本ブログ『豊洲市場の「盛り土」問題・・・それなりの背景・事由がある日本社会の縮図ですね。』で、「盛り土」無しの仕様入札要件で入札し完工しており、今更、「盛り土」されず地下空間で喧噪してる状況で、責任者は誰だと騒いでのは、馬鹿馬鹿しいですね。
担当分門が必要性あるとした地下空間の漏水の安全性が問題で、地下水監視・浄化システムが仕様要件を満たしているかどうかの検証が問題と書きました。
世の中、所属組織に損害を与えたら「知らなかった」の無知は弁明にならず責任を負わなければならないのに、豊洲問題は、関係責任者が「知らなかった」「盛り土はあると思っていた」などが通用する様相ですね。
メディアは、豊洲問題を「盛り土」が無く地下空間の存在の責任追及しておりますが、入札仕様に合致し完工されてており、今更、何を問題視しているか不可思議です。
報道によれば、整備担当部門では、地下に環境汚染のモニタースペースが必要としモニター空間と通称になっており、建設部門では、パイプスペース(施設工事・保守)が必要とし、一方では、工期問題があり、コスト問題もあり、工事業者との妥協産物が「盛り土」なしの地下空間だったのでしょうね。
整備部門にすれば、粉石層を整備し地下水監視浄化システムで汚染土壌対策したが、継続監視を必要とし、建設部門はパイプスペースを必要に、地下水監視浄化システムだけでは不安要素があり、建設物の床コンクリート厚を厚めにしたのでしょうね。
問題は、工期とコスト圧縮があり、組織長と相談し、施工業者とも構造計算、漏水なども協議し、盛り地無しの地下空間が妥協産物になったのでしょうね。
メディアは、誰が決定したか追及していますが、担当部門・業者との総意であり、手続きは齟齬がなく、決定者は、誤認してたことも推測できますね。
要は、地下空間は、関係部門は、それなりの意義があり、工期・コスト面の制約があり、関係者の妥協の産物だったのでしょうね。・・・・
工期、コスト面で余裕が無かったのかなー。
これが、「無理をさせ無理するなと無理を言う」の日本社会で、現場の理を組織長が組織内に手をうち(政治力を発揮し根回し)、業者にも納得させ(借りは別途清算?)実現させるのが運用の妙味で、組織長の力量なのです。
要は、現場が仕事しており、組織長は現場の意見を具現化することであり、責任は組織長にあるのです。
都民でない当方は、豊洲市場は関係がなく、どうでも良く、責任分散されておりウヤムヤで時間が終息させるでしょうね。
毎日、TVワイドショーで、誰が「盛り地無し」を決めたか喧噪しているが内容は軽薄で、食傷気味になりますね。