戦争の足音

　「航空自衛隊は９日夜、大阪府吹田市の万博記念公園で、弾道ミサイルを地上から迎撃する地対空誘導弾パトリオット・ミサイル３（ＰＡＣ３）の展開訓練を行った。
　防衛省航空幕僚監部によると、自衛隊施設以外での訓練は、２０１０年の東京・新宿御苑、昨年の葛西臨海公園に続き３回目。
　この日は、第４高射群（岐阜県各務原市）傘下の自衛隊員約５０人が参加。発射機２基やレーダーを搭載した大型車など約２０台が「太陽の塔」付近で迎撃態勢を整える手順を確かめた。（2013年10月10日09時04分 読売新聞）」



　新聞みてびっくりです。万博公園は年中花が咲き乱れ、木漏れ日を楽しみに訪れるひとも沢山。私もこどもが小さい時は年に何回も訪れました。その公園でパリオット展開訓練!?耳を疑います。夜中ならいいの？違うでしょう！
　米海兵隊のオスプレイは今年「クラスA」の事故を2件起こしていたこともの発覚。日米両政府が「最も安全な航空機」と宣伝している影に事故の隠蔽の疑いも出てきています。

　安倍首相は、集団的自衛権行使に関する憲法解釈を転換し、『戦争する国』をめざして暴走をはじめています。
　「９条の会」呼びかけ人の大江健三郎さん（作家）、奥平康弘さん（憲法研究者）、澤地久枝（作家）さんの３氏は、記者会見で「立憲主義を根本からつき崩すものであり、とうてい容認することはできない」と強調しています。

　憲法の解釈転換、オスプレイの配備に日米合同演習、ミサイル展開訓練・・・。戦争の足音が聞こえてくるようで身震いします。
　
　母として見逃してはいけない！と心から思います。