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毎日がスペシャル!

teacupからのお引越し
トライアスロン・読書日記・日常のあれこれ

アイアンマン カルマル スウェーデン

2012-08-22 03:42:00 | レースレポート




桟橋の向こうにある防波堤を超えて足がつくところからのスタンディングスタート。プロ、50分、1時間、1時間5分、15分、30分、45分等タイムごとに並ぶところがある。30分のところに並びスタート。思っていたほど水は冷たくなかった。水は濁っていてあまり綺麗ではない。今回はサシューさん、むーらんに頭カバー?を借り、きーちゃんからアームカバーを借りていた。ほとんどの人がロングジョンのフルウェットスーツだ。

バトルも思ったほどない。マナーが良い。ただ周辺にブレストの人が多く一度足で蹴られてしまったので、ブレストの人の近くには寄らないようにしていた。(あとできーちゃんに聞いたら、ブレストの人は道を間違えないのでついていったという)

岸の近くにくると、DJ、音楽がガンガン聞こえてくる。選手がスタートしたあとの桟橋は観客席となっていた。盛り上がっている。

途中、足のつくところがあり立っている人がいたので、私も立った。「I'm running♪」と走ってみた。

1st lap 1500m。2nd lap 2360mの3860m。2周目はスタート位置とは違うバイクラックのあるトランジッションエリアまで橋をくぐり泳いでいく。スイムスタートと、フィニッシュが違う。

ケアンズのときは、とにかく人がいなくひとりぼっちで泳いでいたので、今回は人のいるところで泳ぐが目標だった。人がいるところは安心感がある。スイムのドラフティングができた。人について泳げた。楽しかった。

スイムアップ。1時間32分ぐらい。バイクギアを持ってテントに入る。お手伝いのボランティアスタッフはいない。自分でやる。バイクは、やっぱりまばらだ。スイム、遅くないと思ったのに。

バイクスタートするとき、きーちゃんのスタートするDJのコールが聴こえた。

バイクコースは、まず6kmの長い橋を渡り、Olandの島に行く。ここは106km。13km地点ぐらいできーちゃんに追い付いた。大丈夫、元気そうだ。後ろを振り向かなくってもきーちゃんを感じる。ついてきてるんだろうな。頑張ろう。

アップダウンはほとんどない。ぐるりとまわる向きによって風の向きが違う。ほとんど追い風だ。気持ちよい。バイクも人がいる。きちんと間を開けて、ドラフティングにならないように気をつけている。みんなマナーが良い。ただ抜かすときが難しい。右側通行は車が少なく、田舎なので怖くなかった。チェジュのような怖さはないし、ケアンズのようなひとりぼっちの感じもない。

何よりも風景が美しい。田園風景。赤い切り妻屋根のかわいいおうち。手入れされたお庭のガーデンチェアー、テーブル。家族、友人が集まってワイン、お料理を囲んでの応援。彼らの日常に溶け込んだ応援。短く美しい夏、日光を楽しむため、アウトドア、ガーデンを大切にする。きょうは、トライアスロンがあるから、それを見て楽しもうという気持が伝わってくいる。赤毛のアンの世界みたい。メルヘンチック、ロマンチックな風景。

「ガンバレ」と日本語の応援も聴こえてきた。北欧で北欧の方々の日本語を聞くのはうれしい。JAPANの旗もあった。感動だ。

トライアスロンチーム ストーンキッズのバイクジャージを発見。人についていったり抜いたりしていくのがうまい。よし、この人についていこう。あからさまにはできない。ただ、その人がいるパックに入っていこう。田園風景の中、行儀良く一定の距離を保ち、7,8人ぐらいでいく。TVで見ていたツー。ル・ド・フランスみたい。格好良いと気分も↑↑

106kmが終わり、また橋を渡ってカルマルに入っていく。この橋の上りでパックからはずれてしまった。

カルマルは、74,2kmのコース。アップダウンはないはずなのにいやらしい感じのゆるい丘があって、後半になったためかペースダウン。トイレに行ったりしたら人がまばらになってきちゃった。同じツアーでご主人の応援をされていた方々にも声をかけてくださった。

折り返しできーちゃんに遭遇。ちょっと離れちゃったかな。ちょっと元気ないみたい。きーちゃんの後ろにノブリンがいた。良かった。やっと会えた。なかなか会えないので寂しかった。この距離だと、やっぱりスイム遅かったんだなぁ。

