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teacupからのお引越し
トライアスロン・読書日記・日常のあれこれ

坂東市いわい将門ハーフマラソン大会

2013-11-10 21:25:00 | レースレポート
Sunday,10 November

5年ぶりのハーフマラソン。この将門ハーフは10年ぶり。走ろう会のメンバーと参加。

ノブリンの強さの秘密は、走る前のエアロビ?

5:30で2時間切りが目標で、アベレージ5:24で1:54:40で目標達成だけど、葛西ランナーズの練習会のような走りになってしまい追い込めなかったけど、今の私はこんなものかな。ノブリンは、1:43:03でほぼベストタイム。

10年ぶりなので、もっと人がいっぱいで走りにくいのかと思ったけどストレスなく走れた。自宅からは1時間ぐらいで、7時に家を出て10時スタート。2時30分にはおうちに戻ってこれる。ローカルないい大会だ。久しぶりのマラソン。やっぱりコンスタントに大会に出てないとだめだなぁと反省。楽しかった。

完走後は、とん汁のサービス。



ノブリンは、打ち上げに行っちゃったけど私は、参加賞のレタスでサラダ。新しくできたピザ屋さんで、お土産ピザにしておうちでワイン。しあわせsymbol1
Friday,8 November




アイアンマン 70.3 フィリピン

2013-08-09 22:47:00 | レースレポート
朝4時に目覚めたときは、豪雨。スイムスタートの時は小雨になっていた。セブの天気は変わりやすい。だいたい朝方か、夕方は豪雨。昼間はあまり降らない。

5分ごとのウェーブでのフローティイングスタート。ノブリンと一緒にスタート位置らしきところまで泳いで行く。しばらくサーフボードに捕まっていたけど、もう少し前に出ようと泳ぎだす。あれ?みんなが泳ぎだしている。6時40分。スタートだ。「ノブリン、スタート。頑張ろうね」と声をかけて泳ぎだす。ノブリンはウェットなしで不安そうだったけど、きっと大丈夫。

人がいっぱいだけど、泳げる。思ったよりバトルはない。流れに沿っての約1kmなので、ぐんぐん進む。ターンのブイが丸く小さくわかりにくい。ホテルの方に戻り、シャングリラホテルを通り越し隣りのモーベンビックホテルの方に行く。ここから流れが逆になり、泳ぎにくい。コースロープの方に流されてしまう。モービンピックホテルになかなか近づいて行かない。

最後のターンで、シャングリラホテルにまた戻る。ここからは大丈夫。

スイムアップは7時20分ぐらい。バイクラックまで走りたいけど、前の人が歩いていて走りにくい。

70.3だからか、着替えのテントはない。その場でバイクシューズを履き、スタート。


朝からの雨で路面が濡れているし、でこぼこで水たまりが多い。それだけでもすでにびびってしまう。スピードが出せない。スタートしてからどんどん抜かれて行く。どうしてみんなあんなにスピードが出せるんだろう。

橋を渡り、セブシティに入る。橋の上りはいいけど、下りが怖い。苦手なカーブもある。トンネルだ。暗くって下りで怖い。

折り返しにくると、安心感があった。なんだ、大丈夫。このコースをあと2往復だ。そう思うとスピードが出てくる。楽しくなってきた。折り返してノブリンにも会えて、声をかけられた。ノブリンも大丈夫。あまり私とバイクの差はないみたい。私が遅かったかな。

バイクの沿道の人たちの応援がすごい。道路の真ん中によってきてしまっている。なにこれ?ツール・ド・フランス?キャーキャー歓声があがる。楽しい。

パンクしている人もいたけど、メカニックの人が助けてくれている。今回私のタイヤは、延長バルブが緩んでいていい状態ではなかったけど、90kmはもった。

今回、おにぎりは作らず、お菓子とエネルギージェル、梅干しだけ持ったけど、結局、エネルギージェル1つだけ食べた。食べる余裕がなかったし、食べなくってももつかなと思っていた。

橋を渡り、マクタン島に戻ってきた。あと少し。そこからはスピードをあげて気持ち良く乗れた。

バイクフィニッシュは、12時50分ぐらい。だいたい予定通りだ。

ランスタート。いつものセブらしい暑さではないけど、それでもじわりとくる。緩やかなアップダウンがある。

折り返してきたI本氏が爽やかに挨拶してくれた。田中さん、冷水さんも。彼らは速い。ノブリンには私が折り返してから会った。少し差があるかな。今回はノブリンに抜かれないかな。S谷さんも会うたび挨拶してくれる。

