日本共産党 石川たえ ☆いのち輝かせて☆彡

みんなで考えましょう。これからの日本。

いじめ認知件数14万件

2013-10-03 | 日記
 「H大丈夫なん?この前朝練で泣いてて、先生と話してたって聞いたよ」。ママ友から聞いてびっくりです。そういえば「コーチと話し合いした」というてたなあ・・・とのんきものの母です。
 息子からは「朝練で失敗ばかりしてみんなにめっちゃおこられたけど、コーチに話聞いてもらってアドバイスをうけた」と報告を聞いていましたが、なかなか大変だったよう。心配かけまいと軽く報告してきた息子をいじらしく思います。

 こどもの世界もなかなか大変です。女の子はグループが次々かわったり、些細なことをきっかけに、はみったり。男の子もいじりいじられの中で息子も中々苦労しているようです。
 こどもたちは先生に相談したり、親に話したり、自分たちで話し合ったりと懸命に解決の努力をしています。
 親として気になるのはラインへの書き込みに傷つく子が増えていること。見なければいいのに、気になってみずにはいられないようです。我が息子は、「ラインは悪口ばっかりで見てて気持ち悪いから俺はいらない」と。(実は母のiPodでラインをしていたけれど、風呂に落とし壊したから、諦めたのです)
 
 厚労省が行なった『いじめ問題に関する児童生徒の実態把握並びに教育委員会及び学校の取り組み状況に関わる緊急調査』ではいじめの認知件数が14万件にものぼりました。大阪府内の小学校(国公私)では1769件、中学校(国公私)は1272件です。認知されていないものを含めるともっと多いのでしょう。『冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる』は小学校で65.6%、中学校で70%です。
 
 こどもたちにとっては遊び半分のからかいでも、傷ついているこどもも多いのではないでしょうか。「俺はいじられキャラやから!」と強がるこどもたちを見て、胸が痛くなる時もあります。
 過度の競争の中で人間がバラバラにされ、孤立させられるこどもたち。他人の評価が絶えず気になるこどもたち。弱肉強食の社会を正当化し、競争に負ける方が悪いという自己責任論が広がり、こどもたちに暗い影を落としているのではないかしら。
 日本共産党は『いじめのない学校と社会を』という提言を出しました。今日のいじめと社会がとりくむ2つの課題を提案しています。



 多くの保護者が心配し胸を痛めているいじめ問題。トラブルがあっても自分たちで解決できるよう見守りつつ、助けがいるときにはすぐにとんでいく、頑張れ頑張れとこどもたちにエールを送るママたちと力をあわせて、こどもたちが人と人との間で生きる喜びを感じられるように私も頑張っていきたいなあと思います。

 まずは「忙しい」とバタバタせずに、ちゃんとこどもの話を聞いてやらないといけないと反省しつつ・・・。

ハロウィンの飾りをつけあいっこ。このまま仲良くすごして欲しいと願います