バイクフィニッシュ。今回はバイクの7時間切りが目標。大丈夫、切れている。

ランスタートは、3時30分ぐらい。よし、ランは5時間切りだ。えっ?そしたら13時間30分?できる?走りはじめはいつも気持ちよい。でもぐるぐるコースなのでとてつもなくきれいで格好良い走りの人がいっぱいだ。彼らはすでに最終の3rd lap。プロのエミちゃんに声をかけて頂いた。彼女と一緒に走れる7なんて、すごい。すぐに見えなくなっちゃった。さすがだ。

郊外の住宅街、サイクリンロード、森の小路のようなところを行き、カルマルの街に帰ってきて石畳を走り、給水塔の中を抜け、ゴールゲートがふたつにわかれるメインスタンドを通り越し、カルマル城~スイム会場~また郊外とこの1stが15km。2nd lapもこれで30km。3rd lapはお城まで行かないで12km。タフなコースだ。郊外のぐるぐるもどこまで行くんだろうって感じだし、カルマルの石畳ランはきつい。ゴールした人を横目にまたぐるぐるだ。

石畳

給水塔

給水塔の中

カルマル城

ゴールゲート

ゴール前の大聖堂

ゴール前の宿泊したホテル
lap1のゲートで、やっと周回チエックの緑のゴムをもらい、lap2のゲートでピンクをもらう。走りはじめは何もつけてないので、他の人が緑とピンクをつけているのが羨ましかった。

ランコースの郊外は、バイクで下見した住宅街で、バイクコースと同じように綺麗でかわいいおうちの前のお庭での応援。日本にきたことあると言っていたおじさんは、おうちの中から応援で、手を降ったら、わかってくれたようだ。ランも「ガンバレ!」と日本語があった。

宮古島もケアンズもランの10kmぐらいでノブリンに抜かれている。今回はせめて1周しょう。15kmだ。バイクもランも距離表示がない。ランは1周15km、ということをきちんと把握していないとだめだ。1周15kmは、大丈夫だったけど、2周目、20km以降落ちてきた。なぜだろう、右手、右腕が重い。痛い。腕を後ろに引いて走ることができない。右腕をおろしてぶらぶら。右腕をおろして、スイムのかきのようにしてたり、歩いたり。腕が痛くって走れないって、あるんだろうか。甘えてしまった。走るのは足だ。足も確かに重くなってきているけど、とにかく腕が痛い。走ると痛い。歩きたい。歩いたり、走ったり。歩いている時間のほうが長い。

もう5時間切りは無理だ。せめて9時までに帰ろう。14時間切りだ。歩いてても9時までにはゴールできる?

ストーンキッズの方がいらしたので、バイクのときのお礼を言った。同じツアーの人にも声をかけた。ノブリンは、まだ。もう35km過ぎた。今回はもう大丈夫かな。ノブリン、こないかな。

38kmぐらいでやっぱりノブリンがきちゃった。ノブリンもけっこう歩いたと言っていた。8時40分ぐらいだった。もうだめかな、私はいい、ノブリン行ってと諦めてしまった。ノブリンを追いかけることができず、そのあとまた歩いてしまった。

ふっと40kmの距離表示を発見!あと2kmだ。間に合うかもしれない?そこから走った。でもやっぱり間に合わなかった。14時間過ぎちゃった。気が付くのが遅すぎた。諦めちゃった。歩いちゃった。甘えちゃった。

スウェーデンの方々は優しい。歩いていても「nice walking!」と言ってくれる。きちんと走っていると、「Beutiful!」「wanderful!」「your an idol!」温かい。ありがとうございました。

ゴール後は、スタッフがひとりずっとついていてくれて面倒をみてくれる。ケアンズと同じだ。私はおばちゃんだったけど、ノブリンの面倒を見てくれたのはかわいい女の子だったみたい。

ピザやらフルーツやら飲み物やら色々あったけど、あまり食べられなかった。

制限時間残り1時間は、Hero Time。みんなヒーロー。スタンディングオペレーション。DJのアナウンスがいい。音楽にあわせてみんな踊ったり、ウェーブしたり、カウントしたり、歌ったり。最後は花火。会場の盛り上がりが素晴らしい。


今回のツアーのTさん。大きな日の丸の旗を持っての応援。朝起きたら、新聞のように私とノブリンのリザルトがドアに挟んであったり、気の配りようがすごい。トライアスロンを好きなんだなと感じられた。ありがとうございました。