腰の痛みも、気持ち悪さもないけど、やっぱり速く走れない。スピードが出ない。今回は練習してないから、まぁしょうがないかな。こんなもんかな。そう思うと、今度はどこでノブリンに抜かれちゃうかな、シャングリラ手前ぐらいかなとか弱気なことを考えてしまう。いけない。ちゃんと走ろう。
シャングリラ手前1kmぐらいで少しスピードをあげた。あと少し。やっとシャングリアに入った。あれ?でもゴールはどこ?ゴールまで遠い。

ちょっとだれてしまっていたとき、「Kanaさん!」と声をかけてくれた。あ、学校の友だちだ。何人かできてくれている。ありがとう。よし、ちゃんと走ろう。ゴールまできちんと走れた。

ゴール手前で、写真撮影のため並んでしまっていたのでなかなかゴールできない。しょうがないので、ゴールを一度踏んでから、また写真のため並んだ。

ゴール後、飲み物とか色々あったけどやっぱり気持ち悪くなって何も受け付けられなかった。応援にきてくれた友だちを探してみたけど、人がいっぱいでわからなかった。

とりあえず部屋に戻ろうと、ホテルのエレベターのところにいたらノブリンに会った。良かった。ノブリンも無事ゴール。ノブリンは念願のエイジ優勝。ケアンズの反省があって手を抜かないという想いだったようだ。


今回はセブに6週間の留学で、ノブリンと待ち合わせてそのままレースに参戦。久しぶりのハーフ。悪い意味でロングに慣れてしまい、バイクもランもロングのような走りになってしまっている。きちんとしたハーフのスピード感を大切にして、またいつかハーフに臨みたいと反省させられた。

留学を通しての出会い、今回のレースを通しての出会いに感謝したい。快く留学させてくれたノブリン、心細かったときにメールやFBで応援してくれた仲間、大会関係者、一緒にレースに出た仲間、陽気でフレンドリーなフィリピンの方々。ありがとうございました。

お祭りのような大会、とても楽しかった。

kana
swim  42:46 bike  3:20:43 run  2:24:04 finish  6:35:15
T1 swim-to bike 4:15
T2 bike-to run 3:28

noburin
swim  58:19 bike  3:28:46 run  2:10:15 finish 6:47:54
T1 swim-to bike 6:12
T2 bike-to run 4:23

今年のケアンズの画像もおまけ。





アイアンマン ケアンズ

2013-06-13 19:11:00 | レースレポート
ヨットの桟橋から降りてのフローティイングスタート。ノブリンと一緒にアウトコース。話しているうちに「あ、スタートだ」とノブリンが言ったので、あれ?っと思ったけど前の人がすでに泳ぎだしている。そうか、スタートか。ノブリンと別れて泳ぎだす。スタート時間7時55分。

今年は一気に人数が増えたので、バトル覚悟だったけどバトルがない。泳げるし、人もいる。昨年は太平洋ひとりぼっちっていう感じだったから、今回は人がいるのがうれしい。人について泳ぐと泳ぎやすい。いい感じ。

海の水がきれいじゃないというのもあまり気にならなかった。波や流れもあったけど、それもあまり気にならない。とにかく人がいっぱいでみんなで泳いでいる感じが楽しかった。

1.9kmの2周回。ブイと人の流れを目標に泳ぐ。ゴーグルとスイムキャップのずれが気になって直したぐらい。昨年より長いという感じがしなかったので、今回は大丈夫かなと泳ぎながら思った。

スイムアップ、1時間36分ぐらい。まぁまぁかな。

Swim-Cycle Bagsのところまで500mぐらい走る。Bagsはまだけっこうあったのでそんなに遅くはない。大丈夫。Changeroomに入り、手伝ってもらい着替える。

そこからまたバイクラックのあるTransition1まで行く。バイクをラックから外そうとしたら、あれ?外れない。えっ?ガムテープでがちがちにサドルとペダルが固定されている。今朝、チェックしたときは自分で結んだ紐をはずしただけ。あとでスタッフがガムテープで止めたんだ。それに朝気が付かなかった自分の責任だ。工具の中からナイフをとりだしてガムテープを切った。慌てていてバイクが倒れ、ボトルの中のドリンクがこぼれた。T1の柵の向こうから見物人が心配そうに見ている。

やっとバイクスタート。よし、ここも人がいる。ひとりじゃない。9時43分ぐらいのスタート。路面のボコボコやコース順路に対する不安はない。交通整理の方々がしっかりとサポートしていてくれる。35kmぐらいは一般の車も通る交通規制がある。70.3のトップのランニングとすれ違う。恰好良い。

