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毎日がスペシャル!

teacupからのお引越し
トライアスロン・読書日記・日常のあれこれ

バイク練習

2023-11-20 10:43:07 | トライアスロン
11月5日(月)
寒くなる前に少しでもとお散歩のサイクリングで、葛西臨海公園まで。
葛西ランナーズの方々にお会いすることができた。昔みんなで走ってたコースが懐かしい。16km
11月6日(月)

江戸川~利根運河。ノブリンのタイヤがスローパンク。運河にタイヤを入れて確認。ぶくぶくしてた。タイヤを張り替えてから帰った。56km。
11月20日(月)
江戸川46kmぐらい。風が強く寒かった。ランは4km。ラーメンを食べて帰った。

海外トライアスロンにかかる費用

2023-11-01 22:10:13 | アイアンマンレース
台湾でのトライアスロンレースに参加したときの費用を含めた備忘録です。

トライアスロンの海外遠征は、自転車を飛行機に乗せますがその規定や料金は各航空会社によって違います。超過料金を支払うこともあります。

今回はエバー航空を利用しました。自転車は事前に予約をする必要がありますが無料です。電話での予約で日本語の丁寧な対応でした。その際サイズ、重さを申告します。搭乗手続きの際、重量やサイズをチェックしてます。

スーツケース 16kg (帰り17.2kg)

 かなこバイク 16.3kg (帰り18.6kg) JALの規定の3辺の和が203cm

ノブリンバイク 20.3kg(帰り21.6kg)  90×129×45
バイクはオーバーサイズの検査場に預けます。

エアチケット  179.980円
非常口で足元が広い席だけど、緊急時にお手伝いするということを確約された追加料金(往復30,400円)込みの179,980円のエアチケット。運賃だけだと片道1人47,700円なのに、燃油サーチャージ、税金等で74,790円×2 149,580円+30,400円。行きも帰りも食事があり、ワインもフリーでした。

ホテル   159,315円
|懇丁《ケンティン》はオフィシャルホテルに3泊で、メールのやり取りで予約しました。左営《Zuoying ズゥオイン/さえい》からの送迎も頼んでましたが結局、帰りのみお願いしました。帰りのバスは自転車がたくさんで乗せるのが大変でしたが、車中は快適でした。2時間ぐらいだったのでトイレ休憩なしでも大丈夫でした。

エグゼクティブツイン、オーシャンビュー 朝食込み NT $23,103 (115,515円)1週間前に30%のデポジットNT$6,931(34,655円)の請求がありました。
Hotel dua 、高雄國際プラザホテルは、agodaで予約しました。
美麗島ホテル宿泊                            約20,250円 
      食事           1,876元 約9,380円
高雄國際プラザホテル宿泊           約9,000円
      食事           1,034元  約5,170円 

タクシー        24,500円   
高雄國際空港→美麗島(ホテルまで) 
自転車2台・スーツケース1個       450元  約2,000円
美麗島(ホテル)→懇丁(ホテルまで)  4500元  約22,500円

食事                20,960円
                                  成田空港すし京辰                11,780円 
ピザ・イカ・ソーセージ         450元 約2,000円
タイ料理                500元 約2,500円
興南熱炒99 210元  約10,50円              
左営新光三越 大戸屋          726元  約3,630円        

悠遊カード(EASY CARD)             6,000円

台湾の交通系ICカードで電車、バス、コンビニ、お店で幅広く使えて便利でした。高雄國際空港のファミリーマートで100元(約500円)で購入し、そのまま包装を解いてチャージをお店の人に頼むとやってくれます。ここは現金のみでしたが、MRTのチケット販売機や窓口だとクレジットカードも使えるようです。残高もそこで確かめることができます。500元×2 チャージしました。
コンビニでのビール、飲料等のお買い物、MRT、飛行場で1枚は使いきりました。払い戻しもできますが20元(約100円)かかります。有効期限は20年です。

成田空港駐車場                  9,380円
10月26日~10月31日 5泊6日 予約1000円+8,380円                                  

アイアンマン台湾70.3 エントリーフィー      112,200円
 388,56USD   1USD/144,38円                    56,100円×2  112,200円

合計                      512,335円

台湾は2度目でしたが、前回は6年前の2017年、台北~|澎湖《ポンプ―》でエントリーフィー込みで30万ぐらいでした。エアチケットが高くなりました。今回1人256,168円でエントリーフィー除くと200,000円ぐらい。安いのか高いのか。HISで台湾5日間調べてみたら、114,800円~209,000円と幅が広かったです。

