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teacupからのお引越し
トライアスロン・読書日記・日常のあれこれ

アイアンマン台湾70.3 レースレポート

2023-10-29 22:36:37 | レースレポート
台湾最南端の|墾丁《ケンティン》で行われたアイアンマン70.3台湾トライアスロンに参加しました。スイム1.9km バイク90kmン21kmという距離を制限時間8時間30分内で完走するレースです。

早朝3時30分に朝食、4時30分にトランジョンでギアバック、バイクのチェックを済ませて一度ホテルに戻り5時30分にスイム会場に行く。
外はまだ暗く、風が強い。

ノブリンは試泳をしていたけど、私はなし。ノブリンのウエットが切れていたので、メディカルで鋏をかりて切ってもらいノブリンのトイレ(大)をすませて、スイムスタートのタイムゾーンに並ぶ。

40分以内、41分~55分、56分~とタイムゾーンがあり41分~の1番後ろに並んだけど結局56分~ぐらいのところ。タイムゾーンはないような感じ。

スタートは6時で、8人ごとのウェーブスタート。6時19分ぐらい。ここから8時間30分が制限時間。2時49分までのゴールを目指す。

ノブリンと一緒。ハグチューする余裕はなく、手を握り合ってからそれぞれ泳ぎだす。

スイムは、M字型で沖に向かってビーチ方向に折り返し、また沖に向かいフィニッシュというコース。


前日の試泳。波、ないように見えますがあります!

レース当日。

バトルはない。というかバトルを避けてアウトコース。はじめの折り返しまでは短く感じた。そこからビーチに向かうのに波が強い。往復したとき6時44分ぐらいで、25分かかっている。あとこの倍で50分以上かかりそう。

2度目に沖からビーチに向かうのに、より波が大きくなってきた。息継ぎで海水を飲んでしまう。だけど怖さはない。

ノブリン、この波大丈夫かな。心配。

波があったけど、苦しくはなくゆったりと丁寧に泳げた。

スイムアップ、51分。ビーチから、地下道を通りホテルの中からトランジションエリアに向かう。テントの中でなく、トイレの前で着替えてギアバックをまたかけ、テントの中を通ってバイクラックまで行く。

ギアバック(前日の準備)

バイクラック

バイクスタートは、7時21分ぐらい。トランジションは11分。

バイクコースは、アップダウンのあるタフなコースに加えて強風。コナウィンドウのように横風で、バイクが倒れそうになる。ブレーキをかけスピードがおちてしまう。

上りは頑張れるけど、下りは怖い。頑張ると足が攣りそうになる。
バナナ1・虎屋の羊羹2・マグオン2・コムレケア2・アミノバイタル2・
胃薬・痛み止め バイクに積んだものはすべて摂ることができた。

約45kmで折り返し。折り返してからはノブリン探し。逆光でよく見えない。だんだんと対抗車が少なくなってくる。ポツリ、ポツリ、と間があいてノブリンがなかなかこない。

ノブリン、大丈夫かな。スイムアップしたのかな。

あ、ノブリン!と声をかけたのと
かなこ!というのがほぼ同時だった。

すぐにお互いの視界から消えてしまったけど、安心した。
よかった。スイムはどうにか間に合ったんだ。あとはバイク。

ノブリンの苦手な上りと風。ノブリンが無事に完走できますように。

ノブリンの後ろに人がいない。ノブリンがラスト?ラストなら後ろにマーシャルがつくはずだけど。ノブリンからずっーと離れてラストの方がいた。ノブリンは、ラストから2番目だ。

バイクの関門間に合うかな。ますます心配。

バイクスタートでは、たくさん抜かれたけどもうこの辺りでは抜いたり抜かしたり、力が残っている人が少ない。

一応、レースナンバーを確認するけどみんな、私より若い方々だ。私のエイジの方々はずっと先。

バイクフィニッシュは、10時53分。
トランジションの仮設トイレに入ったらとても汚れていたけどしょうがない。がまん。

ランスタートは11時ぐらい。

ランコースもアップダウンが激しい。

スタートしてすぐに声をかけられた。
台湾人だけど、日本語で。ランでは、たくさんの人たちと声をかけあった。
私の英語より、彼らの日本語の方が上手い。台湾人は本当に親日的で優しい。