遠くでネットで応援して下さった方々、一緒に練習して下さった方々、一緒のツアーのみなさま、スウェーデン、カルマルの方々、大会スタッフ、ボランティアの方々、一緒に行って7くださったまーくん、きーちゃん、ありがとうございました。

ノブリンは、好タイムなのにスイムがやっぱりだめだし、ランも自分が思っていたほどじゃなかったみたいで、いっぱい歩いて凹んでいる。ランのとき「ぼく、もうアイアンマンやめようかな、」と思っちゃったみたい。大丈夫、ノブリン、格好良いよ。ノブリン、ありがとう。


KANA 14:01:25 1:32:13 6:45:25  5:30:23

ノブリン    13:57:01       1:55:43        7:06:33 4:39:59

アイアンマン ケアンズ

2012-06-22 17:26:00 | レースレポート
https://www2.marathon-photos.com/maps/mypace.py?event=Sports/JRAU/2012/Ironman%20Cairns&bib=598

面白い!ノブリンのレースのGPSサービス。google mapの画像が映るときと映らないときがある。Male Winner とFemale Winner とFinal Finisherとの比較になっている。下のアニメーションがかわいい。じたばた泳いでいるところを自転車、ランで踏み潰されていく。私もノブリンもスイム、バイクはラストランナーより後ろ。ランでやっと抜かしている。リストに私の名前を入れて、ここで比較できるんだけどうまくいかないのでとりあえずこれだけ。

アイアンマン ケアンズ

2012-06-07 14:54:00 | レースレポート

ヨットハーバーの桟橋から、下りてのフローティングスタート。ノブリンはすでにびびっていて、一番後ろからスタートすると言い、私も目の調子が悪いのでノブリンと一緒。スタートの合図があったときは、スタートの場所にも辿りついていなかった。ノブリンとエール交換して、お互い泳ぎだす。

反時計回りの2周回。水は淀んでいてきれいではなく、何も見えない。とりあえず前に行く集団を見ながら泳いでいたけど、すぐに人が見えなくなる。あれ?周りに誰もいない?ブイはわかる。スタート位置と、曲がり角がちょっと小さい白いアイアンマンロゴのブイで、あとは黄色い大きなブイ。ボードのライフセーバーの方もたくさんいらっしゃる。ライフセーバーも黄色い洋服なので、ブイとまちがえてしまう。ブイが動いている?

とにかく長かった。泳いでも泳いでも進まない。しかもひとり。太平洋ひとりぼっちって感じ。孤独だった。みんなはどこを泳いでいるのだろう。

やっと2周目に入る。進まないのでキックをバタバタ打ってしまったら足が攣った。止まって伸ばしていたら、「Are you OK?」とライフセーバーに声をかけられる。「Yes、OK」と応えまた泳ぎだす。沖のブイを回ったところで、人を発見!やった!ひとりじゃない。その人についていくけど、その人は近くなったり、遠くなったりと、一緒にいくことができた。孤独だったので、人がいると気持ち的に楽になる。

スイムアップ付近で、ライフセーバーの人たちが集まってた。あれ?やっぱり私、ラスト?止められない?時計を見たら、2時間?時計まちがってる?2時間も海を漂っていた?私が2時間かかったってことは、ノブリンはまだ?大丈夫かなぁ。ノブリン、スイム止められてないかなぁ。

Swim-Cycle Bagsのところまで500mぐらい走る。Bagsはもう数えるぐらいしかない。ノブリンのBagはあった。

Changeroomsのテントに入ると、スタッフのおばさんがウエットを脱がせてくれて、Bagから必要なものを出してくれる。日焼け止めも塗ってくれた。

そこから、またバイクラックのTransition1まで行く。バイクが数えるぐらいしかない。こんなの初めてだ。ノブリンっていつもこんな感じなんだ。ノブリンの気持ちがわかったようなうな気がした。

バイクスタート。やっぱりひとりだ。バイクをひとりでスタートして、前に誰もいないし、道もよくわからない。曲がり角におまわりさんがいて、車を止めていてくれる。バイクコースは、コーンが置いてある。

