9de Mayo de 2015 ALCU'DIA,MALLORCA
スイム会場はホテルのすぐ前。部屋からウエットを着てそのまま整列。7:55~9:20のウェーブスタート。プロ、F18-39 F40-69 リレー、M55+ M50-54 M30-34 M35-39・・・・M45-49 と女子が先、その次が年寄り男子、遅い順で、バイクの下りで抜かれるのが非常に怖い設定だ。
私は8:10で、ノブリンが8:20。ノブリンと別れて一番後ろに並ぶ。スタートの合図があるとみんな走り出す。私はゆっくり文字通り一番最後。ノブリンがスタートのところにいてくれたので、憧れのハグチュー。
思ったほど水は冷たくない。最後なのでバトルはなく、泳ぎやすい。一周1.9km。コース設定もシンプルで泳ぎやすい。同じピンクのスイムキャップのグループなので、仲間意識が芽生え、一緒に泳いでいる感じが楽しかった。でも折り返したら、水色キャップの速い人たちがぐいぐい私を押しのけていく。せっかくピンクの中で楽しかったのに。
スイムアップしてから、トランジッションまで距離がある。みんな走ってここでたくさん抜かされた。着替えのテントは、筒抜けで丸見え、裸禁止。みんなテントに行っていなかったので、私もバイクギアの袋のそばで、着替える。
バイクを押して、トランジッションエリアを歩く。ここでもみんな走っていたけど、とにかくトランジッションエリアが長い。500mぐらい。バイクラックのナンバーは4000近く。
一周90km。右側通行に慣れるまでが怖く、どんどん抜かされる。車で下見した怖いくらい美しい海辺のコースとライ麦畑。20kmぐらいまではフラットだ。


上りがはじまる。15kmぐらいの長いヒルクライム。きついけど、上りのほうが下りよりいい。こここの景色も怖いくらい美しい。車は通行止めだけど、自転車はオーケー。レースでない一般のサイクリストが反対方向を走っている。途中のレストランや頂上のレストランはサイクリストでいっぱいだ。マヨルカ島は、サイクリングのメッカで、自転車優先、自転車に優しい。


石灰石のごつごつした岩の上に毅然とした姿で、こちらをみているやぎ一頭がいた。まるで「三匹のやぎのガラガラドン」だ。たぶん、ちゅうくらいのやぎのガラガラドン。すてき!絵本の中みたい。きつい上りで彼を見て、楽しくなった。
いよいよ下りがはじまる。いろは坂のような長いダウンヒル。Keep right.右コースは私の場所!という感じでブレーキをかけながら、行っているのに、みんなコーナーをふくらんで曲り、こっちに入ってきて怖い。とても怖いコースなのに、みんな楽しそうにスピードを出して抜かしていく。私も追い越しを試みたけど、後ろからどんどんくるのでとても難しい。
やっと下りが終わり、今度は「アリババと四十人の盗賊」のような世界の小さな街に入る。本当に童話の中のような美しいコースだ。ツール・ド・フランスに参加しているような感じ。


がたがた道の悪路が2kmぐらい続く。
やっとフラットな一般道に戻る。やぎ、馬、オリーブ畑にワインのぶどう畑。本当に景色が楽しい。
バイクフィニッシュ。また長いトランジッションエリアを通り、ランギアのあるラックへ行く。あれ?何度探しても私のランギアがない。ボランティアの女の子も探してくれるけど、やっぱりない。ペナルティだと言われる。なにかやったのかなぁ。ペナルティだとしても、ランギアをとられちゃうんだ。ペナルティの場所に行ったけど、違うという。そうだよなぁ。途方にくれてしまい、ああ、もう今回はここで終わりかなぁと泣きそうになった。ボランティアの女の子が、まったく別のところにかかっていたのを見つけてくれた。ロングのようにボランティアはちやほやしてくれない。
走り出したけど、なんだかテンションはさがっちゃったし、とにかく水が飲みたかった。ランスタートのところにエイドがなかった。とりあえず一番最初のエイドまで。2kmぐらいのところで、ノブリンがきた。ノブリン、速い。あ、私が遅いのか。TTバイクであのダウンヒル、大丈夫だったようだ。エイドまで一緒に行った。
1周8kmを2周回し、3周目でゴールに入る。海辺のランコース。エイドが3カ所でエイドのたびに水をかぶるけど、暑い。足の痛みは思ったほどない。ただ気持ち悪くなってきた。熱中症だ。3周目で、立ち止まり吐いてしまった。それから2kmぐらい歩いてエイドまで行き、休むと落ち着く。残り3kmぐらいは走れた。
今回は久しぶりのミドル。ロングとは違う楽しさがあった。なにより美しい景色を楽しめた。大会関係者、ボランティアの方々、ホテル、Nirvana EuropeのBrendan、一緒に練習してくれた方々、遠くから応援してくださった方々、ありがとうございました。
KANA
Swim 42:47
Bike 3:55:16
Run 2:31:53
Overall 7:32:34
T1 11:09
T2 11:29
NOBURUN
Swim 49:23
Bike 3:45:09
Run 2:02:19
Overall 6:55:11
T1 11:08
T2 7:12
Sunday,10 May