車のない山道に入り、そこからはアップダウン。あれ?私人に嘘言ったかも?昨年のケアンズに出ていたくせに、「アップダウン、ほとんどないよ。宮古島の丘みたいなもんだよ。佐渡ほどじゃないよ」と言っちゃっていた?けっこうアップダウンがある。しかも周回。ビーフラインがいくつもある?折り返しのPort Douglas に行くまでは海が見え風光明媚だし、リゾート地であるPort Douglasも綺麗だ。でもきつい。こんなにアップダウンあったんだっけ?忘れていた。Port Duglasの応援がいい。私のバイクジャージを見て、「KANA!」と声をかけてくれる。Port Duglasに向かう途中で、周回を終えたサシューさんに会う。私も周回してから、きーちゃんに会い、その後ノブリンに会う。ノブリン、やっぱりスイムに時間がかかったのかな。でも無事だ。

周回してからは、向かい風。あれ?風もこんなに強かったっけ?なんだか昨年とイメージが違う。きつい。

それでも昨年と違うところは、人がたくさんいるところだ。

ドラフィティングはもちろん禁止。厳しい。抜くときに一気に抜かなくっちゃいけないので大変。抜いたのに、近くにいて、また近づいちゃう。日本のように集団にならない。抜くときは「Right!」と声をかける。日本と同じKeep leftなので走りやすい。

上りで足が攣った。どうしたら治るんだろう。とりあえず降りて足を延ばす。塩はすでになかったのでアミノバイタルを飲んで、また走るけど、またしばらくしてから攣る。騙しながら乗るしかない。2周目のPort Duglasは応援の人も少なくなり、バイクに乗っている人も少なくなる。あ、やっぱりこれだ。どんどん人がいなくなる現象がきた。

昨年は、ランスタートが17:00。今回はどうにかバイクタイムを30分縮めたい。16:30分にランスタートしたい。でもなんだか無理かな。

150kmを過ぎ森を抜け、車も通る一般道に出た。あと少しでT2と思ったら、そこからが長く感じた。バイクの180km、やっぱり長い。アイアンマンってすごい。

やっとバイクフィニッシュ。バイクは持っていってくれる。red-bagを持って着替える。ワセリンを塗ってくれたり手伝ってくれる。トイレに行ってからランスタート。やっぱり17:00だ。

走りだしは調子がいい。まだ明るいし、時計が見える。6:30ぐらい。昨年は15km地点でノブリンに追いつかれたので、今回はもっと先に行っていたい。今回知り合った神戸の女性に声をかえて頂いた。彼女は速い。6kmぐらいでノブリンと会う。今回は少し先に進めているかな。もう少し頑張ろう。10km過ぎてだんだん暗くなる。時計じゃなく距離表示を目標に1km、1km足を進めて行く。サシューさん、きーちゃん、ノブリンとみんなで走った折り返しの22km地点がとりあえず目標になっていた。

22km地点のエイドを過ぎたあたりで、ノブリンに追いつかれた。少しだけ話してノブリンは先に行ってしまった。折り返してきたサシューさん、S水さんに会う。ノブリンと別れてから気持ち的にきれてしまったのもあるけど、腰が重くなってきた。ぴりっとした激痛が走る。やっぱりきた。今回腰を痛めてからは、ストレッチ、整骨院と自分なりにはケアしてきたつもりだったのに。歩いたり、走ったりになってしまった。

エスペラネードの街中に入ると、テラスのカフェでの応援がすごい。みんな盛り上がっている。ハイタッチしながら声援に応え、ゴールを通り越し1周目のblackのゴムをもらう。ヨットハーバーを周り
また22km地点の周回まで。これが2周回。2周目はwhitのゴムをもらいまた22km地点まで。3回目がゴールと何度もぐるぐる。昨年はこれがよくわからなかったけど今回はゴムの色分けがあり、レース前にきちんと確認していたのでわかりやすかった。でもやっぱりこの周回はつらい。

ノブリンとの差がどんどん開いていくのがわかる。周回遅れでサシューさんにも追い付かれた。少しだけ並走するけどすぐついていけなくなる。サシューさんはラストの周回だ。きーちゃんになかなか会わないので、心配していたのに、見つけたときは応援の人たちに応えてハイタッチしていて楽しそうだった。

よし、やっとあと1周。6kmぐらい。でもやっぱり歩いてしまった。

外人の方はなぜか楽しそうに歩いているような感じだ。激痛に加え気持ち悪くなり吐きそうになる。水だけ大量に摂ってしまったせいだ。エネルギー系のはもう受け付けない。後ろからきた人が「Are you ok?」と背中をさすってくれる。