気持ちがおちていた。スイムに2時間、バイクラックにバイクがないということにショックだった。バイクもひとりだし、どこで止まられるのだろう。いつ、後ろにラスト走者の合図のオートバイがつくのだろうと考えてしまっていた。スイムもひとり。バイクもこのままひとりで、180km?しかも9時から、180km?いったい何時にバイクフィニッシュできるのだろう。しばらくは、サイクリングのようだった。

アイアンマン70.3のトップランナーが走っている。対向車は70.3のバイクの人たちだ。

海沿いに入り、アップダウンがはじまると周回コースに入る。やった。いっぱい人がいた。もちろん、ずっと速い人たちだ。ぐるぐる周回している人たちだ。人がいるとまた気持ちがあがってくる。アップダウンもいい刺激になる。気持ちよい。人とも声をかけあうことができる。

先端の折り返しは、Port Douglasというリゾート地。風光明媚で綺麗なところだ。軽井沢みたいなところで、カフェテラスでお茶を飲んでいる人たちが応援してくれる。折り返しには大きな液晶テレビジョンがあり、名前が表示されてDJがアナウンスしてくれる。盛り上がっている。私自身ももちろん楽しくなってきた。オーストラリア大陸を自転車で走っている。楽しい。しあわせだ。

折り返してからすぐにノブリンに遭遇した。良かった。ノブリン、スイムアップしていたんだ。無事だった。私との差はそんなにない。よし、頑張ろう。


女性が声をかけて追い越して行く。彼女についていこう。彼女とは抜いたり抜かれたりでその度、声をかけあっていた。やっぱり相手が上手だったので途中からはあきらめて彼女が見えなくならないようについて行った。

トイレがどこにあるかわからなかった。あとから聞いたらエイドステーションにあったと言っていたけど、わからなかったので乗ったままでしてみた。コツは下りだ。下りで腰をサドルからあげて力を抜く。バイクボトルの水をかける。後ろの男性に「××Water!」と言われたけど、ばれた?水をかけろ?こぼれてる?まぁ、いいや。

アップダウンのある海岸沿いから、port Douglasまでを2周回。ノブリンにも何回か会えた。だんだん人が少なくなってくる。やっぱりスイムアップが遅かったからしょうがない。

やっとバイクフィニッシュ。Transition2。バイクはスタッフのお姉さんが持って行ってくれた。すばらしい。Changeroomsテントに入る。係りのおばさんがいたけどひとりでできると断り、ランニングシューズに履き替える。出てすぐの仮設トイレに入って、エイドでサプリメントを飲んでからランスタート。

ランスタートは、17時近く。いつもなら、よーし、これでおしまい!と思えるのに、これもけっこうショックだった。17時から、フルマラソン?

他にいた女性は、あたりまえのようにランスタートだ。スタッフに「Enjoy!」と送り出される。そうか、楽しまなきゃ。みんなそうなんだ。オージーすごい。

バイクでデットヒートを繰り返した彼女にすぐ追いついた。けっこう年配の方だった。バイクはものすごく強い。

一緒のツアーの男性にも追いついた。彼は68歳だって。

走れる。気持ちよく走れる。気持ちよい。6:30ぐらい。折り返してきている人たちが拍手してくれたり、「Beautiful!」「Good job!」と声かけてくれる。お互い選手同士のエールや、沿道のサポートの人たちの言葉。そうか、きちんと走っていればBeutifulなんだ。きちんと走ろう。

今回のテーマは、つぶれないこと。宮古島では食べることができずにエネルギーがなくなり熱中症になって苦しかった。バイクできちんと食べられた。おにぎり3つにエネルギージェル。17時スタートだったら、熱中症にならない?気候も良かった。バイクのときにそれほど暑くなかった。

宮古島では、まったくノブリンについていけなかったけどこの調子だったら、ノブリンについていけるかな。一緒に走れるかな。ノブリンと走りたいな。>

12kmぐらいのところで、ノブリンがきた。ノブリンと並走。お話ししながら走れた。ノブリンに引っ張ってもらって少しスピードもあがった。楽しかった。しあわせだ。ノブリンと一緒にオーストラリアで走っている。