自転車で、アルクディアの街まで行った。ここも「アリババと40人の盗賊」の童話の世界。ローマ時代のポル・レンティア遺跡。この町は紀元前70年にバレアレス諸島をローマ化する目的で造られた。アルクディア旧市街(古都)は中世の城壁に囲まれていて、13世紀に建てられた家々がそのままの状態で残っている。
サイクリストもいっぱいだ。ランチはタパス。
Monday,11 May






























100年前に作られたトロッコ電車で、世界遺産のソーリェルへ出かけた。アルクディアからパルマまでバスで45分ぐらい。一人5.4€。パルマからトロッコ電車、往復で一人22€。トロッコ電車はヨーロッパ人の観光客でいっぱい。ソーリェルに着くとそこはなんだか不思議な世界。たまたまなんかのお祭りだったのか、民族衣装を着た男女でいっぱい。空銃砲、爆竹がなり混沌としている。なんだ、ここは?観光客は、彼らに写真を向けている。ソーリェルの駅舎は、ミロとピカソの作品があり、豪華。ソーリェルにも自転車の人たちがいっぱい。ランチはパテオのあるレストランで、タパス。


パルマに戻り、街を歩いてカテドラルへ。夕食はホテルのビッフェ。
Tuesday,12 May





今回宿泊したホテル Vanity Golf Hotel.ヴァニティ ゴルフ ホテル。18歳以上。Adults only.ロイヤルスイーツで、屋上のジャグジー付き。

できる限り小さくしたシーコン。エアベルリンは、超過料金なし。

飛行機から見えたヨーロッパ、アルプス山脈。






ビジネスの食事。

ノブリンが死守し、マヨルカで買ってきたワイン。
スイム会場はホテルのすぐ前。部屋からウエットを着てそのまま整列。7:55~9:20のウェーブスタート。プロ、F18-39 F40-69 リレー、M55+ M50-54 M30-34 M35-39・・・・M45-49 と女子が先、その次が年寄り男子、遅い順で、バイクの下りで抜かれるのが非常に怖い設定だ。
私は8:10で、ノブリンが8:20。ノブリンと別れて一番後ろに並ぶ。スタートの合図があるとみんな走り出す。私はゆっくり文字通り一番最後。ノブリンがスタートのところにいてくれたので、憧れのハグチュー。
思ったほど水は冷たくない。最後なのでバトルはなく、泳ぎやすい。一周1.9km。コース設定もシンプルで泳ぎやすい。同じピンクのスイムキャップのグループなので、仲間意識が芽生え、一緒に泳いでいる感じが楽しかった。でも折り返したら、水色キャップの速い人たちがぐいぐい私を押しのけていく。せっかくピンクの中で楽しかったのに。
スイムアップしてから、トランジッションまで距離がある。みんな走ってここでたくさん抜かされた。着替えのテントは、筒抜けで丸見え、裸禁止。みんなテントに行っていなかったので、私もバイクギアの袋のそばで、着替える。
バイクを押して、トランジッションエリアを歩く。ここでもみんな走っていたけど、とにかくトランジッションエリアが長い。500mぐらい。バイクラックのナンバーは4000近く。
一周90km。右側通行に慣れるまでが怖く、どんどん抜かされる。車で下見した怖いくらい美しい海辺のコースとライ麦畑。20kmぐらいまではフラットだ。


上りがはじまる。15kmぐらいの長いヒルクライム。きついけど、上りのほうが下りよりいい。こここの景色も怖いくらい美しい。車は通行止めだけど、自転車はオーケー。レースでない一般のサイクリストが反対方向を走っている。途中のレストランや頂上のレストランはサイクリストでいっぱいだ。マヨルカ島は、サイクリングのメッカで、自転車優先、自転車に優しい。


