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◎高校生らに研究成果を発表 第4回サイエンスフェアin兵庫

2012年02月07日 | 【東日本大震災】
 神戸国際展示場で5日開催された、高校生らを主な対象にしたイベント「第4回 サイエンスフェア in 兵庫」に、神戸大をはじめとする、兵庫県内の5大学が参加した。各大学のブースでは、さまざまな研究について紹介され、高校生や高校教員ら1000人を超える参加者は、各ブースを回り熱心に発表に聞き入っていた。【2月7日 神戸大NEWS NET=UNN】

 神戸大からは、理学研究科、海事科学研究科、システム情報学研究科、発達科学部がそれぞれブースを出展。発達科学部人間環境学科の青木研究室は宇宙線の一種「ミュー粒子」を観測する装置を会場に設置し、宇宙からの素粒子が地上にまで届いていることなどを展示した。また、理学研究科の生物学専攻のブースでは、沼の水に生息する微生物を顕微鏡で観察するコーナーや、微生物の写真が載ったカードゲーム「マイクロ王」を無料で配布するコーナーを設けた。

 生物学専攻の早川昌志さん(理学研究科・修士2年)は「大学生がこのように高校生と触れ合う機会は少ない。普段は見過ごしてしまう原生生物について知ってもらえるきっかけになったら」と話した。「マイクロ王」がおよそ10分でなくなり、その後集まる人が減ってしまったというこのブース。洲崎敏伸准教授は「次回参加する時はもっと人を集める新たな企画をしたい」と意気込んだ。

 神戸大以外にも、ロボット漫才を実演した甲南大や、関西学院大、武庫川女子大、兵庫県立大もブースを出し、会場は多くの参加者でにぎわった。(記者=鈴木太郎)


【写真】顕微鏡をのぞきこむ高校生と神戸大生 (2月5日・神戸国際展示場で 撮影=鈴木太郎)

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