やっとゴール付近。Y江ちゃん、タムリンたちが声をかけてくれて、ハイタッチ。サシューさんもいた。

ゴールのタオルをかけてくれたのは、チャンピョンだったのでハグ。

ゴールでは何も食べられず、まっすぐホテルへ。疲れてトボトボ歩いていても、すれ違う人たちが「Congratulations!」と抱きついてくる。

ロビーにノブリンがいて、完走ポロをもらってなかったのでもらいに行こうと再び会場へ。「KANAちゃん、スープ美味しいよ」とあれこれ食べさせようとするけど、とてもじゃないけど食べられない。早くホテルに行きたくって泣きそうだ。

ホテルに戻り、お風呂に入ってからまた会場へ。きーちゃんのゴールのお迎え。

きーちゃんはロールダウンで、ハワイをゲット。ノブリンはハワイには50秒足りなかった。サシューさんは足の攣り、私は座骨神経痛、タムリンはバイクトラブルとそれぞれのレースで、それぞれの想いがある。

東京で応援していてくれた仲間、一緒にレースに参加した仲間、今回出会った方々、昨年出会った方々。レースを支えてくれたスタッフの方々、ケアンズの応援の方々、ありがとうございました。

KANA
S :1:36:42
B :7:11:21
R :5:37:05
F 14:42:01

ノブリン
S :2:02:42
B :7:14:01
R :4:30:20
F 14:03:15

第29回全日本トライアスロン宮古島大会

2013-04-24 16:26:00 | レースレポート

朝から強風。ノブリンは前日の夜から天気予報を見て風と潮流を確認し、ナーバスになり眠れなかったようだ。ホテルの部屋から見える海は白波がたっている。スイム中止?の噂もちらちら流れ出している。

ノブリンは、もう絶対この海じゃ、リタイヤと諦めちょっと泳いですぐ引き返す、とりあえずスイムスタートはしょうと渋々ウェットスーツに着替えはじめた。

天気予報が急に大会会場に入れ替わり、スイム中止の放送が入る。ディアスロンで8時スタートとなる。

ノブリンは喜び勇んでウェットを脱ぎ、「kanaちゃん、ゆっくりしょう♪」とコーヒーを淹れだす。私は、「泳がないんなら、お化粧しちゃおう♪わ~いっ!トライアスロンのレースでお化粧なんてはじめて!」

ノブリンは第1ランで、バイクグローブ、サングラスをして走ると言いバイクラックに置いてあったグローブを取りに行く。で、グローブを片方落として帰ってくる。それからまたグローブを探しに行ったきりなかなか帰ってこない。

放送で、7時30分までにスイムチェックのゲートをくぐるように言っている。しょうがない。ひとりでスイムチェックし、バイクグローブ、サングラスを持ってきたり、ディアスロンに備える。

ホテルの部屋から出ると人がごちゃごちゃで、すごいことにになっている。ディアスロンのスタート位置の情報が飛び交い、混乱している。トラックに預けたトラバックを出し探している。ランシューズを取りに戻るためにタクシーに長蛇の列。

ホテルの部屋に戻るとノブリンがいた。一緒にスタート位置に並ぶ。係りのおじさんに誘導され、かなり前の方だった。若い男の子がノブリンを見つけ「602番、さっきはありがとうございました」と声をかけてきていた。みんな混乱している中、ノブリンがなにかしら助言したようだ。

スタートの合図。スイムスタートのような怖さはない。マラソン大会のようだ。意外と混雑しないで走り出せた。少しだけノブリンと一緒に走っていたけど、すぐにノブリンは見えなくなった。

前からのスタートだったので、色々な人たちに抜かれていく。城本さん、のりちゃん、ムラキヨ、トミィーさん夫婦、Y沢さん。ムラキヨの走りが格好良かった。陸上部のきれいな走り。

5:30ぐらいで、私としては速いと思っていたけど、いっぱい抜かれた。ノブリン情報で5kmと聞いていたのに、もっとある?6km?6km以上だ。何キロ走るのかよくわからなかった。

ホテルに戻り、トラバックを取りメットをかぶりバイクシューズを履いてまたトラバックを預ける。バイクラックにはまだたくさんではないけどある。ノブリンのバイクはない。スイムがないとノブリンは速い。

バイクスタート。8時43分ぐらい。第1ランは6.7kmぐらいあったようだ。

いつもならバイクスタートから、よ~しっ!とイケイケなんだけど風が怖い。なにこれ?スピードがでない。横風で、バイクが倒されそうに何度もなる。ディープリームはやばい?怖さももちろんあったけど、困ったのは片手になれない。何も食べられない?おにぎりを出してラップから食べるのってできない。マドレーヌやら美味しいのをたくさん用意していたのに。食べられないということでも凹んでしまった。チューチューに入れたハチミツパワージェル、これは食べることができた。