想定外の上りが多く、もうそこはあきらめて歩いた。
今回は、上りはほとんど歩いた。

この上り、ノブリン大丈夫かな。
脚、大丈夫かな。

暑さはそれほど感じなかったけど、サプリを摂りすぎて
気持ち悪くなった。

やっと残り5kmぐらいの国道に出た。ここは前日にノブリンとバイクで乗ったところだ。あの象徴的な山が見えてきて、もう少しだ。

前日ノブリンとバイクで走ったところはランコース

ホテルの前から見える山

ホテル内のフィニッシュゲート

ゴールはホテルの中というアイアンマンレース初の試みで涼しく快適だった。

7時間39分25秒。

2時前にゴールできたけど、ノブリンが気になる。バイク、ギアバックをピックアップして、部屋に戻りシャワーを浴びてからノブリンを迎えに行った。

フィニッシュゲートでなく、コース上まで出て待ったけどこない。制限時間の少し前2時44分まで待ったけど、もしかしたら入れ違えでもうゴールしていて、バイクピックアップしているのかな。やっぱり部屋で待っていようかな。

部屋のドアを開けたらノブリンがいたらいいな、と祈るような気持ちだったけどいなかった。ノブリン、だめだったかな。

しばらくしたら、ノブリンが戻ってきた。
タイムオーバーだった。

それでも完走メダル、フィニッシャーTシャツをもらえて満足。残り3km 走れなかった、それまでに全部使ってしまった。

完走メダル・フィニッシャーTシャツ・フィニッシャータオル

ノブリンと一緒にノブリンのバイクピックアップに行き、ノブリンはゆっくりお風呂に入りその後、ちらりとロールダウン会場に行ったらノブリンのエイジがちょうどやっていたけど、誰もいないのですぐに次のエイジに変わった。

ロールダウンセレモリー

その後、外へ食事に行ってしまったけどロールダウンセレモリーのあとにアワードパーティーがあり、私は5位で入賞していたらしい。

このエイジかな。女子は1位と2位の方しか登壇してないみたい。

5位まで入賞とは知らなかった。これはエイジF30-34だけど、セレモリーに参加してたらこれと同じ5thのがもらえたけど、まぁしょうがない。コールされただけでしあわせ。

お世話になったSamも入賞。おめでとうございます。

てっきり3位まで、と思っていたしノブリンも完走できなかったのでセレモリーは参加する気持ちがなかった。私はその場にいなかったけど、名前をコールしてもらっただけでもうれしい。ありがとうございました。

今回のレースの目標は、楽しむ!ということだった。
レースを楽しむ、って難しい。苦しかったり、あきらめたり、うれしかったり、せつなかったり、楽しかったり、怒ったり、不安になったり、ノブリンを心配したり、私の7時間39分は色々な想いがあった。

だけど終わったら全部楽しい!
大会関係者、スタッフ、ボランティアの方々、一緒にレースに参加した方々、アイアンマン台湾CEOのレニー、Sam、台湾で知り合った方々、台湾の親切な方々、一緒に練習してくれた仲間、ありがとうございました。


Finish Time 7:39:25
Swim    51:10
Transition 11:04
Bike 3:31:54
Transition 7:37
Run                 2:57:41   

75歳のトライアスロン~記録に残らない僕の8時間40分32秒

2023-10-29 22:18:39 | レースレポート
台湾最南端の墾丁(ケンティン)で行われたアイアンマン70.3台湾トライアスロンに参加した。スイム1.9km バイク90kmン21kmという距離を制限時間8時間30分内で完走するレースだ。

スイムは、M字型で沖に向かってビーチ方向に折り返し、また沖に向かいフィニッシュというコース。



前日の試泳

風が強かった。波がきつい。沖に向かうのは、比較的波がないけど一周してビーチに向かうと、波がある。

息継ぎが僕にとって、大事なのに顔をあげて口を開けると波で水が口に入ってきてしまう。器官に入り苦しくなる。何度もリタイヤを考えた。
どこでやめようか。どこかな。どこかな。

何度もブイや救助のサーフボードにつかまって休む。
やっと1周してまた、ブイにつかまる。ブイには何人も休んでいる人がいて僕のつかまるところがなく、つめてもらった。ここでやめようか。時間ももうない。だけどあきらめずいってみよう、と泳ぎはじめる。同じブイにつかまっていた人に一緒に行こう、Go!と声をかけたけどその人は首を横にふった。
やっとスイムアップ。タイムオーバーかもしれないけど、バイクに行かせてもらったということは大丈夫だ。
(スイムの制限時間は1時間10分で、僕は1時間8分2秒だった)


