今回の朗読舞台『てふてふ荘~』は、てふてふ荘の1~6号室に住む人たちのそれぞれのお話と集会室・エピローグという流れ。
私が演じた幽霊の白崎さやかがメインなのは1号室でした。
恋をしないと誓った高橋くんとさやかのお話。
一番最初の出番なのでかなり緊張
でも、そのお陰で客入れから本番が始まるまで誰もいない舞台裏の下手奥で精神集中が出来たんですよね。
2号室以降の人たちは楽屋待機だったから大変だったかも。
1号室は槇原敬之さんの曲『もう恋なんてしない』が登場します。
しかも歌いました♪
さやかちゃんは私以上の音痴っ子なので、かなり音を外して(笑)
いやぁ、この曲は名曲ですよね。
歌詞を覚えるため、そして、さやかがどういう思いでこの歌を歌ったのかを感じるため何度も聴いたのですが・・・泣けるよー。
切ない。
歌詞には「淋しい」という直接的な単語は出てこないんです。
でも、歌の主人公の行動がより切なさを倍増していて、心がキューッとなる。
そして最後の「本当に 本当に 君が大好きだったから」で完全にやられる
本当に素敵な曲ですね
この曲は1号室のイメージソング。
舞台が終ったあともついつい口ずさんでしまう。
そしてさやかと高橋くん、舞台のことを思い出しさみしくなる。
あぁ、終っちゃったんだよなぁ。
心にぽっかり穴が・・・。