一緒のツアーの方に追い付き、彼も私たちについてこようとしていたけど途中で諦めたようだ。

あたりはもう暗くなっている。道路のキャッツアイのデコボコに気を付けないと危ない。

ハーフまではノブリンと一緒に行こう。ノブリンと私の走りに沿道のおばさんが「Excellent!」と声をかけてくれる。英語の表現って、てらいもなく素敵だ。

ケアンズノースに入り、22kmぐらい。ここから公園内の遊歩道みたいになっていて折り返しの人たちがいっぱいだ。ノブリンは折り返しの速い人についていっちゃってそこでわかれてひとりで走った。エスプラネードの街に入るとゴール付近はものすごい応援だ。速い人たちはもうゴールに向かっている。周回の人はゴールからそれてヨットハーバーのほうまで行って折り返して、またケアンズノースへ。折り返してきたノブリンに会う。はじめはこの折り返しが1回だと思ったら、なんだか距離が合わない。40kmの表示がある?まだ26km?げっ?これを2回?このぐるぐるがけっこう辛い。ゴール付近を何度もとおるし、まだフィニッシュじゃないのに、沿道の人たちはハイタッチでお祭り騒ぎ。恥ずかしいぐらいの応援だ。日本語の「がんばれ!」もある。「ありがとう!」というとびっくりしていた。

2kmごとに距離表示がある。やっと30km。ノブリンとの距離が開いている。スピードがおちている。人がいっぱいで歩けない。とりあえず走っているふりをしないと。Beutifulじゃないと。

やっとゴールゲートに入れた。そこからは気持ちよかった。アイアンマンのロゴ。派手なお祭りだ。ノブリンがいた。タオルをかけてくれたおばさんが、ずっと私をささえてくれていたけど、ダメージは少ない。おばさんがダーリンと交代ね、とノブリンと代わってくれた。

ゴール後は、バイキングのようにパスタやらパンやら色々食べ物があったけど、とりあえずホテルに戻りシャワーを浴びてからゴール付近のバーでワインとピザで祝杯。今度は私たちも応援だ。ゴールに人が入ってくるたび、オージーと一緒になってかけだし、「Welcome bacK!」「Good job!」と声をかける。ラストの人、スタッフの人たち。

今回は、ケアンズに行く前日にウィルス性結膜炎・プール熱と診断され体調が良くなかった。レース当日には治っていますように、朝起きたら治っていますようにと念じていたのに、レース当日の朝、今まで左目だけだったのが、右目もきていた。やばい。だめかも。視野が狭く、自信がない。できるところまでやろう。バイクで眼が見えず怖かったらやめよう。とリタイア覚悟だった。ずっと慣れない眼鏡での生活で、試泳もしなかった。レース当日だけコンタクトレンズにチャレンジしてのレース。

でも不思議とレース中は、眼の痛みや不快感は感じなかった。それよりスイムがひとりきりで、2時間かかったこと、バイクラックにバイクがなかったこと、バイクもひとりでスタートだったことがショックで、気持ちが落ちていた。気持ちの波があった。いつも思うことなのだけど、気持ちの弱さが課題だ。

今回は、ノブリンとふたりでの参加だったけどツアーのメンバーに恵まれ、助けられた。海外レースは、言葉が通じないし要領がわからない。T2までのギア・バイク転送が大変だった。アバウトなところはアバウトだけど、細かいところは細かい。自己責任でのレース。日本のレースはある意味親切だ。

でも盛り上がりが違う。楽しみ方が違う。楽しみ方を知っている。トライアスロンを愛している。トライアスロン大国だ。オージーは強い。

すっかりケアンズが好きになったノブリン。短期シニア留学?をもくろんで資料を読み込んでいる。

遠くから応援してくださった仲間、一緒に練習してくれた仲間、一緒のツアーだったみなさん、一緒にレースを楽しんだ方々、大会関係者、ボランテァ、スタッフ、ケアンズの方々、ありがとうございました。

       Finish Time/ Swim/ Cycle / Run
ノブリン  14:30:53/ 2:22:33/ 7:10:45/ 4:38:46
KANA 14:51:58/ 2:01:53/ 7:23:30 / 5:12:58



第28回 全日本トライアスロン宮古島大会

2012-04-17 19:25:00 | レースレポート
7回目の宮古島トライアスロン。今回は久しぶりにノブリンとふたりのツアーだ。でも宮古島に行けば、久しぶりに会える懐かしい人たちがいる。江東トラからは他にN山さん、nitoさん。

