だめだ。5時間過ぎちゃう。8時まで戻りたい。戻りたかったけど、無理かなnose7

街中に入り、明るくなってきた。あと少し。町中でハイタッチしてくれた人がいた。あれ?S馬さんだ。見えなかった。ゴール手前にはみんながいてハイタッチして、ゴールpeace

レースでは何があるかわからない。アクシデントはつきものだ。それにどう対応し、どう気持ちを切り替えていくか。コンタクトレンズ紛失で、そのまま行ってしまったのは、やっぱり危険行為のひとつで褒められたものではないと思う。そういっことを想定し、トランジッションバックに予備を準備していなかったことが最大の反省だ。気持ちも切り替えられなかったyellow4

ノブリンの怪我、出場辞退もあったけど、不思議と佐渡にいる間は、ノブリンのことを考えなかった。レース中もノブリンのことを考えている余裕がなかった。いいんだか悪いんだか。おうちに帰ってきてノブリンの顔を見たらほっとして、涙が出ちゃったけど。ノブリンは昨日抜糸したようだsamurai

ノブリンの怪我で、ご迷惑、ご心配をおかけし仲間の大切さを痛感した。佐渡に向けて一緒に練習して下さったみなさん、ありがとうございました。たくさん反省はあるし、悔しいというより、情けない想いをしたけど、いい経験になった。今後に繋げていけたらと思う。ありがとうございましたkirakira2

佐渡国際トライアスロン大会 Aタイプ14名、Bタイプ3名、リレー2名、総勢19名で全員完走。タムリン、kiyoさん年代別優勝symbol7

総合記録          14:06:07
スイム            1:31:02
バイク            7:25:51
ラン             5:09:14


ラフウォタースイム・イン鎌倉

2009-07-13 16:32:00 | レースレポート
7月11日(土)

ノブリン、kiyoさん、サシューさん、社長、まっすんと一緒に5kmに参加。昨年とはコース設定が違い、当日も何度かコース変更があったsymbol5

スタートの合図があり、ゆっくりと歩いて海に向かう。あれ?まっすんが走っている?やっぱり走るんだ?サシューさんやらkiyoさんをあわてて探してけどやっぱり歩いている。いいや、歩こうyellow10

しばらく歩いてから、前の人が泳ぎだしてから私も泳ぎ出す。バトルが全然ない!泳げる!空いてる!で、みんながゆっくり泳ぐと言っていたし(5kmだ、長いもの)大島で、死にそうになったのがトラウマで、ゆっくり泳いだ。わーい!苦しくない!死なない!と、のびのび

1つ目の大きな三角ブイ。なんだか遠く感じた。一番沖にあるブイを回ってそのまままた戻ってくる。行きも帰りも波やうねりはそれほどないんだけど、なんだか遠い。1周目は、1度陸に上がりチエックする。海から陸まで長いのでゆっくり歩いて休憩できる。後ろに社長がいた。泳ぎ出すまで、あがってくる人にノブリンいないかなぁと探していたら、いた!ノブリンが無事泳いでいる!「ノブリン!ノブリン!」と何度も呼んだけど、気がつかない。まぁ、いいかと諦めて2周目、泳ぎだす

2周目は、上陸しないで給水ボートを回る。そこでレースナンバーをコールする。周回まちがえしないように、そこで水を飲む。2回水を飲んだらフィニッシュだ。2周目、3周目で2回水を飲んで、また沖まで行って今度は、給水しないでそのままフィニッシュとコース設定がわかりにくいkujira

何度も速いグループに追い越されて行くけど、そこでまたおいてけぼりになり、あたりはほとんど人が泳いでいない。2回目の給水で、他の人が「まだ、時間ありますか?」とボードのお兄さんに聞いていて「今、11時です」と言うのを聞いて焦った。あれ?じゃあ、あと30分しかないじゃん。ここから沖に行って戻ってきて、30分?無理!でもいいや、止まられるまで泳いじゃおう。5km、泳ぎたいなぁhi

それからは、速かった!遠くに見える人たちがどんどん近づいてきて、だいたい抜かせた!なんで今まで、こうして泳がなかったんだろう、ゆっくり泳ごうと思うと、とことんゆっくりなっちゃうみたい。ゆっくりはだめだ。速い人のゆっくりと遅い人のゆっくりは違うんだ。私はゆっくりするとものすごく遅くなるんだ。私のゆっくりはだめだnose6

息が上がることなく(そりゃあ、そうだ。さんざんアップみたいな泳ぎをずーっとしてたんだもの)苦しくなく、気持ちよくすいすいと泳げた。一番沖のブイを回り折り返しだ。まだこれから折り返してくる人たちがいる。ノブリンは大丈夫だろうか?あ、やっぱりいた!ノブリンだ!「ノブリン!ノブリン!」と呼んだら今度は気が付いた!「オーケー!」と応えてくれたけど、オーケー?私でさえやばいのに、ノブリン、泳ぎきれるのだろうか??(あとで、ノブリンも私があんなところにいて、大丈夫だろうかと思ったみたい)nose5

時間がやばい。いつ止められちゃうんだろう。3kmの人たちのスタートになっちゃう。サーフボードのお兄さんが、こっちを見ている。お兄さんがきちゃったら、どうしょう。ノブリンっていつもこんな感じなのかな。ドキドキしちゃうhi

岸が見えてきた。やった。とりあえず泳がせてもらえるみたい。岸にあがったらまっすん、サシューさん、kiyoさんが迎えてくれた。ぴっとやるヤツはもう撤収されていた。タイムオーバー。あとから社長もあがってきた。完泳だ。ノブリンは残り600mぐらいで止められちゃったようだyellow20

自分の時計ではだいたい2時間35分ぐらいで、5分オーバーだと思う。昨年はなんと1時間43分だった。1時間以上も違う?コースやら距離やら波やら自然相手は難しいけど、やっぱりゆっくりはだめだったと反省。いい経験だったkirakira2

社長はサーフボードのお兄さんが先導してくれて、そこからはずんずんと気持ちよく泳げたそうだ。行きも帰りもグリーン車。帰りはグリーン車でビール。泳ぎ終わった海の家でもビール。しらす三昧の居酒屋?も楽しかったbeer