5月に行ったダナンは、同じ5泊6日でagodaでエアチケットとホテル(ハイアットリージェンシー クラブ)込みで304,086円で格安でしたが、直前に飛行機が欠航、追加料金155,200円(エアチケット)と73,784円(ホテル)を支払い、結局533,070円でした。エントリーフィーは、390USD  1USD/133円 52.057円×2。食事、お買い物等は含まれてないですがクラブだったので、夕食代金やお酒代はなかったです。それでもダナンよりは、台湾の費用は安かったです。

4月の宮古島トライアスロンは、エントリーフィーが60,000円×1。エアチケットは80,312円、羽田駐車場7,120円宮古島東急リゾートが176,430円で、323,862円。

宮古島、ベトナム、台湾と3つのレースに出ることができました。

レース中の苦しかったり、楽しかったり、あきらめたり、がんばったり、うれしかったり、感動したり、怖かったり、不安になったり、たくさんの心の動きと、身体にこの金額が使われている。

レースは発表会だから、それに向けての練習もこの費用が使われている。わたしの感性も、考える力も、人と出会えることにも。

長い時間身体を動かし続けることのできる身体と心。トライアスロンができるしあわせ、環境に感謝。ありがとうござました。

台湾レース以外

2023-10-31 21:30:53 | アイアンマンレース
10月26日(木)
成田から4時間、台湾高雄國際航空からタクシーで|高雄《Kaohsiung / カオシュン》市内のホテルに向かう。自転車2台、スーツケース1個を詰め込み、20分程。450元(2000円ぐらい)

地下鉄MRTの駅、美麗島(メイリーダオ/びれいとう)のすぐ近くのホテルで、美麗島駅は美しいステンドグラスが有名だ。

地下道もきれいで、飲食店やコンビニ等があり、東京メトロの地下街のよう。ホテルから地下道を通り六合夜市(ろくごうよいち)に出ることができる。


夜市の時間帯は歩行者天国だけど、オートバイも乗り入れてくることがある。シーフード、肉、粥、炒飯、台湾スイーツ等の屋台がたくさん。生きていく力、熱量が感じられる熱い通りだ。圧倒される。日本語明記のお店も多く見かける。


夕食はホテルで高雄の夜景を見ながら頂く。

Hotel dua(ホテル ドゥア) dua は「住」を意味する台湾語。ツアー客の利用はない、落ち着いたホテル。ロビーが広くコーヒーがフリー(マシーンが壊れていたけど)バスタブあり、シャワートイレ。1泊朝食込み200,00円ぐらいで高雄では高い方だ。

agoda より 15階のレストラン。朝食もここで。

夜景は美しいのだけど、お料理がよく見えなかった。メニューも暗くって見えにくい。帆立、お肉、リゾット、ビールで100,00円ぐらい。高い。

10月27日(金)
ホテルからタクシーで台湾最南端の|懇丁《ケンティン》に向かう。ホテルに頼んだドライバーが、なんと同じレースに出る方でスマホの翻訳アプリでフレンドリーに話してくれる。途中でトイレ休憩(7イレブン)で止まっていただき、お弁当(|魯肉飯《ルーローハン》にデザート(下に温かいヌードル入りスープで、上がかき氷でした)もご厚意で頂いた。

2時間30分ぐらいで、ケンティンに到着。ホテルに提示された金額4,500元(225,00円ぐらい)で、アスリートドライバーと一緒に写真を撮った。彼ともレース会場で何度か会えた。

レースのオフィシャルホテルの|懇丁福華渡仮飯店《ハワードビーチリゾート懇丁》に宿泊。ホテルチェックインの前にアスリートチェックイン。

日本語対応チェックイン場所があり、心のこもった日本語で一生懸命説明してくれた。

アイアンマンビレッジ ブースがたくさんで賑やか。


部屋にはウェルカムスイーツとバイク整備に使ってと布も。

アイアンマン台湾CEO Renny Ling レニー主催のジャパニーズアスリートウェルカムパーティ。

ケンティンの夜市はリゾート感があり、田舎で素朴。

ここのお店でパーティビールはセルフで自分たちで冷蔵庫から出してきます。

お刺身もありました。

台湾料理が食べられないぐらい次から次へときます。ウェルカムパーティに参加した方は、日本人の他にスイスの方も。レニー、Samありがとうございました。美味しかったし楽しかったです。ごちそうさまでした。