スイムスタートは、内側のコースロープ。号砲とともにノブリンと健闘を祈り別れすぐに泳ぎだす。

今回のスイムのテーマは「バトルに負けない」だ。昨年はバトルから逃げてしまった。今年は覚悟の上だ。バトルは当たり前と思っていると怖くない。いきなり顔面を蹴られゴーグルがずれ、300mのフロートにつかまりゴーグルを直す。とにかく人がいっぱいで、コースロープから押し出されてしまう。人に乗ったり乗られたりで、600mのブイを曲がり1700mの関門のフロートまでバトルは続く。そこからは比較的空いてくる。でもそれ以降も人が寄ってきたりぶつかったり。はじめはバトル覚悟だったけど、けっこう疲れた。中に入っていくのって体力消耗する。2300mぐらいでもまだバトルがありまたゴーグルがずれた。

スイムアップ。今回はGPS時計が壊れてしまったのでスイムのときは時計がなく、時間がわからない。「スタートして1時間2分が過ぎました」というアナウンスがある。ああ、あのピーっていうところまで3分かかっちゃうかな。渋トラ会長妻のTちゃんが声かけてくれた。

エルメスの時計をはめる。バイクスタートは8時10分だ。ラップとかわからないのでわかりやすい時間にしたい。ランスタートが2時。そうだったら時間の計算がしやすい。12時間切りで、ランの5時間切りが目標だ。

バイクスタートして、すぐ辰巳の練習会に参加してくれているY崎さん、江東トラ新人?のN山さんに抜かれる。

池間大橋を1周したところでノブリンに会う。いつもはノブリンの無事を確認して安心するのだけど、今回はやばい。バイクも速い。いつもすれ違うところより速い。逃げなきゃ。

東平安名崎ですれ違ったときも、距離が縮まっている。

今回は、大会の前日が誕生日&16回目の結婚記念日だ。テーマは「しあわせ」。しあわせな気持ちでレースができたらいいなと思っていた。

スイムはバトルで闘っちゃったけど、バイクはしあわせな気持ちで乗れた。宮古島のバイクコースは気持ちよい。「わ~いっ!きれいっ!きもちいいっ!」とやっぱり声がでちゃう。しあわせだ。

東平安名崎は道が狭いので抜かすときは気をつけなくっちゃだ。いつもなんだけど私はルールやモラルを守って、気をつかってバイクに乗る。ドラフィティングにならないように気をつける。でもキープレフトを守らなくって危ない人がいる。抜かせない。どーしょうかなぁと思っていたら、私の後ろの女性が「○○○番!(レースナンバー)危ない!」と私の前の男性に注意してくれた。「ありがとう」とその女性に声をかけ、それからは走りやすくなっ
た。

その女性、いい人で私に「一緒に行きましょう!」と声をかけて抜いていってくれたけど、無理。気をつかってふんでしまったので左足が攣ってしまっていた。バイクのテーマは軽いギアでまわすってことだったけど、これはだめだった。重いギアでふんでしまっていた。ああ、彼女についていきたかったなぁ。

バイクフィニッシュ。あれ?ムラキヨがいる?リタイア?

とにかく2時にランスタートしたかった。とりあえず2時にランスタートできた。すぐのエイドで休んでからスタート。大丈夫走れる。

いつもならランで歩いている人がいっぱいで、すぐに抜かせるのにこの時間にランスタートしている人はしっかり走っている。なかなか抜かせない。6:30'~7:00’ぐらい。トップ選手とすれ違うところもいつもと違う。トップは外人だ。わからなかった(ウクライナのブロックヒンだった)2位は、西内さんだ。声をかけることができた。

初めにすれ違ったのが京都のZ前。速い。次が辰巳に最近こなくなっちゃったKノ(帰りにまた辰巳にくるって話していた)で、H石さん。すごい。速い。彼は新中川でよく会うけどいつもものすごい勢いで走っている。渋トラ会長、Y崎さん、N山さん、メイストームのMさん、オミノチーム、城本さん、田中さん、ムラクミちゃん。宮古島は折り返しで会えるから楽しい。

10kmで1時間20分ぐらいかな。そこを過ぎたところぐらいで後ろからノブリンがきた。「4時間30分で、走る!」というのでとてもじゃないけどついていけないので、追いかけなかった。それにしても少しぐらい私と走ってくれてもいいのに。シビアだ。

