現代ビジネスサイトに9月2日号の「週刊現在」の記事『介護費用は「親の財布」から出さないと、自分の老後が地獄になる どこまで出すか、の線引きが重要です』をUPしています。
親の介護は、親の財布で自分の生活設計の論調は、高齢少子社会が社会通念の今頃に週刊雑誌で取り上げる事柄でしょうかね。
「週刊現代」の記事『介護費用は「親の財布」から出さないと、自分の老後が地獄になる どこまで出すか、の線引きが重要です』で、現役世代が親の財布で有料老人ホームに入居させたが、月々費用を現役世代が負担すると自分の老後不安になるので、親の介護は親の財布で賄わなければ現役世代は老後地獄になるとし、月々介護費用は親の年金額範囲で検討が不可欠という内容です。
団塊世代の当方は、父親は長患いせず検査入院先で1ヶ月足らず死去し介護は一切なく介護には無関心無知で、その後、母親が徘徊事故で隣家の人が救急車コールしていただき、独り住まいの母親の世話が始まったが、介護保険制度は無知で、地域包括センターからの助言あり、典型的なアルツハイマー型認知症と診断された老母の介護が始まりました。
そして、ディサービス通所・特養入居・療養病院入院し終末期の在宅介護を体験中で、当初は介護・医療に要する費用については想定できませんでしたが、幸運だったのは、介護費用は老母の年金で充当でき、認知症・拒食症の老母は鼻から経管医療を施していますが医療費も充当できています。
当方は、本ブログで介護は介護担う家族が時間的自由と経済的負担が軽微できないと書いてきました。
また、記事でサービス付き高齢者住宅(サ高住)について、介護費用は別建てもの場合や看取りは対象外の場合もあり選定に慎重さが必要とも書いておりますね。
介護については、本ブログ『介護は人的・経済的余裕がなければ生活破綻に(雑感)』(2015-11-18)で、サービス付き高齢者住宅(サ高住)については、本ブログ『施設入所者5人死傷事案:病死に事故ですか(雑感)(追記)』(2017-08-30)の「追記」で書きました。
要は、介護に関わる問題は、高齢少子核家族の現下で派生する問題で、高齢者と現役世代の自己責任の生き方が問われる事柄で、「働き方改革」は副次の事柄などで解決する問題では無いですね。