世界の恥とされたSTAP細胞事件で社会から抹殺された小保方晴子氏の手記【あの日】が発刊され一部メディアは取り上げていましたがマスコミは黙殺していますね。
当方はSTAP細胞が存在するかどうかは懐疑的ですが、1若手女性研究者主導でSTAP細胞事件を企てることができるか疑問をもっていました。
小保方晴子氏の手記【あの日】を近隣の書店に購買に行き、毎日新聞の記者、須田桃子著『捏造の科学者――STAP細胞事件』はあったが、手記【あの日】は無く、まだ未読ですが、ネット情報を参考に本ブログを書いています。
当方が、手記【あの日】の存在を知ったのは、28日放送の日本テレビ「ミヤネ屋」で、“「小保方氏の手記出版に理研・共著者らの反応は」”というテーマで当日発売された手記【あの日】の概要を紹介していました。
番組では、内容を精査不十分でしたが、小保方晴子氏はSTAP細胞事件の首謀者は若山教授と糾弾していると放送していました。
また、手記【あの日】ではマスコミを名指しで批判しており、メディアも検証することが必要とも放送。
当方は、小保方晴子氏のSTAP細胞事件の首謀者は若山教授との糾弾は、事実ではないかと思っていました。
その思いは、ブログ「Electronic Journal」様のカテゴリ「STAP細胞事件」の初回『●「STAP細胞事件は何だったのか」(EJ第4028号)』(2015年05月07日)から最終回(98回)『●「北里への執拗で陰湿なバッシング」(EJ第4125号)』(2015年09月25日)まで通読しており、STAP細胞事件はSTAP細胞論文発表が軽はずみだったことを悟った当事者が自己保身に、軟弱にみえる若手女子研究者(小保方晴子氏)の論文捏造にすり替え、学術分野における社会影響力・政治力で自己防衛・組織防衛に動いた可能性があると思っていました。
手記【あの日】については、マスメディアは黙殺しておりますが、ネットでは「リテラ」に伊勢崎馨氏が『小保方晴子氏が手記出版で反撃! STAP細胞は若山教授が黒幕、私は捏造犯に仕立てられた、と…』で、手記【あの日】の概要を紹介しています。
冒頭部を転載すると、
“「本のなかで小保方氏は、〈STAP細胞に関する論文発表後、世間を大きくお騒がせしたことを心よりお詫び申し上げます〉と謝罪しつつも、一連の「捏造」疑惑に真っ向から反論していた。
といっても、小保方氏が今もまだ「STAP細胞はあります!」と言い続けているということではない。
周知のように、STAP細胞は、論文の捏造、データ改ざんに端を発して、小保方氏のでっちあげではないかという疑念が向けられるようになった。さらには、STAP幹細胞への変化やキメラマウスの作製の過程で、小保方氏がES細胞を混入させたという可能性が取り沙汰され、理化学研究所の調査委員会の調査でも、小保方氏の実験室に残されていたSTAP幹細胞やキメラマウスがすべてES細胞由来であることが判明。「STAP細胞はなかった」と結論付けられた。
しかし、小保方氏は、STAP幹細胞の培養やキメラマウス作製はすべて論文の共著者である若山照彦・山梨大学教授が主導していたと断言。にもかかわらず、途中でその若山氏に手のひらを返され、捏造の犯人に仕立てられてしまったと主張しているのだ。」“
と、小保方晴子氏はSTAP細胞の存在に固執しておらず、STAP細胞捏造事件の主導者と極め付けられた当事者の反論で、主導者は共同論文執筆者の若山照彦・山梨大学教授と糾弾していると記述しており、ブログ「Electronic Journal」を思い出させます。
また、『小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会』の記事『【速報】#小保方晴子 さんの告白本「あの日」各書店で売り切れ。重版決定!』(2016年01月29日)では、手記【あの日】は、共著の若山照彦教授の変節を断罪していると紹介しています。
ガジェット通信の記事『【衝撃】小保方晴子が激怒した絶対に絶対に許せない5人 / 処女作「あの日」で暴露』では、手記【あの日】で小保方晴子氏が許せないマスコミについて、
