棲み処

日本帰国まであと1ヶ月を切った。いやあでもアメリカを離れるっていうリアリティがないよなあ、などと思っていたが、次の日本の住所が決ったりすると否が応でもその現実と向き合うことになるのだ。そうなのだ。決ったんである。大阪市旭区というところだ。ちなみに私のこれまでの住所を編年体で記すと、

■ 大阪府岸和田市（生れてから大学浪人時代まで）
■ 東京都台東区（大学生）
■ 大阪府岸和田市（会社員1年目から4年目）
■ 千葉県柏市（会社員5年目）
■ 千葉県我孫子市（会社員6年目から7年目）
■ 大阪市住吉区（会社員8年目）
■ インディアナ州バルパライソ（会社員8年目）
■ インディアナ州ウェスト・ラフィエット（会社員8年目～10年目）
■ 大阪市旭区（会社員10年目～？）

となり、私は大阪生れの大阪育ちだが、大阪市内ではなくって南のほうにある岸和田市というところなので、旭区と言われても地理がさっぱりわからない。旭区がどういうところか何人かの知り合いの人たちにリサーチをかけてみると、だいたい次のような情報が入ってきた。

・ダイエー発祥の地にして、「探偵ナイトスクープ」のロケ地としても有名な千林（せんばやし、と読む）商店街がある
・大阪の典型的な下町の住宅街である
→生活はとてもしやすそう。ごみごみしてる感じか。

・近くに国道1号線などの幹線道路が多い
・阪神高速、近畿道、中国道といった高速道路の入り口にも近い
・地下鉄谷町線と京阪電車が通っている
→交通の便が良い。交通量が多いため空気は汚いだろう。

・良くも悪くも松下（パナソニックとかの松下のこと）城下町である
→良くも悪くもあるようだ。

・淀川が近く休日の気分転換に良い
・夏は淀川の花火大会が河川敷で見られるだろう
→これはいいことです。

・近くの守口とか門真にはヤクザが多い
→でも岸和田市も同じくらい多かったので大丈夫だと思う。

これらの情報を総合すると、どうも雰囲気としては以前にちょこっとだけ住んだ住吉区に近いような感じですかね。いずれにせよ新しい土地に行くってのはやっぱり楽しみなもんです。インディアナとのギャップは激しいだろうけどね。