10月28日(土)
レース前日。Samのラン&スイムはノブリンが走れないためスイムだけ。



スイム会場。

沖からビーチに戻るときに波がある。バイクも少しだけ乗った。
ランチはウェルカムブッフェ。今回は、夕食2 ランチ1 と3回の中から好きなとき1回だけ利用できる。

レースブリーフィングは、オンラインで。日本語対応で日本にいるときにSamがやってくれていたけど参加できなかった。トランジションツアーは、中国語、英語、日本語と丁寧に説明してくれた。

日本語はSam

ジャパニーズトランジッションツアー

レースギアは前日預けも当日もオーケー。

バイクチェックインは前日必須

夕食は、街のレストランがどこも混んでいたので屋台でイカとソーセージ、ピザを買って部屋でいただいた。


ピザ窯屋台がたくさんあった。
10月29日(日)
レース当日

ロールダウンセレモリー

アワードセレモニー 

これはエイジF30-34の。わたしも5thだったみたい。名前をコールされたらしい。

セレモニーには参加しないで、街でお食事。安くって美味しいお店を発見!



空心菜 70元

炒飯 60元
全部で210元(1050円)安い。

10月30日(月)
ホテルのバスで2時間ぐらいの|左営《Zuoying ズゥオイン/さえい》へ向かう。新光三越のフードコート、大戸屋で食事。日本のレストランが多かった。
MRTで高雄國際航空へ。

電車は空いていて自転車のスペースも十分ある。20分ぐらい。

飛行場近くのホテル。気持ちの良いホテル。自転車は部屋に運ばずロビーのトランクルームで預かってもらった。1泊朝食なしで9000円ぐらい。バスタブなしだけど清潔感があり快適だった。

ホテルの近くには走ったり、散歩したりできるきれいな公園があった。街を散歩して、食堂を探したけど気に入ったところがなくホテルのレストランで食事。落ち着いていて美味しかった。

鶏のスープ。
10月31日(火)

7時のフライトだったので、4時30分頃ホテルをチェックアウト。荷物を運ぶカートは、前日駅から借りてそのままホテルに1泊お借りした。

桜島
10月26日~10月31日 台湾(高雄・懇丁)

アイアンマン台湾70.3 レースレポート

2023-10-29 22:36:37 | レースレポート
台湾最南端の|墾丁《ケンティン》で行われたアイアンマン70.3台湾トライアスロンに参加しました。スイム1.9km バイク90kmン21kmという距離を制限時間8時間30分内で完走するレースです。

早朝3時30分に朝食、4時30分にトランジョンでギアバック、バイクのチェックを済ませて一度ホテルに戻り5時30分にスイム会場に行く。
外はまだ暗く、風が強い。

ノブリンは試泳をしていたけど、私はなし。ノブリンのウエットが切れていたので、メディカルで鋏をかりて切ってもらいノブリンのトイレ(大)をすませて、スイムスタートのタイムゾーンに並ぶ。

40分以内、41分~55分、56分~とタイムゾーンがあり41分~の1番後ろに並んだけど結局56分~ぐらいのところ。タイムゾーンはないような感じ。

スタートは6時で、8人ごとのウェーブスタート。6時19分ぐらい。ここから8時間30分が制限時間。2時49分までのゴールを目指す。

ノブリンと一緒。ハグチューする余裕はなく、手を握り合ってからそれぞれ泳ぎだす。

スイムは、M字型で沖に向かってビーチ方向に折り返し、また沖に向かいフィニッシュというコース。


前日の試泳。波、ないように見えますがあります!

レース当日。

バトルはない。というかバトルを避けてアウトコース。はじめの折り返しまでは短く感じた。そこからビーチに向かうのに波が強い。往復したとき6時44分ぐらいで、25分かかっている。あとこの倍で50分以上かかりそう。

2度目に沖からビーチに向かうのに、より波が大きくなってきた。息継ぎで海水を飲んでしまう。だけど怖さはない。

ノブリン、この波大丈夫かな。心配。

波があったけど、苦しくはなくゆったりと丁寧に泳げた。

スイムアップ、51分。ビーチから、地下道を通りホテルの中からトランジションエリアに向かう。テントの中でなく、トイレの前で着替えてギアバックをまたかけ、テントの中を通ってバイクラックまで行く。

ギアバック(前日の準備)