“「1. 週刊文春
「その週刊誌には乱倫研究室などと見出しをつけられ、私と笹井先生が個人的に親密であるかのような記事が書かれていた」
「その後も週刊文春には毎週のように私に対するバッシング記事が掲載されるようになった」
2. 週刊新潮
「マンションの中に逃げ込むと、カメラマンや記者が一緒に中まで入ってきて、録音しながら矢継ぎ早に質問された。無理やり渡された名刺には週刊新潮と書かれていた。部屋の前まで侵入してきた見覚えのある顔の記者もいた。恐怖で足の震えが止まらず、初めて警察を呼んだ」
3. NHK
「NHKの藤原淳登記者から私の携帯電話に電話やメッセージが直接来るようになった。NHKの記者がどのように携帯電話の番号まで個人情報を入手しているのかを考えると生活のすべてを包囲されているような恐怖で、もう生きていくことができないと考える時間が長くなった」
4. 毎日新聞 須田桃子記者
「特に毎日新聞の須田桃子記者からの取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった。脅迫のようなメールが取材名目でやってくる」
「悪と決めた私のことを社会的に抹殺しようとしているように思えた」
5. kahoというブロガー
「ブログのことを知らせてくれた研究員は、「あまりにも内容がひどく、kahoという人は理研内部の誰かに違いない。しかも笹井先生に敵意を持っているように読める」と泣きそうな声で訴え」」“
と紹介しています。
まだ、手記【あの日】未読の当方は、当初は、過去に拘らない駆け出し1女性研究者だからSTAP現象を発見でき、良く組織がその研究を許容したなあーと思っていましたが、その後の捏造事件になり、若手女性研究者だけが悪事主導者扱いに疑問を持ち、組織内政治力を働いたと思っており、ブログ「Electronic Journal」様のカテゴリ「STAP細胞事件」を通読し、STAP細胞の存在有無は別にして、若手女性研究者(小保方晴子)を悪者にし終息させたと思っていました。
世の中、新しい事には皆、集まり「私も賛同した。私も応援した」となり、それが失敗・不調になると、皆、「私は疑問視してたので助言した。私は反対してた」と離れて行き、声を挙げた人間だけが軽率者、損害をだした張本人と悪者にし事を納めるの世の常です。
駆け出し女性研究者が、上司・組織を騙し、学術分野の専門家を騙し、世界を騙し続けることなど出来るわけないのは明白なのに、STAP細胞事件は非力な1若手女性研究者を組織が抹殺し終息に、マスコミが協働する日本社会に食傷気味です。
是非、手記【あの日】に名指しされた若山照彦・山梨大学教授、毎日新聞の須田桃子記者、NHKの藤原淳登記者や理化学研究所からの反論を聞きたいですね。
マアー、多分、皆、非力な1女性研究者の戯言などに相手にしない姿勢でしょうね。
軟弱の印象の小保方晴子サンには、体調を整え、汚名返上に活動してもらいたいですね。
「付記」
[日刊ゲンダイDIGITAL]の記事『理研に衝撃…小保方さん“反論手記”に書かれた核心部分』(2016年1月28日)を転載すると、
“「2014年1月の「STAP細胞」発表会見から28日でちょうど丸2年。理化学研究所の元研究員、小保方晴子さん(32)が手記「あの日」(講談社)を出版した。“リケジョの星”から転落。14年4月の釈明会見以来、公の場から姿を消していた彼女が、突然の“反撃”だ。
関係者などによると、出版を持ちかけたのは講談社サイドで、小保方さんは昨年夏ごろから体調不良を押して極秘裏に執筆。現在も療養中で、出版会見を行う予定はないという。
さて、問題の手記では冒頭で世間を騒がせたことを謝罪。出版の動機については〈このまま口をつぐみ、世間が忘れていくのを待つことは、卑怯な逃げであると思い〉などとつづり、捏造などと批判された論文の「図表」については〈誰かを騙そうとしたわけではない〉〈一片の邪心もない〉などと“潔白”を主張。何度も自殺を考えたこともほのめかしている。