レース前日 ここはランコース

バイクコースは、約45kmの折り返し。アップダウンが激しいタフなコースで風が強い。コナウィンドウのように横風でバイクが横にもっていかれ倒れそうになる。

折り返してきたかなこに会った。あとでかなこに聞いたけど僕は、バイクのケツ2だったようだ。だけど僕も折り返してから2,3人抜いた。彼らはもう弱っていて、上りでバイクを下りている人もいた。上りと風で僕も、彼らもみんなきつい。あきらめずに頑張ろう。

バイクの関門もあったようだけどクリアしていた。

レースの1週間前に足首を痛め、そこからずっと走っていなかった。台湾にきてもジョグすらしていなかった。

僕の前に走っている人がいなく、コースがわからず不安だった。迷子になりそうだった。上りでやっと人がいた。

ランもアップダウンが激しくタフなコースだったけど、もともと走れないので上りは全部歩いた。走れるところは走ったけど足首の痛みに加えて、何度も脚が攣り、エイドの度にサプリメントを摂った。

15kmぐらいのところで僕と同じエイジグループ(75歳~79歳)の人を抜かした。彼はすでに弱っていた(ランでリタイヤだった)

よし、時間内にゴールできれば1位だ。僕の年代はふたりしかいなかった。完走したら勝者だ。

ランの関門は2分前に通過した。
そこからキロ7分で走れればなんとかなる。

だけどもう走れない。
全部使いきってしまった。

フィニッシュゲートをくぐりメダル、完走Tシャツ、タオルをもらうことができたけどタイムオーバーだ。記録に残らない。

75歳の今の僕の結果だ。

悔しい想いはあるけど、水泳も自転車も走ることも全部できた。途中で投げ出すことはせずあきらめなかった。自分の力全部使うことができた。

スイムで何度もどこでやめようか、考えていた。
バイクは上りと風に苦しみ、ランは脚の攣りに苦しんだ。
制限時間の8時間30分には届かなかったけど僕の8時間40分32秒は今の僕だ。愛しくせつなく、満足だ。

身体と心と頭を使うことが難しくなってきた。
年齢を重ねるということはそういうことだ。
終わってみれば全部楽しい。
ありがとうございました。

Finish Time 8:40:32
Swim    1:08:02
Transition 13:09
Bike 4:10:52
Transition 4:51
Run                 3:03:40    

アイアンマン70.3 ベトナム  レースレポート

2023-05-13 17:31:23 | レースレポート

5月7日(日)
朝3時起床。カステラ、バナナ、カップラーメンの朝食。

4時30分頃、部屋を出てバイクトランジションに向かう。ホテルを一度出てからでないと入れない。徒歩10分ぐらいの距離。

ノブリンとバイクラックが隣りだから心強い。トラバックはなくバイクの下にバイクギア、ランギアを用意する。

スイムキャップの色順にスタートで、緑・水色・赤・グレー・白(手助けの必要な人)の順番で、私たちは水色が入っていて、2番目スタートが嫌だったので(宮古島で怖い思いをした)グレーに変えてもらっていた。

グレーのゾーンにいったん入っていたけど、試泳ができるようだったので泳ぎに行くとアズミさん、ゴトウさんに会えた。昨日より波も流れもない。

泳いでから、またグレーゾーンに戻りスタートを待つ。

エリートが5:45分。エイジグループが5:50分からのウェーブスタート。グレーゾーンの前の方に並ぶ。

6時06分ぐらいのスタート。6人ぐらいづつ。ノブリンはコースロープ側、私は外側コースで泳ぎ出す。
1900mの1周。沖に出るまでは波があるけど、あとは大丈夫。宮古島のような「人」の怖さはなく、過呼吸にならず苦しくなく落ち着いて泳げた。周りがグレーでなく、1つ前の赤いスイムキャップの方々の交じりグレーの前からのスタートで正解。赤の後ろでもよかったかも。平泳ぎの人が多かった。