バイクラック

バイクスタートは、7時21分ぐらい。トランジションは11分。

バイクコースは、アップダウンのあるタフなコースに加えて強風。コナウィンドウのように横風で、バイクが倒れそうになる。ブレーキをかけスピードがおちてしまう。

上りは頑張れるけど、下りは怖い。頑張ると足が攣りそうになる。
バナナ1・虎屋の羊羹2・マグオン2・コムレケア2・アミノバイタル2・
胃薬・痛み止め バイクに積んだものはすべて摂ることができた。

約45kmで折り返し。折り返してからはノブリン探し。逆光でよく見えない。だんだんと対抗車が少なくなってくる。ポツリ、ポツリ、と間があいてノブリンがなかなかこない。

ノブリン、大丈夫かな。スイムアップしたのかな。

あ、ノブリン!と声をかけたのと
かなこ!というのがほぼ同時だった。

すぐにお互いの視界から消えてしまったけど、安心した。
よかった。スイムはどうにか間に合ったんだ。あとはバイク。

ノブリンの苦手な上りと風。ノブリンが無事に完走できますように。

ノブリンの後ろに人がいない。ノブリンがラスト?ラストなら後ろにマーシャルがつくはずだけど。ノブリンからずっーと離れてラストの方がいた。ノブリンは、ラストから2番目だ。

バイクの関門間に合うかな。ますます心配。

バイクスタートでは、たくさん抜かれたけどもうこの辺りでは抜いたり抜かしたり、力が残っている人が少ない。

一応、レースナンバーを確認するけどみんな、私より若い方々だ。私のエイジの方々はずっと先。

バイクフィニッシュは、10時53分。
トランジションの仮設トイレに入ったらとても汚れていたけどしょうがない。がまん。

ランスタートは11時ぐらい。

ランコースもアップダウンが激しい。

スタートしてすぐに声をかけられた。
台湾人だけど、日本語で。ランでは、たくさんの人たちと声をかけあった。
私の英語より、彼らの日本語の方が上手い。台湾人は本当に親日的で優しい。

想定外の上りが多く、もうそこはあきらめて歩いた。
今回は、上りはほとんど歩いた。

この上り、ノブリン大丈夫かな。
脚、大丈夫かな。

暑さはそれほど感じなかったけど、サプリを摂りすぎて
気持ち悪くなった。

やっと残り5kmぐらいの国道に出た。ここは前日にノブリンとバイクで乗ったところだ。あの象徴的な山が見えてきて、もう少しだ。

前日ノブリンとバイクで走ったところはランコース

ホテルの前から見える山

ホテル内のフィニッシュゲート

ゴールはホテルの中というアイアンマンレース初の試みで涼しく快適だった。

7時間39分25秒。

2時前にゴールできたけど、ノブリンが気になる。バイク、ギアバックをピックアップして、部屋に戻りシャワーを浴びてからノブリンを迎えに行った。

フィニッシュゲートでなく、コース上まで出て待ったけどこない。制限時間の少し前2時44分まで待ったけど、もしかしたら入れ違えでもうゴールしていて、バイクピックアップしているのかな。やっぱり部屋で待っていようかな。

部屋のドアを開けたらノブリンがいたらいいな、と祈るような気持ちだったけどいなかった。ノブリン、だめだったかな。

しばらくしたら、ノブリンが戻ってきた。
タイムオーバーだった。

それでも完走メダル、フィニッシャーTシャツをもらえて満足。残り3km 走れなかった、それまでに全部使ってしまった。

完走メダル・フィニッシャーTシャツ・フィニッシャータオル

ノブリンと一緒にノブリンのバイクピックアップに行き、ノブリンはゆっくりお風呂に入りその後、ちらりとロールダウン会場に行ったらノブリンのエイジがちょうどやっていたけど、誰もいないのですぐに次のエイジに変わった。

ロールダウンセレモリー

その後、外へ食事に行ってしまったけどロールダウンセレモリーのあとにアワードパーティーがあり、私は5位で入賞していたらしい。

このエイジかな。女子は1位と2位の方しか登壇してないみたい。

5位まで入賞とは知らなかった。これはエイジF30-34だけど、セレモリーに参加してたらこれと同じ5thのがもらえたけど、まぁしょうがない。コールされただけでしあわせ。

お世話になったSamも入賞。おめでとうございます。

てっきり3位まで、と思っていたしノブリンも完走できなかったのでセレモリーは参加する気持ちがなかった。私はその場にいなかったけど、名前をコールしてもらっただけでもうれしい。ありがとうございました。