騒動が過熱するにつれ、理研サイドや若山氏は自分たちの身を守るため、事実とは異なる情報を一方的にリークしたと主張。〈本当に最後まで、私からは、真実を何も発信できない状況が、政治的にも、肉体的にも、精神的にも、固められ〉、自分ひとりが〈悪者〉に仕立て上げられていったなどと反論している。
批判の矛先はバッシングを続けた大マスコミにも向けられ、中でも「捏造の科学者 STAP細胞事件」(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞の須田桃子記者は実名まで挙げ、〈脅迫〉のようなメールを送られ、〈取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった〉などと書いた。
手記の前半では研究者を志した理由や、論文の共著者である山梨大教授の若山照彦氏、一昨年に自殺した理研副センタ―長の笹井芳樹氏(いずれも当時)らとの出会いなどについて淡々と記しているが、論文発表から撤回、理研退職、早稲田大による博士号の取り消しに至る後半部分は、次第に“ヒートアップ”。
騒動が過熱するにつれ、理研サイドや若山氏は自分たちの身を守るため、事実とは異なる情報を一方的にリークしたと主張。〈本当に最後まで、私からは、真実を何も発信できない状況が、政治的にも、肉体的にも、精神的にも、固められ〉、自分ひとりが〈悪者〉に仕立て上げられていったなどと反論している。
批判の矛先はバッシングを続けた大マスコミにも向けられ、中でも「捏造の科学者 STAP細胞事件」(文芸春秋)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞の須田桃子記者は実名まで挙げ、〈脅迫〉のようなメールを送られ、〈取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった〉などと書いた。
小保方さんと笹井氏が男女の仲だったかのような一部報道についても、〈二人きりで出張に行ったことは一度もない〉と否定。なぜか若山氏が週刊文春に“2人の関係”の証言者として登場していたと疑問を投げかけている。
■理研などには衝撃走る
そして肝心のSTAP細胞については、再現のための検証実験で〈私が担当していた実験部分の『STAP現象』の再現性は確認〉されたが、若山氏の担当部分が本人の協力を得られなかったために失敗に終わり、確認されなかったと結論付けられたという。
笹井氏の自殺などもあり、体重が30キロ台まで激ヤセした小保方さんは、〈魂の限界〉で戦う術もなく、博士号取り消しも〈再指導の結果として不合格を出すという、生け贄の儀式が行われるだけなのだと思った〉。
こうして研究者の道は幕を閉じたと締めくくっている。真偽については再検証が必要だろうが、いずれにせよ「理研をはじめ、関係者の間では衝撃が走っている」(文科省事情通)。
毎日新聞に問い合わせたところ、「記事は十分な取材に基づいて掲載している。一方的なリーク情報の垂れ流しとの批判は当たらない。なお、本の出版前に小保方氏から弊社への取材はまったくなかった」(社長室広報担当)。若山氏の研究室にも聞いたが、きのうまでに回答はなかった。」“
では、名指しで批判された毎日新聞、山梨大学は、STAP細胞事件は捏造首謀者を未熟な研究者の小保方晴子氏の一人芝居とし社会から抹殺したことで関係組織、マスコミ間で終息済の過去の事案扱いを、今更、寝た子を起こすようなことをせず、相手にしないことが得策という心中でしょうね。
小保方晴子氏を捏造首謀者とした関係者・組織は、小保方晴子氏の独りよがりの犠牲者ではあるが賠償問題を温情で善処したという雰囲気つくりに終始していたのでしょうね。
関係者・組織にとっては、社会から抹殺された駆け出しの非力・ひ弱な1女性研究者の戯言などをどこも相手にしないと思いがあったのでしょうね。
まさか、憔悴していると思われる小保方晴子氏が実名を名指しで反論する手記を発表するとは、関係者・組織には想定外だったと思われますね。
マアー、関係者・組織は下手に反論すれば、小保方晴子氏に第2弾の手記を発表に疑心暗鬼になり心中穏やかに居られないでしょうね。