ニュースキンgenLOC ガルバニック ボディ スパ、ライフジェンテクノロジーズ

人生を豊かにする、かもしれないニュースキンの可能性と事実について検証
ジェンロック、ガルバニックボディスパ、R2

ニュースキン有価証券報告書でgenLOC Alphaについて言及

2011-06-29 | Weblog

ニュースキン・エンタープライジズは28日、関東財務局へ2010年の有価証券報告を提出し公表した。
PDF版は192ページに及ぶ。2011年10月のグローバルコンベンションで発表される新製品「genLOC R2(ジェンロック アールスクエア)」についても触れられている。以下にトピックスを抜き出した。

・当社は現在、新たな「ageLOC」アンチエイジング栄養補助食品を開発中である。これには、2011年第4四半期のグローバル・コンベンションで導入し、2011年第4四半期から2012年にかけて当社市場での本格展開を計画している新製品が含まれる。

・米ドルが現地通貨、特に、日本円(当社の2010年売上高の約31%を占めている。)に比べて高くなれば、当社の公表売上高、売上総利益および純利益は減少する可能性が高い。為替の変動(当社の貸借対照表に計上された円建て債務の金額を考慮すると、特に日本円の変動)は、当社の貸借対照表上、外貨建て残高の換算による損益の計上につながる可能性もある。

・日本ではここ数年現地通貨建て売上高が落ち込んでおり、同市場では引き続き困難に直面している。このような落込みは継続または拡大する可能性がある。

・日本では、一般的な質問や消費者保護センターへの苦情の件数が多い状態が続いており、これら諸問題の解決を目指してディストリビューターに対する追加トレーニングの実施や日本の法令順守グループの再編等の措置を講じている。いくつかの県では改善が見られたが、その他の県では改善は見られていない。当社は一部の県の消費者センターから、当社のディストリビューターのトレーニングに関する懸念ならびに多数の一般的質問および苦情を指摘する警告を受け取っている。

・売上を維持し、将来売上を増加させるためには、当社は既存のディストリビューターの定着率を上げ、新たなディストリビューターの採用に成功し続ける必要がある。売上高を増加させるために、当社はディストリビューターの数を増やし、かつ/または生産性を上げなければならない。

・「ageLOC」製品ラインについて特別なリスクとなっている。これは、当社が当該製品に対して新しいアプローチをとっており、また製品をサポートする科学的な説明とマーケティング上の説明の双方において遺伝子とエイジングの源泉に重点を置いているためである。規制当局がかかる効能説明に関する制限的な姿勢を強化したり、執行の優先順位を変更したり、当社の効能説明が適用される規制に違反すると判断したりすれば、当社が罰金を科され、または効能説明の変更もしくは製品の販売中止を強いられる可能性がある。

・過去十年における増収のうちかなりの部分は、新市場への拡大によって稼得されたものである。今後数年における当社の成長は、一部には、発展途上市場において、製品およびツールの発売やイニシアチブの実施に成功を収め、成長できるか否かにかかっている。

・当社は2010年、カリフォルニア州の消費者団体から、当社の4つの製品における鉛への暴露について消費者に警告することを怠ったとの主張に基づき、カリフォルニア州プロポジション65に基づく市民執行訴訟を提起する意図があるとの60日前の通知を受領した。他にも多数の栄養食品会社が同じ団体から同様の通知を受け取り、また通知を撤回されたことがわかっている。2010年、当社はカリフォルニア州司法長官から、当社の製品の一つにカリフォルニア州プロポジション65が許容する水準を上回る鉛が含まれていると主張する通知も受領した。

・高位を占めるディストリビューターまたは主要ディストリビューターのグループを、本人の希望により、または当社の方針や手続への違反による懲戒処分を理由として喪失した場合、当社ディストリビューター数の伸びや売上高に悪影響を及ぼす可能性がある。

・当社のいくつかのファーマネックス栄養補助食品にかかる関税の査定に関して、日本の税関当局との間で生じた2件の異なる紛争に関与している。2010年12月31日現在、当該査定額は消費税回収額控除後で合計約53億円(約65.3百万ドル)であった。当社は現在、2件目の紛争に関して6億円(約7.7百万ドル)の追加査定を受ける可能性が高いとの通知も受け取っている。

・当社製品の市場には熾烈な競争がある。当社の経営成績は、将来の市況および競争によって悪影響を受ける可能性がある。例えば、ニュースキン製品はブランドの高級小売製品と直接競争している。当社の既存市場における主要な直接販売会社の一部は、ハーバライフ、メアリー・ケイ、オリフレーム、メラレウカ、エイボンおよびアムウェイである。業界での当社の経験は27年目に入っており、高い競争力を有していると考えているが、当社が当該市場におけるあらゆる努力において競争に勝てるという保証はない。

・当社は、特許技術に加え、特許を受けていない独自の技術、企業秘密、プロセスおよびノウハウに頼っている。しかしながら、これらの対策にかかわらず、当社の知的財産権は異議申立てを受け、無効とされ、回避されもしくは不正使用される可能性がある。

・ファーマネックス栄養補助食品の売上高のほとんどは、牛またはヤマアラシを原料とするゲルカプセルに封入されている製品により生み出されている。健康問題に関連して、生産困難、品質管理問題、牛またはヤマアラシに関する供給の不足を経験する場合は、製品の不足や使用不能となった棚卸資産の減損損失計上というさらなるリスクにつながる可能性がある。

・当社の日本における市場は、当社の売上高の約28%を占めている。当社の事業は、日本における今般の地震およびそれに伴う事象により悪影響を受けており、当社は、日本がこの壊滅的な出来事からの回復に努めても、当社の事業が今年を通じて引き続き悪影響を受け続けるであろうと予測している。もっとも甚大な影響を受けた地域は当社の事業の10%しか占めていないにもかかわらず、日本中の商業活動が弱まっている。

全文は、金融庁が管理するEDINET(証券取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)で見られる。
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コード:E05831