DHポジションもとれない。力が入らない。集団にどんどん抜かれていく。ブービーちゃんにも抜かれた。でもまだ先は長い。マイペースだ。

えっ?でもマイペースすぎる?このままいけば脚に負担はかからない。もしかしたらランでいけるかも?と都合のいいことを考えていた。

エイドで、右手側でバナナを持っているおじさんがいた。やった。これはとれる。右手側にわざわざいてくださったボランティアの方、さすがだ。ありがとうございました。

バナナを食べて気持ちが切り替わった。不思議と強風にも慣れてきた。池間大橋にはびびっていたけど、次は東平安名崎だ。あそこは人がいっぱいで道が狭く抜きにくい。混んじゃって危ない。あそこでへたな人の後ろにはつきたくない。あれ?スピードがでる。風は相変わらず強いけど、ディープイームでも大丈夫、自転車って簡単には倒れないもんなんだ。前方にいる人たちを抜いていく。ノブリンを見つけなくっちゃ。私がノブリンをバイクで追うなんて。スイムがないとノブリンは速い。

東平安名崎だ。あれ?人がいない?いつもはここごちゃごちゃしていて危ないのに。やっぱり今回は、遅いんだ。やばい。

やっとノブリンを見つけた。東平安名崎を回って過ぎたところ。だいたい70km地点ぐらい。やっぱりこの強風にやられていた。少しお話しをして先に行った。

七又海岸までのアップダウンの上りで面白い人がいた。「すみません!ぼく、蛇行しま~す!」と蛇行していた。その手があったか。

ブービーちゃんにも追い付いた。ブービーちゃんの後ろにぴったりついている男性がいる。ドラフィテングが多い。「女のケツについているなんてサイテー!」とそこから一気にスピードをあげる。

あれほど強風にびびっていたのがウソのように、イケイケ。スピードメーターは57km地点で止まっていて調子が悪いけど、気にしないで走っていた。

いつものことながらドラフィテングが苦手で、きちんと抜いていくのだけどすぐに吸収されてしまう。これできっと疲れちゃうんだろうなと思いつつ、我慢ができず抜いてしまう。で、吸収され、周りの顔ぶれは変わらない。何度かやっちゃっているうちに大集団になってきちゃって、これはもう抜けない。離れて後ろにつく。「大集団になっちゃいましたね」と後ろの男性としばらく話す。でも「やばい、これって話せるスピード?」話していた男性があげてくれ、前に出る。「動いてくれたので、いっちゃってください。私もついていきます」と前に出て、結局私が前に出てしまった。一気に大集団を離し、2度目の池間大橋だ。

池間島を一周してのいつものトイレで休憩。あとから聞いたけどノブリンは、私がトイレに入るのを目撃していたようだ。ここでおにぎり、パンを食べた。ゆっくりしていたら「間に合いますよね?」と男性が話しかけてきた。制限時間をそれまで意識していなかった。

通常は7時スイムスタートで、8時10分ぐらいからバイクに乗ってランスタートは、2時ぐらいだから20:30分には間に合う。13時間30分の制限時間。でも今回は違う。8時第1ランスタート。バイクに乗ったのが8時43分。バイクの関門は15:10分。15時前にはバイクフィニッシュできると考えていたんだけど。今回の制限時間は12時間30分???

あと30kmぐらい。追い風だし、間に合うかな。

バイクフィニッシュ。やっぱり15時前。着替えのテントの前にホテルのバイクラックのところに置き忘れたランシューズがたくさん並べてあった。

テントの中は、いっぱい。女の子たちがキャーキャー騒いでいる。「なにこれ?なにこれ?」「ラン、無理。間に合わない!」興奮状態。私もなんだかわけがわからず、「制限時間3時10分?本当に?主人がまだ!間に合わない!」と叫んでいた。テントの中に外のアナウンスが聴こえてくる。「残り10分となりました・・・・9分・・・8分・・・」準備が終わっても、ノブリンが気になってしばらく待ってみたけど、こない。しょうがないのでランスタート。

しばらくは、ノブリンの心配をしていた。ノブリンは絶対間に合わないと思っていた。バイクフィニッシュして、ランに行かせてくれと怒っているんじゃないかとか、ごちゃごちゃ考えていたけど、とりあえず私ひとりでも完走しないとと切り替えた。

例年より涼しい。というか寒い。たぶん気候的には走りやすいんだろう。あの暑さに比べたらこの寒さの方がいいか。6:40ぐらい。大丈夫、走れる。

あれ?後ろからノブリンがきた。なんだ。大丈夫だったんだ。バイクの制限時間2分30秒前にフィニッシュだって。ランに入っちゃえばノブリンは強い。すぐに見えなくなった。

折り返してくる人たちに会える。松丸さん、益田さん、西内さん、酒井さん。ムラキヨ、やっぱり速い。トミィーさん夫婦も速い。田中さん、のりちゃん、Y沢さんも元気だ。K下さん、城本さん。ノブリンにも会えた。ひげママさん。

