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◎神戸大勢、力走も入賞ならず 関西インカレ・ロードの部

2009年04月30日 | 陸上競技
 第86回関西学生陸上競技対抗選手権大会(関西インカレ)のロードの部が4月30日、長居公園周回コース(長居第2陸上競技場発着)で行われた。男子2部に所属する神戸大からは2人が出場し、発達3年の三輪樹生が1時間12分46秒で13位に入ったのが最高位。男子2部の対抗得点獲得はならなかった。【4月30日 神戸大NEWS NET=UNN】

 初夏を思わせる陽気が、ランナーの体力をじわじわと奪っていった。

 1時間9分台のベストタイムを持つ三輪は「5キロくらいまでは良かったが、10キロあたりで離れてしまった」。2月に行われた試合でベストを出したコース。勢いに乗りたいところだったが、3月の合宿以降に調子を落とし、満足な練習が積めなかった。序盤から前を行く奈良産大、大教大などの選手に離され、途中からは単独での苦しい走りに。最後は「耐えるだけだった」と振り返った。来月の関西インカレでは「5000では(出場する)組のトップ、3000メートル障害では点数を取りたい」と三輪。関西インカレが終われば、長距離パートの主将になる。西京極でチームを勢いづける走りを見せたいところだ。

 境も中盤から一人旅。「ついていこうと思っていたが、思ったより速かった」。最初の給水を取った時に腹部に痛みが生じた。「足には余裕があったが、それからずるずるいってしまった」と反省する境。1時間15分13秒で20位。「(関西インカレの)1万メートル競歩では4位、1万メートルでは入賞したい」と気持ちを切り替えていた。

 優勝は序盤から先頭集団につけていた奈良産大2年のJ.クアライ。男子1部の立命のランナーを15キロ付近で振り切り、1時間6分26秒で逃げ切った。

 関西インカレのトラックの部は5月8、9日に西京極総合公園陸上競技場で、16、17日には長居第2陸上競技場で行われる。(記者=伊崎春樹)

【写真】集団から離されながらも力走する三輪。(4月30日・長居公園周回コースで 撮影=伊崎春樹)

●第86回関西学生陸上競技対抗選手権大会(4月30日・長居公園周回コース)
男子2部ハーフマラソン(21.0975キロメートル)
三輪 樹生(発達・3年) 1時間12分46秒 13位
境 芳樹(工・M1) 1時間15分13秒 20位

男子2部対抗得点
獲得なし

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