ハーフを折り返してきたノブリンにまた会う。ノブリンが9:27:05で、私が9:32:44でここまでは5分ぐらいの差だったんだ。

折り返しのエイドで「KANAちゃん」と声をかけられた。あれ?のりちゃんだ。どうしたんだろう。アクシデント?こんな機会はない。お話ししたいな、一緒に走れるかなと思っていたけど、どこからかわからなくなってしまった。

nitoさんにも会った。N岸さんにも会ったけど彼は大丈夫だろうか。

私もくずれてきた。とにかく暑い。エイドの度に休み水をかけ、水を飲むけどすぐにまたのどが渇く。下腹が痛い。気持ち悪い。歩きたい。歩いた。何度も何度も歩いた。走れない。走るとお腹が痛い。歩いたり、走ったり。

30km。もう時計なんてわからない。時間なんていい。12km歩いて完走できるかな。やめたい。やめちゃおうかな。

しあわせ気分で走る?無理。苦しい。しあわせじゃないぢゃん、これ。

残り5km。ここまできたらあと5km歩いてもゴールできるかな。

歩道を並走して歩いている人がいる。その彼女より私の歩きは遅い。「おねーさん、私より歩くの速い」と話しかけたら、大阪からたまたまきて誰かの応援とかじゃないんだって。

宮古島の温かい応援に、笑顔で応えることができない。笑えない。

ゴールゲートの手前で、制限時間60分前の花火があがってしまった。いつもならゴールして見ていた。

競技場に入る。沖縄民族衣装のお姉さんがふらふらの私に寄り添って一緒に走ってくれた。太鼓を叩きながら「ワイドー!ワイドー!」とゴールまで。7回参加してはじめてのことだ。死んでいたんだろうな、私。彼女の応援で泣きそうになった。

やっとゴール。ノブリンが待っていてくれた。これもはじめてだ。宮古ソバも食べられず、飲み物もだめだった。着替えずにタクシーでホテルに帰った。

熱中症、暑さ対策、エネルギー不足、気持ちの弱さ。反省はたくさんある。今回やっぱりバイクで食べられなかった。おにぎりを持たなかった。美味しかったのはマドレーヌ、とらやの羊羹、グレープフルーツ、バナナ。サプリメントがだめだった。

でもなぜだだろう。終わってみるとやっぱりしあわせだ。しあわせな気持ちで12時間35分は過ごせなかったけど、それでもしあわせだ。あんなに苦しくってやめたいと思ったのに、やっぱり楽しい。苦しいけど楽しい。

自分自身のレースってもちろんあるけど、ノブリンに負けたとかそんなことより夫婦で一緒に宮古島トライアスロンに参加できることはやっぱりしあわせだ。ノブリンが速かったことは本当に素直にうれしい。ノブリンがにこにことしあわせそうでいるのがいい。

ゴールまで一緒に走ってくれた宮古島の応援の方、ボランティアの方々、宮古島の大会関係者、応援の方々。一緒にレースに参加した方々。一緒に練習した仲間。応援してくれた仲間。やっぱりしあわせだ。トライアスロンはしあわせなスポーツだ。

ありがとうございました。

KANA 総合記録 12:35:18 スイム 1:03:11 バイク 5:54:45 ラン 5:37:27

ノブリン 総合記録 11:59:59 スイム 1:11:37 バイク 5:55:44 ラン 4:52:38

東京マラソン 2012

2012-02-27 10:37:00 | レースレポート





4回目の東京マラソン。第1回目、2回目と昨年の5回目に参加。ノブリンは第2回目、3回、4回の出場だ。第1回目から今回の第6回目とどちらかは出場している。

待ち合わせしていなかったけど駅で偶然「走ろう会」のE藤さんに会い、電車の中でまた偶然に「走ろう会」のN沢さんに会い3人で一緒に行った。

N沢さんの仲間の方の待ち合わせもハイアットで、葛西ランナーズの待ち合わせ場所と一緒だった。ここは暖かく、トイレ、コンビニがあり◎。昨年より参加メンバーが少ない。狙っている?Hノさんはすでにスタンバイしてて会えなかった。エリートのY江ちゃんもきてくれた。格好良い。

M倉さん、Y田さん、E藤さんたちは一足先に荷物預けに行き、私は0川夫婦、カッシー、I上さんと一緒に行動。荷物預けに行くまでが混んでいて大変だった。陸連登録のAブロック。スタート前にみんながいると心強い。

スタートすると、故障をかかえているカッシーがだーっと行っちゃった。大丈夫なんだろうか?新宿のガード下あたりで0川夫婦が、お互いを探しあい合流しているのを発見。さすが夫婦だ。0川夫婦が見えるぐらいにいようと思って走っていたけど、だんだんわからなくなってきちゃった。

