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『羊と鋼の森』(宮下奈都・著)の感想

2017-03-24 11:16:24 | 
最近、知人に「読んでみて」と勧められて『羊と鋼の森』という本を読んだ。

ピアノの調律師が主人公で、片田舎が舞台。ごく平凡な日常の中で、主人公が日々あれこれ感じたり考えたり、悩んだり喜んだり。

どんな状況下においても「幸せ」というのは山に生えているキノコのように存在していて、それを「見つけられるかどうか」にその人の「幸せ」はかかっているのだなぁと思った。また、自分が置かれたところにおいて、自分なりの自由を守り、実現し、マイウェイを行くこともできるものなのだなぁと思った。

ドラマによくある刺激はないけれど、じわじわと広がる感動はあった。

この本のおかげで、ピアノの音に少し興味が湧いてきた。
昔ピアノを習っていた時はあまり好きではなくて、調律師さんが家に来ても、ほぼ無関心だったのに。

また久しぶりに弾いてみたり、コンサートに行ってみたくなった。

ピアノの音は、人の手で創られているんだな。
また新しい世界を知った気分。


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2 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2017-03-25 15:48:49
こんにちは。

自分も『羊と鋼の森』読みましたよ。
ノスタルジックなストーリーのように感じました。
そのうえ全編を通して優しい気持ちが流れていると思いましたよ。
確かに新しい世界を知った気分になれますよね。
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Unknown (Nicole)
2017-03-26 20:51:57
神崎様、はじめまして。コメントありがとうございます。

『羊と鋼の森』、全編を通して優しい気持ちが流れているとのご指摘、そうですね、私もそう感じます。

今度楽器店でグランドピアノを見つけたら、『羊と鋼の森』を覗いてみたいと思います。
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