石灰石のごつごつした岩の上に毅然とした姿で、こちらをみているやぎ一頭がいた。まるで「三匹のやぎのガラガラドン」だ。たぶん、ちゅうくらいのやぎのガラガラドン。すてき!絵本の中みたい。きつい上りで彼を見て、楽しくなった。
いよいよ下りがはじまる。いろは坂のような長いダウンヒル。Keep right.右コースは私の場所!という感じでブレーキをかけながら、行っているのに、みんなコーナーをふくらんで曲り、こっちに入ってきて怖い。とても怖いコースなのに、みんな楽しそうにスピードを出して抜かしていく。私も追い越しを試みたけど、後ろからどんどんくるのでとても難しい。
やっと下りが終わり、今度は「アリババと四十人の盗賊」のような世界の小さな街に入る。本当に童話の中のような美しいコースだ。ツール・ド・フランスに参加しているような感じ。


がたがた道の悪路が2kmぐらい続く。
やっとフラットな一般道に戻る。やぎ、馬、オリーブ畑にワインのぶどう畑。本当に景色が楽しい。
バイクフィニッシュ。また長いトランジッションエリアを通り、ランギアのあるラックへ行く。あれ?何度探しても私のランギアがない。ボランティアの女の子も探してくれるけど、やっぱりない。ペナルティだと言われる。なにかやったのかなぁ。ペナルティだとしても、ランギアをとられちゃうんだ。ペナルティの場所に行ったけど、違うという。そうだよなぁ。途方にくれてしまい、ああ、もう今回はここで終わりかなぁと泣きそうになった。ボランティアの女の子が、まったく別のところにかかっていたのを見つけてくれた。ロングのようにボランティアはちやほやしてくれない。
走り出したけど、なんだかテンションはさがっちゃったし、とにかく水が飲みたかった。ランスタートのところにエイドがなかった。とりあえず一番最初のエイドまで。2kmぐらいのところで、ノブリンがきた。ノブリン、速い。あ、私が遅いのか。TTバイクであのダウンヒル、大丈夫だったようだ。エイドまで一緒に行った。
1周8kmを2周回し、3周目でゴールに入る。海辺のランコース。エイドが3カ所でエイドのたびに水をかぶるけど、暑い。足の痛みは思ったほどない。ただ気持ち悪くなってきた。熱中症だ。3周目で、立ち止まり吐いてしまった。それから2kmぐらい歩いてエイドまで行き、休むと落ち着く。残り3kmぐらいは走れた。
今回は久しぶりのミドル。ロングとは違う楽しさがあった。なにより美しい景色を楽しめた。大会関係者、ボランティアの方々、ホテル、Nirvana EuropeのBrendan、一緒に練習してくれた方々、遠くから応援してくださった方々、ありがとうございました。
KANA
Swim 42:47
Bike 3:55:16
Run 2:31:53
Overall 7:32:34
T1 11:09
T2 11:29
NOBURUN
Swim 49:23
Bike 3:45:09
Run 2:02:19
Overall 6:55:11
T1 11:08
T2 7:12
Sunday,10 May












自転車で、アルクディアの街まで行った。ここも「アリババと40人の盗賊」の童話の世界。ローマ時代のポル・レンティア遺跡。この町は紀元前70年にバレアレス諸島をローマ化する目的で造られた。アルクディア旧市街(古都)は中世の城壁に囲まれていて、13世紀に建てられた家々がそのままの状態で残っている。
サイクリストもいっぱいだ。ランチはタパス。
Monday,11 May






























100年前に作られたトロッコ電車で、世界遺産のソーリェルへ出かけた。アルクディアからパルマまでバスで45分ぐらい。一人5.4€。パルマからトロッコ電車、往復で一人22€。トロッコ電車はヨーロッパ人の観光客でいっぱい。ソーリェルに着くとそこはなんだか不思議な世界。たまたまなんかのお祭りだったのか、民族衣装を着た男女でいっぱい。空銃砲、爆竹がなり混沌としている。なんだ、ここは?観光客は、彼らに写真を向けている。ソーリェルの駅舎は、ミロとピカソの作品があり、豪華。ソーリェルにも自転車の人たちがいっぱい。ランチはパテオのあるレストランで、タパス。


パルマに戻り、街を歩いてカテドラルへ。夕食はホテルのビッフェ。
Tuesday,12 May





今回宿泊したホテル Vanity Golf Hotel.ヴァニティ ゴルフ ホテル。18歳以上。Adults only.ロイヤルスイーツで、屋上のジャグジー付き。

できる限り小さくしたシーコン。エアベルリンは、超過料金なし。

飛行機から見えたヨーロッパ、アルプス山脈。






ビジネスの食事。

ノブリンが死守し、マヨルカで買ってきたワイン。