まず、飯田橋の5km付近だ。理事長の奥様がいらしてくださると言っていたけどやっぱりわからなかった。すみません。キロ6分でスタートから30分の時間を言っていたんだけど。

皇居あたりで、同じ海賊?のE藤さんが前に行っているのを発見!追い付こうととしたけど、無理。あきらめた。昨年、彼に追い越されたのは新宿だったけど、今回は調子悪いのかな。スタート位置が違うとやっぱり大変だ。

品川に向う日比谷通りで、トップ選手たちの折り返しに遭遇する。Y江ちゃんもいて、声をかけることができた。また銀座に戻ってきて、ハーフが2:01ぐらい。今回はGPS時計が壊れていて、90kmぐらい走っていることになっていたので、時計のラップはあてにしてないで、距離表示と自分の時計の時間でみていた。

4時間のペースランナーに追い越された。あれ?もしかしたら4時間切れる?と思ったけど無理しないでイーブンでいければと思っていたので、いかなかった。

22kmぐらいの葛西ランナーズの応援ポイントの茅場町。やっぱり遅かったからかな。もういなかった?気がつかなかった。ここは遅いと誰もいないとI氏がいつも言っていた。

浅草橋で、「KANAせんせい!」と声援。見ると大きな応援幕「KANAせんせい」とあり、5歳児クラスのF子ちゃんだ。F子ちゃんママとおじいちゃまがいらして下さっていた。かけよって握手。すごいっ!うれしいっ!今回は子どもたちの発表会の海賊の衣装で、走るとイラストとだいたいの時間のお手紙を、昨年応援にきてくれた子どもたちや言われた子どもたちだけに渡していた。レースで子どもに会えるのってうれしい。ありがとうございました。

F子ちゃんに元気をもらって、浅草に向う。浅草にはO崎センセイがいる。でもわからなかった。すみません。お知らせしていた時間より、ちょっと速かったかな。

30kmで、2:54。まあまあだ。また復路の浅草橋で、F子ちゃんファミリーに声をかけてもらった。本当にありがとうございました。

ちょっと前に、O川夫婦がいた。ふたりとも調子悪いみたい。っていうかファンランで楽しんでいるようだ。

復路の茅場町。よかった。葛西ランナーズのみなさんがいらした。ひでさん、M口さん、Hごさん、Oぼさん。キヨノさんもだ。ありがとうございました。

佃大橋を渡り、豊洲に入る。だんだん足が重くなってくる。40kmで3:58だ。だめだ。落ちている。まぁ、こんなもんかな。エイドでボランティアをしていたSつきちゃんにも会えた。

やっぱり東京マラソンは楽しい。30km過ぎておちてくるけど、あれ?あと10kmでおしまい?と短く感じてしまう。4時間12分ぐらいだったけど、短く感じた。楽しいと短く感じるのかな。応援、選手とにぎやかではなやかであきない。あまりストイックな感じがない。

今回は子どもたちにお知らせし、だいたいの時間を申告していたけどその時間通りに走るのはちょっと難しかった。遅めで確実のタイムより少し早めのタイムの申告でよかったのかな。Yちゃんのおとうさん、Kくんのおとうさんと子どもたちの保護者の方々も走られている。卒園生のSちゃんのおかあさまもチャリティランナーで走られている。走る仲間ももちろんだけど、幼稚園の関係者の方々もみな東京マラソンを楽しんでいる。子どもたちの心に少しでも残ればいいなと思う。

ノブリンは関宿までのバイク練習&ラン&スイムで3種目。ひでさん葛西応援団は、よっしゃで打ち上げ?

ありがとうございました。

地点名 スプリット   (ネットタイム)  ラップ   通過時間
5km   00:29:01 (0:28:20     0:28:20   09:39:01
10km   00:57:46 (0:57:05)    0:28:45  10:37:11
15km   01:26:27 (1:26:01)     0:29:25   10:37:11
20km   01:56:08 (1:55:27)     0:28:57   11:06:08
25km   02:24:39 (2:24:13)     0:28:55   11:34:39
30km   02:55:05 (2:54:24)     0:29:42  12:05:05
35km   03:25:47 (3:25:06)     0:30:42   12:35:47
40km   03:59:00 (3:58:19)     0:33:13  13:09:00
Finish   04:13:26 (4:12:45)     0:14:26  13:23:26