今回のレースの目標は、楽しむ!ということだった。
レースを楽しむ、って難しい。苦しかったり、あきらめたり、うれしかったり、せつなかったり、楽しかったり、怒ったり、不安になったり、ノブリンを心配したり、私の7時間39分は色々な想いがあった。

だけど終わったら全部楽しい!
大会関係者、スタッフ、ボランティアの方々、一緒にレースに参加した方々、アイアンマン台湾CEOのレニー、Sam、台湾で知り合った方々、台湾の親切な方々、一緒に練習してくれた仲間、ありがとうございました。


Finish Time 7:39:25
Swim    51:10
Transition 11:04
Bike 3:31:54
Transition 7:37
Run                 2:57:41   

75歳のトライアスロン~記録に残らない僕の8時間40分32秒

2023-10-29 22:18:39 | レースレポート
台湾最南端の墾丁(ケンティン)で行われたアイアンマン70.3台湾トライアスロンに参加した。スイム1.9km バイク90kmン21kmという距離を制限時間8時間30分内で完走するレースだ。

スイムは、M字型で沖に向かってビーチ方向に折り返し、また沖に向かいフィニッシュというコース。



前日の試泳

風が強かった。波がきつい。沖に向かうのは、比較的波がないけど一周してビーチに向かうと、波がある。

息継ぎが僕にとって、大事なのに顔をあげて口を開けると波で水が口に入ってきてしまう。器官に入り苦しくなる。何度もリタイヤを考えた。
どこでやめようか。どこかな。どこかな。

何度もブイや救助のサーフボードにつかまって休む。
やっと1周してまた、ブイにつかまる。ブイには何人も休んでいる人がいて僕のつかまるところがなく、つめてもらった。ここでやめようか。時間ももうない。だけどあきらめずいってみよう、と泳ぎはじめる。同じブイにつかまっていた人に一緒に行こう、Go!と声をかけたけどその人は首を横にふった。
やっとスイムアップ。タイムオーバーかもしれないけど、バイクに行かせてもらったということは大丈夫だ。
(スイムの制限時間は1時間10分で、僕は1時間8分2秒だった)


レース前日 ここはランコース

バイクコースは、約45kmの折り返し。アップダウンが激しいタフなコースで風が強い。コナウィンドウのように横風でバイクが横にもっていかれ倒れそうになる。

折り返してきたかなこに会った。あとでかなこに聞いたけど僕は、バイクのケツ2だったようだ。だけど僕も折り返してから2,3人抜いた。彼らはもう弱っていて、上りでバイクを下りている人もいた。上りと風で僕も、彼らもみんなきつい。あきらめずに頑張ろう。

バイクの関門もあったようだけどクリアしていた。

レースの1週間前に足首を痛め、そこからずっと走っていなかった。台湾にきてもジョグすらしていなかった。

僕の前に走っている人がいなく、コースがわからず不安だった。迷子になりそうだった。上りでやっと人がいた。

ランもアップダウンが激しくタフなコースだったけど、もともと走れないので上りは全部歩いた。走れるところは走ったけど足首の痛みに加えて、何度も脚が攣り、エイドの度にサプリメントを摂った。

15kmぐらいのところで僕と同じエイジグループ(75歳~79歳)の人を抜かした。彼はすでに弱っていた(ランでリタイヤだった)

よし、時間内にゴールできれば1位だ。僕の年代はふたりしかいなかった。完走したら勝者だ。

ランの関門は2分前に通過した。
そこからキロ7分で走れればなんとかなる。

だけどもう走れない。
全部使いきってしまった。

フィニッシュゲートをくぐりメダル、完走Tシャツ、タオルをもらうことができたけどタイムオーバーだ。記録に残らない。

75歳の今の僕の結果だ。

悔しい想いはあるけど、水泳も自転車も走ることも全部できた。途中で投げ出すことはせずあきらめなかった。自分の力全部使うことができた。

スイムで何度もどこでやめようか、考えていた。
バイクは上りと風に苦しみ、ランは脚の攣りに苦しんだ。
制限時間の8時間30分には届かなかったけど僕の8時間40分32秒は今の僕だ。愛しくせつなく、満足だ。

身体と心と頭を使うことが難しくなってきた。
年齢を重ねるということはそういうことだ。
終わってみれば全部楽しい。
ありがとうございました。

Finish Time 8:40:32
Swim    1:08:02
Transition 13:09
Bike 4:10:52
Transition 4:51
Run                 3:03:40