わかりやすいコースで、イメージができていたはずなのに外側を泳ぎすぎてコースアウトしてしまったところもあった。スイムフィニッシュに近くなるとコースロープ近くに流される。試泳で行ってはいけないところ、とわかっていたのに。フィニッシュはコースロープをくぐってやっぱりコースイメージが適当だったと反省。

バイクラックで着替えて、バイクスタート。7時頃。大丈夫、予定通りだ。

スタートは、ゆっくり。すぐに虎屋のようかんを食べる。フラットで交通規制はあるのだけどベトナム特有のあのオートバイや人等、コースに入ってくるんでは?と信用できず怖かった。信用してからは、少しスピードが出た。

橋を渡る上りで、名前を呼ばれたけどどなたかわからなかった。すみません。

29kmで折り返してからいつものようにノブリン探し。いた!ノブリンだ!声をかけたら、気がついたけどちらりとしかわからなかった。だけど大丈夫。バイクでノブリンに会えるとほっとする。スイムはクリア。あとは無事にバイクが終われば。

同じところを3回通るコースで、2回目にアズミさんが警官とお話ししているのを目撃したけど声をかけられなかった。アクシデント?心配。もう一度そこを通ったら、救急車がいて乗り込もうとするアズミさんがいらして、リタイヤと告げられた。びっくり。大丈夫かしら。

ノブリンには3回会ったけど、2回目は声をかけられず3回目は声をかけることができた。

90kmだからすぐ終わる、宮古島の123kmより短いしと思っていたのに長く感じてしまった。バイクフィニッシュのホテルを通り越してその先6kmの折り返しまで長い。折り返してからのエイドで止まりトイレに行った。ランスタートでトイレに行かなくっても大丈夫。

バイクフィニッシュ。10時30分ぐらい。ここまで予定通り。MCが名前をコールしてくれる。日本語の上手なMC Whit Raymond


ランスタートは、元気だった。すぐにノブリンと同じエイジのワタナベさんに会い、追い越して先を行く。だんだん暑さを感じるようになりスピードが落ちる。

折り返したらすぐ後ろにワタナベさんがいらして、彼についていく。一緒に話しながら走り気分がまぎれ助けられた。やはり強い。彼から離れたらもう走れないだろうな、とわかっていてギリギリまでついていきたかったけど、残り7kmぐらいでちぎれた。そこからは歩いた。走れなかった。あそこから走ろう、残り5kmなら走れる、3kmなら走れる、2kmなら、1kmならと、歩いていると長い。

エイドには身体にかける水がなくなってきて、氷もない。新しく作った氷の入るネックチーフは、活躍せずノブリンに作った氷の入る手ぬぐいの方がよかったと反省。

ノブリンには、ワタナベさんと一緒のときに会えたけどノブリンも歩いてた。大丈夫、ノブリンも歩いてでも完走はできる。

走ろうとしても、すぐに足が攣り5mぐらいしか走れない。エイドで水を身体にかけるけどもたない。胃薬も痛み止めも、サプリも残ってない。気持ち悪い、と声に出しちゃった。

バイクに積んだサプリ等、少なかったかな。ランでのサプリも少ない。充分すぎるほど用意しなければ。宮古島ではサプリ摂取上手くいったのに。

ゴール手前の花道を走るのが辛かった。ここは走らないと格好悪いと無理した。

やっとフィニッシュ。長かった。

そのままバイクのピックアップに行くのが辛かった。歩くのが辛かった。バイクトランジションで、脚が攣り倒れ込んでしまった。ホテルの階段をバイクを担いであがれずかわいい女の子(たぶん選手)に自転車を担いでもらった。シャワー浴びても身体を捻るたび、あちこちが痙攣し、レース後に身体がボロボロになったのははじめて。

ノブリンも、ランは走る状態でなかった、と言ってた。

順位もわかっていなかったけど、とりあえずアワードパーティーへ。ワタナベさんチームとご一緒し、ケアンズで出会ったマサコさんとお話しができた。彼女は、スイムリタイヤだったそうだけど、来月ケアンズのロングだそうだ。ご主人はケアンズの70.3で夫婦で楽しまれている素敵な方だ。

ネモトさんから連絡がきて私の優勝を知らせてくれた。びっくり。私のエイジはエントリーは4名だったので、3位までに入ることが今回の目標だったけどランで歩いているとき、諦めていた。
一応ドレスで行ったので、MCが「カッコウイイ!」と言ってくれた。ふたりしかいなかった。ひとりはDNSで、ひとりはDNFだったようだ。