折り返しのハーフで2時間20分ぐらい。落ちなければ大丈夫だろうけど無理かなぁ。ひげママさんに追い付いた。ちょっとお話ししてから先に行く。

30km過ぎてやっぱり落ちてきた。上りがきつくなってくる。腰が痛い。歩きたい。歩いちゃえ。と歩いていたら、後ろから肩を叩かれた。ひげママさんだ。「一緒に行こう!私もひっぱってもらったの」と二人の女子についていたひげママさんに拾われた。苦しいときだったから、本当に感動した。泣きそうになった。ありがとうございました。

二人の女子は友だち同士ではなく走っていて知り合ったようだ。ひとりは初めての宮古島。もう1人の方は昨年は、スイムリタイヤだったようだ。

ふたりの女子は淡々といいペースで走っている。35km地点の手前ぐらいだろうか、ひげママさんに声をかけてもらっのは。ひとりのときは、腰が痛かったのに、彼女たちと一緒だと我慢できちゃうのが不思議。とりあえず彼女たちについていかなくっちゃ。ここでおちたらだめだ。

ふたりの女子の完走したいという強い想いが伝わってくる。苦しいけど、いけない慣れで完走はできるという想いがあった。

残り5km少しのあのちょっとした上りのところ。残り5km、4kmとそれからが長く感じた。街に入るとひげママさんが元気になって、ぴょんぴょん飛び跳ねて声援に応えている。すごい。

今まで引っ張ってきてくれた女子が落ちてきている。励ましながら一緒に行く。

競技場に入ると、ひげママさんが待っていてくれた。今まで引っ張ってくれた女子ふたりに先に行ってもらう。ゴールの順番を待っていたらその間にたくさん入られちゃった。写真をちゃんと欲しいんだもの。ひげママさんは私の後ろから、お孫さんとゴール。ひげママさん、色々ありがとうございました。ゴール後に、ひげママさん、パパさんにはご挨拶でき、ひとりの女子にもお礼を言えたけどもうひとりの方にはお会いできなかった。本当にありがとうございました。

ノブリンにもゴールで会えた。バイクフィニッシュ残り30kmぐらいから、焦りだして「間に合わないですよ!」と抜きながら声をかけていき、パックをつくりながらぐんぐんスピードをあげ、あんなに踏んだことなかったと、ノブリンも興奮状態。ランはやっぱり脚にきていて失速したようだ。

私は8回目。ノブリンは7回目。8年間、7年間連続出場連続完走。宮古島は65歳までと年齢制限があるので、ノブリンは今回でお終い。私もノブリンのいない宮古島は考えられない。たぶん、もう宮古島にはいかないだろう。最後の宮古島だ。

8年間の色々な想いがある。

ディアスロン、厳しかったけど終わってみればいい経験だ。つらいけど楽しい。トライアスロンって面白い。宮古島っていい。

一緒にレースに参加した方々、大会関係者、ボランティアの方々、一緒に練習してくださった仲間、遠くから応援して下さった方々ありがとうございました。

KANA 12:23:16    7:03:51   5:19:25
ノブリン  12:06:02    7:13:45   4:52:17

1470名スタート  完走者1184名  完走率80.5%

伊豆大島一周マラソン

2013-03-26 15:47:00 | レースレポート
<宿・船の手配>
エントリーしたのは昨年の12月で、宿の手配をしたのが1月に大会側から「宿泊・船のご案内」が届いてから。あわててすぐに「ペンションみなもと」さんに連絡したけど大会前日は空いていない。みなもとさんは大会が終わってからの2泊確保。インターネットで調べたり、電話をかけまくったけど大会があるので、観光協会で押さえてしまっていてない。やっとインターネットで見つけたのが三原山付近の「大島温泉ホテル」遠いけどどうにかなるかなと、大会前日の宿泊をお願いした。

3月21日(木)夕方、通夜にでかけようとしていたら「大島温泉ホテル」から電話がかかってきた。まだ到着しないのですか。とのこと。まちがえて1日早く宿をとってしまっていた。夕食も用意してしまったという。レース前日の22日(金)は空いてないとのこと。仕方がないのでレース後の宿泊に変更してもらった。みなもとさんには1日キャンセルと連絡し、22日(金)の朝のジェット船を夜の客船に変更。出発着前にばたばたしてしまった。

<3月22日(土)レース当日>
客船は、意外と眠れた。朝6:00に岡田港に到着。大会側が用意したバスでレース会場の元町 つばき小学校まで行く。(350円)自転車も下に入れてくれた。

