日本共産党 石川たえ ☆いのち輝かせて☆彡

みんなで考えましょう。これからの日本。

こどもの貧困対策を

2016-12-31 | 日記

いよいよ2016年も終わりです。

今年はこどもの貧困についていろいろ考えさせられました。

食事をまともにとることのできないこども、冬場にワンピースで過ごすこども。病院に連れて行くのをためらう親・・・。

1日も早い貧困解決をしなければと思います。

こども食堂があちこちで開設され、「美味しい」と満面の笑みを見せてくれる彼ら。

民間の力でこどもたちを守り、支えていくことと同時に行政の思い切った支援が必要です。こどもの貧困対策に使える府の新子育て交付金の優先配分枠は5億円、一事業500万円以内しかお金が出ません。市町村がこどもの貧困対策をしようと思っても、ちょっぴりしか、交付金がないのが実態です。

この優先配分枠の交付金を10億にするだけでも少しはマシなのにと思いますが、府は中々、この枠を増やしてくれません。

大阪の子どもたちが、安心してご飯を食べ、安心して眠りにつき、元気に学べるように、来年も引き続き、府に子育て支援、貧困対策の強化を求めていきたいです。

来年もどうぞよろしくお願いします。

年末最後の宣伝カーでご挨拶

 


パールハーバー

2016-12-29 | 日記

 安倍首相が真珠湾を保問・追悼しました。テレビでもこの話題で持ちきりです。

真珠湾攻撃は「アメリカ海軍の太平洋間と基地に対して、日本海軍が行った航空機および潜航艇による攻撃で、一方的な戦闘の結果、アメリカ太平洋艦隊の戦艦部隊は戦闘能力を一時的に喪失した」と言われていますが、75年前、中国侵略の行き詰まりを戦線をアジア・太平洋全域に広げることで打開しようとした、まさに侵略戦争です。

安倍首相は「戦争の惨禍を二度と繰り返してはいけない」と語りましたが、日本の過去の過ちを決して認めようとしない、「間違った戦争」と認めようとしない姿勢では、本当に若いと友好をつくることはできません。

ましてや、戦争法を強行し、自衛隊に南スーダンの駆けつけ警護の任務を付与し、戦闘に参加させようとする、本当に「戦争の惨禍を繰り返してはいけない」と思っているの?と疑問を持ちます。

日米軍事同盟を美化し、「希望の同盟」といい、沖縄ででの米軍基地建設は自国の国民が反対しても強行する、アメリカいいなりの姿があらわになっている、対等な主権国家間の関係はないような状態で本当に希望が語れるのでしょうか。

過去の歴史に誠実に向き合い、二度と戦争の惨禍を繰り返さないためにも今こそ憲法の平和主義をしっかり貫く、この姿勢が大切なのではないでしょうか。

「お母さん、戦争したら人が死ぬ、戦争は何も生まない、うちらでもわかることがどうして首相にわからんのやろう」

わが子のこの言葉をしっかりうけとめて、平和な日本と世界をつくっていくためにも、平和憲法守っていきたいと思います。


福祉四医療は命綱

2016-12-29 | 日記

大阪府はいま、お年寄り、障害者、子ども、ひとり親の医療助成をしています。対象になれば、府内どこでも病院に行けば窓口負担500円で見てもらえます。1医療機関で二回まで窓口負担を払えば3回目からは無料になります。お薬代は入りません。複数医療機関にかかった時は月上限2500まで自己負担でそれ以上は請求すれば返って来ます。『この制度があるから、安心して病院にいける』と多くの人の命綱にもなっている制度です。

ところがいま、この医療助成制度が見直されようとしています。子どもとひとり親は現行どおりのようですが、精神障害一級の拡充にあわせて、自己負担を増やそうとしています。お薬代も一回500円徴収する、1医療機関二回までの負担上限は撤廃、複数医療機関の上限の引き上げなどです。『精神障害者の拡充するのに、切り捨てではない』と知事は言いますが、今でも受診抑制があるのに、お年寄りは重度のみ、障害者の負担は増える、薬代もいるとなれば受診抑制がさらに起こります。拡充は大事な事ですが、その負担を患者にかぶせてはダメではないでしょうか。実際、『重複の病気があり、薬を飲んで何とか歩行が可能なのに、薬代がかかれば病院に行きにくい、病気が重くなるのではと不安』という声も出ています。

1番弱い所に負担を求める、これで本当にいいのでしょうか。

私は、万博関連事業に何千億もつぎ込む事よりも、府民の命と健康を守る府政でなければと思います。

府民の命綱、福祉医療助成制度は負担なしで拡充すべきです。

集いでも、安心して病院に行きたいと声が沢山出ました