ノブリンは、3位。ワタナベさんが1位。

ノブリンのトロフィーはなく、あとで送ってくださるようだ。75歳以上のカテゴリーで、3人も入賞は思っていなくって作ってなかったようだ。

今年の夏行われるフィンランドでの世界選手権のクオリファイも私もノブリンもあったのだけど、今回は辞退した。

アズミさんはバイクで接触し転倒で今もダナンで入院している。往路便で知り合ったマリさんは、ゴール2分前にタイムアウトで、その後熱中症で救急車で運ばれたそうだ。

年齢が上に行くと入賞するチャンスがあるけど、まずスタートラインに立ち完走すること、健康で長い時間身体を動かし続けることができること、暑さ対策は充分すぎるほどすること、無理なときは歩くことが大切だと感じた。

現地でご一緒した方々、お世話になりました。ありがとうございました。
まだ回復なされていない方、お大事になさってください。また、どこかのアイアンマンレースでお会いできることを願っております。

大会関係者の方々、スタッフ、ボランティアの方々、今回の旅で出会ったすべての方々に感謝しております。ありがとうございました。

遠くから応援してくださっていた方々、ありがとうございました。
5月8日(月)



ゆっくり朝食をとり、バイク片付け。フィットネスのプールで少し泳いだ。フィットネスには、ジム、スタジオ、サウナ、お風呂がある。

ランチは海を眺めながら。涙がでそうなぐらいしあわせ。

カクテルアワー。本日の温かい食べ物は、サーブしてくださる。

ゆっくりと1日、ホテルで過ごせた。
5月9日(火)
部屋から地曳網をしているのが見える。
ゆっくりと朝食をとり、コンシェルジュにレイトチエックアウトを頼み部屋に戻って、PCで飛行機の確認したら1時間以上も遅延。これではまた乗り継ぎが間に合わない。

コンシェルジュに頼んで、1つ速い便にしてもらうが2時間前がタイムリミットだという。日本のベトジェットに電話をしたら、やはりそこでは何もしてもらえず、飛行場に早めに行って直接交渉してくれとのこと。わたしたちは関係ない、責任ないスタイル。

レイトチエックアウトしてゆっくりしょうと思ったけど、そこからまた慌ただしく荷造りし、チエックアウト。

コンシェルジュの方、親身になってくださりありがとうございました。

直接、飛行場で交渉し早めの便がとれ、帰りはプレミアムみたいなものだったので、ラウンジが使え、搭乗するのに二人だけの特別なバスで、VIP扱いで笑えました。

席はしょぼいのですが、客室乗務員がちやほやしてくれました。わかりやすいお国です。

ハイアットはメンバーになってますが、agodaでとるとポイントはつきません。ホテルもエアチケットも直接自分でとる方がいいと反省。

今回の旅行は、色々と学びいい経験になりました。
ありがとうございました。

宮古島トライアスロン 

2023-04-20 18:13:17 | レースレポート
朝3時起床。補給のおにぎりを作り4時から、レストランで朝食。ノブリンも5時頃起きてくれて、バイクセッティング、荷物預けに一緒にいってくれた。江トラの仲間たちにやっと会えた。一緒に練習した彼らの顔を見ると心強い。

準備が終わり、時間まで部屋でゆっくり過ごす。
部屋からは、レース会場が見える。
部屋の目印にとエマージェンシーフロートをつけていたけど、見上げる余裕がなかった。江トラの旗があればよかったかな。

7時スタートなので、部屋からウェットスーツを着て6時30分頃裸足で、スイムチェックに向かう。ノブリンとそこで遠慮がちなハグチューをして別れたけど、悲壮感はなかった。ノブリンがスイムアップのとき待っていてくれる、すぐ会える。

試泳で、Oさんに会える。Oさんは第1ウェーブでなんで?と嘆いていた。今回のウェーブスタートが、あいうえお順のレースナンバー。4グループで2分毎で私は第2ウェーブ。

波もなく泳ぎやすい。

スタートまで同じウェーブのMさんとご一緒できた。

7時2分スタート。後方スタート、位置は真ん中。とにかく人が多い。同じウェーブの白帽子の方々が周りにたくさんで、泳げる隙間がない。それでもそのときは怖さはなかったのだけど。

200mぐらいで第3ウェーブの黒帽子の速い方々がきて、足を引っ張られ殴られ、ボコボコにされ恐怖を感じ、ドキドキして苦しくなった。怖い!泳げない!「やだ!」とか叫んで、泳ぎを止めてしまった。リタイヤ?これが過呼吸?胸が苦しい。ウェットのせい?ウェット脱いじゃおうかな。後ろのファスナー緩めてみようかな。でもそしたらリタイヤ?