受け付けが8:00ぐらいからだったのでそれまで体育館の中や、トイレが使えて、更衣室も用意してくださっている。室内で準備ができて良かった。

受け付けを済ませ、更衣室で着替えゼッケンをつけたりしてから、お外のほうが陽があたって暖かかったので、階段に座って朝ご飯用に作ってきたおにぎり2個を食べた。大きいし多いかなと食べながら思ったけど、今回は自分自身では補給食を持って走らないのでいいかなと。

荷物も預け、ストレッチしていたら「トライアスロンやっているんですか」と私のEKジャージを見て声をかけてくれた方がいらした。猪苗代の方だった。あ、私猪苗代湖で泳ぎました!と話しがはずみ、彼もいわきのトライアスロンに出たことがあったという話を聞いた。彼のお友だちの八王子からいらしていた女性ともお友だちになり、3人でスタート地点に行った。「どのぐらいで走るんですか?」と聞いたら8時間とか、7時間とか??そうか、制限時間10時間だっけ?私が5時間切れればいかな・・・と言ったら、すごいですね~だって??あ、この大会初めてだからなめてるのかも??

スタート位置も適当だし、雰囲気がぎすぎすしていない。42.195の参加者は男子408名、女子172名とあった。スタートもアットホームで、ぐわぁ~と突っ込む感じがない。

走り始めてすぐにお腹が痛くなる。あ、これはだめだ、あのおにぎり2個がやっぱりいけなかった?食べ過ぎ?トイレに行かなくっちゃ。大島町開発総合センターが見えてきた。カメリアマラソンでお世話になったところだ。交通整理をしていた係りの方に「あそこのトイレ、使っていいですか?」と断り、跳びこんだ。

トイレから出てきたらなんと、誰も走ってない?えっ?最後尾?こんなのはじめて?なんだか面白くなってきた。よ~し、まだ1kmもきていない。どれだけ抜かせるかな。抜かれることはないもの。

大島1周道路の時計回り。岡田港方面はまずゆるいのぼりだ。ぐんぐん集団を抜かして行く。面白い。すぐに歩道になってしまい、走りにくい。ちょっとずるして道路にはみだしながら抜かしてしまった。でもすぐに自分と同じぐらいのペースの人たちに追い付きそれからはごちゃごちゃしていないので歩道でも走れる。

交通規制をしていないので、基本は歩道。でも車道を走れるところもある。前の方からスタートしてればたぶん、歩道でも走りやすいと思う。歩道だからと、特に気にならなかった。

大島1周コースは以前に2回走ったことがある。大会でなく自分たちで走ったので、ファンランだったけど、初めてこのコースを走ったときはきつかった。スタートも遅かったのかもしれない。次第に暗くなっていく道を走っているのは心細かった覚えがある。

動物園のある大島公園からの激坂。11kmぐらいの地点。まだまだ元気だ。「きついですねぇ~!」と声をかけてきた男の子。勝田マラソンのTシャツだ。土浦からきているという。りんりんロード、大好き!とお話しをしながら、彼もスルー。

裏砂漠あたりの20km地点ぐらいまでほとんど上り。下ってくる100kmの方、58kmの方とすれ違い、彼らが声をかけてくれる。100kmの方はすでに40kmぐらいだという。声をかけてくれるのは長い距離を走っている彼らで元気がある。よ~し、私も声かけながら走ろう。

波浮に向う下りが続く。28kmぐらいの波浮港見晴台にはコロッケがあった。エイドはだいたい5kmぐらいにあり、おにぎりとか色々豊富だ。距離表示も5kmごと。

バームクーヘンの地層切断面で35kmぐらい。相変わらずアップダウンは続く。あと少し。今回はサブフォーが目標。5時間切りたい。でもかなり厳しくなってきた。頑張ってペースをあげたけど最後が上り。あ、もう間に合わない。歩きたい。歩いちゃえ。学校が見えてから少し走ってゴール。

5時間過ぎちゃった。

ゴール後はつみれ汁のサービス。

久しぶりの42.195km。速くは走れなかったけど、つぶれなかった。9時スタートで14時にゴールができるって疲れない。ゆっくり長くのスタミナはついているみたい。あのトライアスロンのロングのランのつらさ、つぶれちゃう感じはない。このタイミングの大島1周のタイトなコースは宮古島の練習にいいし、楽しいコースだ。あきない。アットフォームな雰囲気もいい。100km、58kmの運営もあり大変だと思う。スタッフの方々ありがとうございました。一緒にレースに参加し、声をかけあった方々ありがとうございました。

