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◎びわ湖大学駅伝、21日号砲 2年ぶりのシード権獲得へ

2009年11月19日 | 陸上競技
 11月21日に行われる第71回関西学生対抗駅伝競争大会兼西日本大学招待(2009びわ湖大学駅伝)に向け、神戸大長距離陣が調整を進めている。今年は期待の1年生も加入。昨年以上に戦力に厚みが増した神戸大が2年ぶりのシード権獲得を狙う。【11月19日 神戸大NEWS NET=UNN】

 昨年の本選では関西15位。繰り上げスタートになり、白色のたすきでゴールする屈辱を味わった。2年ぶりに出場した9月の予選会では、同志社に続いて2位で通過。本選出場予定のメンバーが安定した走りを見せるなど収穫もあった。
 本選ではエースの山西大を中心に、主将の三輪、ベテランの天野がチームをけん引する。そして今年は、4人の1年生がメンバー入り。中でも山西大の弟、山西琢と山根は5000メートルで14分台の記録を10月にマーク。1万メートル初レースとなった9月の予選会でも31分台を出すなど安定感を見せた。「今までになく(戦力が)そろっている」と山西大。エントリーしている13人のうち4人が5000メートル14分台。平均タイムも約15分28秒と昨年より16秒近く向上している。春先のトラックシーズンで成績が残せなかった選手も、夏の合宿を経て調子が上向いた。半数近くの選手が9、10月に自己ベストを出すなど、チーム全体の底上げが実ったといえる。
 神戸大は監督もコーチも練習には参加しない。練習メニューや部の運営のほとんどが学生に委ねられている。「監督がいない分、みんなで言い合って(メニューを)決める。チームで向かえるやりがいがある」と三輪。本選に向けて、選手のコンディションをいかに高めるかに気を配っている。
 例年になく、戦力が充実している神戸大。全員の力がかみ合えば、入賞も狙える位置にいる。だが、「(チームの)雰囲気が良くなっている分、甘くなっているかもしれない。シード権獲得は甘くない」と三輪は気を引き締める。まずは2年ぶりのシード権、そして湖国路での最高順位(関西9位)更新を狙う。

 2009びわ湖大学駅伝は21日午前8時スタート。滋賀県西浅井町役場から膳所城跡公園までの8区間83.4キロで争われる。当日は関西学生報道連盟特設ブログ(http://blog.goo.ne.jp/unnbiwako)で速報予定。(記者=伊崎春樹)


●2009びわ湖大学駅伝(11月21日・滋賀県西浅井町役場前~膳所城跡公園 8区間83.4キロ)
神戸大エントリーリスト(◎は主将、記録は今季の5000メートル)
◎三輪樹生(発達・3年)15分16秒25
 天野達郎(発達・M1) 14分55秒61
 境芳樹(工・M1)   15分24秒9
 福本俊明(工・M1)  15分59秒47
 種本純(海事・4年) 16分13秒2
 巌和隆(工・3年)  15分53秒50
 岡伸樹(医・3年)  15分42秒51
 斎藤優太(工・3年) 16分5秒2
 山西大貴(工・3年) 14分47秒4
 東達也(発達・1年) 15分50秒96
 黒島康平(医・1年) 15分12秒30
 山西琢文(工・1年) 14分55秒1
 山根大志(工・1年) 14分48秒72

 
【写真】本選に向け、調整を進める神戸大の選手ら(10月27日・発達科学部キャンパス前で 撮影=伊崎春樹)


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