スイムリタイヤはしたことないし、考えたこともなかった。スイムが得意というわけでもないんだけど。海の怖さより、混んでいる人が怖かった。リタイヤが頭に浮かんだのははじめて。

でもリタイヤしたら、ノブリンがっかりするだろうな。ノブリンに悪い。ウェットはノブリンに預ける約束だし。

外側コースの人のいない方、空いている方を泳ごう。速くなくってもコースミスでも、大周りでも、ゆっくり落ち着いて泳ごう。

それからは人を避けて、外へ外へと泳いでいたら落ち着いてきた。苦しくない。パニックになったときは、落ち着くように工夫すること。

1周1500mで、一度砂浜にあがりそこでまた気持ちが落ち着くことができた。時計を見たら42分。遅いけどもうリタイヤはない、大丈夫。

2周目は自分のペースで泳げたけど、コースがわかりずらい。1周目でも把握していなかった。ヘッドアップして目標物がなんなのかよくわからなかった。大きな目標のブイがない。ただ人がいく方を目指していた。これらヘッドアップしなくっても?といい気になって泳いでいたら曲がる。曲がらないようにヘッドアップする。

やっとスイムアップ。上りの砂浜を歩くのだけど足に砂がつきペットボトルに水を用意していればよかったと反省。

トラジッションにO島さんがいらした。よかった。O島さんも私も無事。

ノブリンもいた。うれしい。リタイヤしないでよかった。トランジションエリアを出たところでノブリンの側で着替えた。レース後自走でホテルまで帰ってくるので、スイムギア(ウェット、ゴーグル等)はノブリンに預ける。ノブリンと別れて、バイクラックに行きバイクスタート。

またノブリンがいてくれてうれしかった。
今回のバイクコースは、池間島は一度で、栗間島はなし。通常の155kmでなく123kmで大幅にコースが変更されている。

だけどみんな知っている。どのコースもどの道も懐かしい。知らないところはない。

レースは9回目。合宿で2回。3年前もバイクで周っていて12回目の宮古島。

池間島に向かう道、池間島のレストラン、いつも行っていたトイレ。今度は東平安名崎だ。そこに向かうときに折り返してきたOさんに遭遇。ちらりとだけどうれしい。やっぱり彼のバイクは速い。東平安名崎のエイドで預けたスペシャルをもらう。ぬるくなっていたけど元気がでた。冷たい水、バイクボトルもいただいた。エイドを出て途中のトイレで休憩。2つ目のおにぎりもここでバイクをおりて食べた。

バイクスタート直後はたくさん抜かされたけど、後半は気持ち良く乗れた。補給食もほとんど完食。脚が攣りそうかな、というときに『コムレケア』が効いたような気がする。ジェルのマグオン、羽田で買ったとらやの羊羹も。

後半の上りでさえ、懐かしく、「あ、ここはsamの合宿で何度もやったところだ」「あのレストラン、ノブリンと行ったところ」等、想いが坂に、道にあちこちにあり、うれしくたのしかった。

スイムの時間は予定より大幅に遅かったけど、バイクはほぼ予定どおり。

バイクフィニッシュにノブリンがいて、感動。ありがとう。

10年前、最後に出たときは宮古島初のディアスロンで、時間がタイトで。着替えのテントの中で女の子たちが「あと5時間しかない!無理!」とキャーキャー言っていたっけ。ノブリンは、着替えのテントの中でバイクの制限時間になりギリギリだったっけ。私はランスタートで、ノブリンを待ってきたけどノブリンがこないので、ノブリンはDNFかなと悲しかったのを覚えている。

今回のテントの中では、缶詰の食事を摂っていた子がいて面白いアイディアだと思った。トランジションエリアのトイレに入っちゃったけど、流れなくってつまっていて汚かった。

