訳あってずいぶん長い間読むのを避けていた池田清彦氏の著作を久々に読んだ。『環境問題のウソ』である。いやなかなかおもしろかった。京都議定書に批准しなかったアメリカの態度を極めて正しい態度と称揚しているあたりは痛快である。
などと書くと昨今非国民だと糾弾されそうなほどえらく環境問題がクローズアップされているようだ。なかでも二酸化炭素排出規制に関する問題で「そんな規制はカネの無駄遣い」などと叫ぼうものなら、右からも左からも袋叩きに遭いそうな世論の情勢である。
だが、やはり二酸化炭素が地球温暖化の元凶だとする論調は相当にマユツバであるようだ。『環境問題のウソ』でも、そうした欺瞞を痛快に暴いてみせるが、しかしながら本格的かつ徹底的な議論を知っていただくために、やはりあの名著『環境危機をあおってはいけない』をここで再度お薦めしたい。環境問題として世間が大騒ぎしている内容がいかに怪しげなものかを知ることができます。
というわけで私もこの作品、(大部ではあるが)もう一度読み直してみようと思う(参考までに3年ほど前に書いた書評はこちら)。
などと書くと昨今非国民だと糾弾されそうなほどえらく環境問題がクローズアップされているようだ。なかでも二酸化炭素排出規制に関する問題で「そんな規制はカネの無駄遣い」などと叫ぼうものなら、右からも左からも袋叩きに遭いそうな世論の情勢である。
だが、やはり二酸化炭素が地球温暖化の元凶だとする論調は相当にマユツバであるようだ。『環境問題のウソ』でも、そうした欺瞞を痛快に暴いてみせるが、しかしながら本格的かつ徹底的な議論を知っていただくために、やはりあの名著『環境危機をあおってはいけない』をここで再度お薦めしたい。環境問題として世間が大騒ぎしている内容がいかに怪しげなものかを知ることができます。
というわけで私もこの作品、(大部ではあるが)もう一度読み直してみようと思う(参考までに3年ほど前に書いた書評はこちら)。
環境問題のウソ (ちくまプリマー新書)筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態文藝春秋このアイテムの詳細を見る |