5時間1分52秒 女子12位 総合120位

<レース後>
声をかけてくれたスタッフが「宮古島行くんですよ!」と言う。「え、私も!」と話しがはずむ。彼らも御夫婦で宮古島に参加し、初ロングだという。愛ランドヘトミさんご夫婦のお知り合いでバイクもウェットも譲りうけたという。奥さんも紹介して頂き奥さんは、江戸川マラソンに招待選手で来たことがあるという。「私も、カメリア招待された」と意気投合。話しているうちにhideさんの知り合いとわかった。お互い名前を交換した。宮古島で会えるといいな。

宿は三原山。重たい荷物を持って上るのは無理。自転車をみなもとさんに預けてタクシーで大島温泉ホテルへ(2650円)部屋から三原山が見え、露天風呂からも見える。夕食の椿油で自分で揚げる天ぷらが絶品だった。洗濯機も自由に使えた。古いホテルだけど、ご迷惑をかけたにも関わらず対応が良かった。ありがとうございました。

<3月24日(日)>
ホテルからのバスは、その日の船の着くところまでで本日も岡田港だ。みなもとさんに行きたかったので、タクシーを呼んだ(2650円)タクシーの運転手さんと話しがはずんだ。息子さんがTOEICで950点以上と英語ができる方で、彼自身もNHKラジオのチェリオ?を聞いて勉強中だという。

みなもとさんの前で、自転車を出していたらみなもとさんから釣りのおじさんたちがでてきた。折り畳みの自転車を持っている。私の自転車見て、「宮古島、行くんですか?」と話してくる。彼も宮古島に行くので、今回のレースは練習だという。他にも宮古島の練習できた人がけっこういたみたい。釣りのおじさんかと思ったら、トライアスロンの人だった。しかも昨日は4時間20分ぐらいで走ったという。女子の2位より速かったって(女子1位は4時間6分、2位が4時間30分)彼は余裕で釣りだけど、私はバイク練習。

宮古島にご夫婦で参加されるトミーさんのお勧めコースは、パームラインの往復。トライアスロンコースで、裏の飛行場の方に行かないで同じ海沿いの往復。1周コースをやろうと思っていたけど跳びだしとかが怖いって。で、パームラインをやる前にバームクーヘンをじっくり見てからと昨日の反対周り。あれ?やっぱりアップダウンある。ランニングよりバイクのほうがきつい?

さて、パームラインに行こうと走っていたら「三原山」への矢印になぜかすいこまれてしまい、ちょっとだけ上ってみよう。きついけど上れる。なかなか上りの練習はできないのでいい機会だ。せっかく大島きたんだもの、上ってみよう。

でもきつい。頂上までは無理。どこでやめようかな。あ、昨日のウルトラマラソンの看板だ。あそこでやめようかな。と、向こうからきた車が止まった。「お疲れ様で~す」あ、トミーさんだ。奥さんも一緒。せっかくだから一緒に写真を撮った。下りるときは反対からの方が下りは怖くないと教えてもらった。

やめようと思ったけど、トミーさんに会っちゃったからもう少し行ってみよう。

だんだんきつくなる。だめ。自転車止まっちゃう。止まった。歩いた。無理な上りは歩いてどうにか頂上まで行った。

おしるこを食べてから、反対側から下った。大島公園の方に出て遠回りになっちゃったけど上ってきた道よりきつくない。怖くない。途中に馬がいた。

地図を確認しないできちゃったけど、三原山には3つルートがある。私が上っちゃったのが御神火スカイライン。下りたのがあじさいレインボーライン。もうひとつ三原山登山道路というのがある。どれが一番ゆるやかなんだろう。

下っているときまた、トミーさんご夫婦に会う。

大島1周道路に出て、やっと元町だ。お腹が空いた。どこか食べるところ。1度見つけて入ろうとしたら、タイムアウト。しょうがないのでいつもの港の「かあちゃん」ラーメンが食べたかったのになかった。で、「おともだち」に行ったら、マラソンに出ていたあの土浦の男の子がいて、もう1組マラソンに出ていた人がいたのでお話しをした。「おともだち」のご主人がいうには58kmに重見高好さんが出ていて、42.195kmのスタートの前にゴールしてしまい驚異的な強さだったと言っていた。

まだ時間があったので、トミーさんお勧めのパームライン。向かいと追い風が経験できる。このコースは気持ちよい。大好きなコース。

みなもとさんに戻って、御神火温泉で泳いだ。

みなもとさんのお食事も、変わらず美味しかった。Mさんも元気そうだった。お世話になりました。ありがとうございました。

バイク     64km
ラン      3km
スイム     1300m

<3月26日(月)>
岡田港まで、バイクで行った。最後のトンネルが怖かった。港に下りる坂は歩いた。

久しぶりのひとり遊び。色々な出会いがあり楽しかった。ありがとうございました。

ラン      10km
バイク     7km