ランスタート。すぐのエイドで氷をもらい首まきに入れてもらうけどこの首まきの穴が小さくエイドの度、時間ロス。小さなペットボトルにも毎回エイドで水を入れてもらったけど、ゼッケンベルトの袋に入れたので走りにくかった。

テントの中でランパンに着替えている子もいたので、いつものようにポケットのあるランパンに着替えてペットボトルを持っていてもよかったのではと反省。

ゼッケンベルトと一緒の水だったので、水を飲むたびゼッケンが回るので途中で立ち止まり、ゼッケンをウェアに安全ピンでつけなおしたり時間ロス。エイドがある箇所でのタイムロスが多かった。ゼッケン、水、氷等をどうするかもっと丁寧に考えなくてはと反省。

スタートして、ノブリンがいてくれて少しだけ並走してくれた。あまり一緒に走ると怒られちゃうのでノブリンは、ここから帰るね、とすぐに別れたけどうれしかった。ありがとう。

いつもの42.195kmではなく、30km。15kmの2周回なので走れる、と甘くみてしまっていた。暑さは想定していたけどアップダウン、上りが多いことは想定外だった。以前のコースもアップダウンはあったけど、走れる上りだった。これは無理!走れない、という上りがゴールの手前にありそれを2回。

地元の人たちの応援、ゼッケンを見て名前を呼んでくれる人たち、ブラバンの応援、踊り。変わらない、宮古島の人たちのあたたかい応援。

走るのは辛いけど、彼らがいるとうれしくなる。

エイドが少ないと思ったけど、私設エイドがたくさん。ありがたい。本当にすごい。

2008年 第24回の大会で琉球新報のインタビューをうけたときも宮古島の応援の素晴らしさに感動した。

変わらない、と思った。ありがとうございます。

(このときのレースレポート、スイムは果敢にコース内側に入り1時間を切って泳いでた)

ゴール後は、迷子になりながらも自走でホテルまで戻った。ホテルの前でノブリンが待っていてくれた。ありがとう。

ノブリンはバイクフィニッシュの競技場まで往復ランで20km以上走ったそうだ。お酒を飲んで応援している人たちに、選手と間違われ応援され違うんです、妻の応援です、と言ったら一緒に飲もう、と誘われそこの方が作った特別な泡盛を少しだけ彼らと飲んだという。

走りながら交通整理の方々に声をかけたり地元の方々と、関わることのできるノブリンは格好良いし、一緒に飲もうと誘う方々もいい。

宮古島は、やっぱりいい。

開催の賛否があり4年ぶりの宮古島トライアスロン。開催してくださりありがとうございました。地元の方の暖かいご協力、大会関係者、ボランティアとたくさんの方々のお力のおかげで、トライアスロンができるしあわせを感じることができました。
年代別で6位で、上位者一覧にのっていた。以前は10位が最高順位だったけど年齢があがると、元気で長い時間身体を動かし続けることができることに感謝だ。

指導してくださったコーチ、一緒に練習した仲間、一緒に参加した仲間、トライアスロンで知り合った方々、遠くから見守ってくださった方々、ホテルのスタッフの方々、そして今回は応援に徹してくれたノブリン、本当にありがとうございました。
ホテルでは、スープとパンのサービスがあり泡盛で乾杯。

翌日は朝シャンでなく、ワインで。

テニスコートでバイクを預かってくださる。
ホテルにあった洗濯干しが大活躍。

青梅高水国際トレイルラン

2023-04-03 23:22:50 | レースレポート

4月2日(日)
青梅高水国際トレイルランに17年ぶりに参加した。高水山山岳マラソンとしてはじめて参加したのが、2005年で翌年の2006年も30kmだったけど、今回は15km。

参加人数も多く、ブースやキッチンカーもたくさんで賑やか。昔みたい。戻ってきた感じでうれしい。

はまちゃんにも会えた。

ノブリンと一緒に走ったり、歩いたり。下りでノブリンがスピードをあげて走れていたので、折り返してエイドで、和菓子をいただいてからノブリンと別れて、先に行き自分のペースで走った。

走れるコースで、楽しく気持ち良かった。

主催者の大西さんには、ロタでもお世話になりお仕事もいただいたことがあったので、ご挨拶したかったけど残念。

走り終わって、キッチンカーの焼きカレーとビールが美味しかった。

澤乃井のお酒を買って、おうちで打ち上げ。
しあわせ💗