
ようやく、重い腰をあげて庭掃除に取り掛かる。
ヒメジャゴケが見つからない。
確か、この飛び石の下あたりに群落を成していたのに。
調べたら、ヒメジャゴケは一年生で、冬に枯れるらしい。
ガックリ。
しかし、枯れる前に胞子を飛ばすか、無性芽を飛ばすかして密かに子孫を残す。
もう少し暖かくなったら、庭か薮かどこかでヒメジャゴケは、こっそり繁栄しているのだ。
苔を探していたら、白猫君のテリトリースプレーですっかり枯れた場所を発見して、ガックリ。
すっかり変わり果てた苔群の辺りで、
典ちゃんと白猫君の、テリトリーについて情報交換していて、でんちゃんの話になった。
一方的に、でんちゃんの話にもっていったんだけど。
「カタツムリはダッピですか?」
ダッピ……ダッピ……
脱皮じゃないよ。
「脱皮したら、ナメクジになるのかと思って」
んじゃぁ、ナメクジはカタツムリの進化形か?
あ、いや、
ナメクジはカタツムリの進化した生き物らしいが。
「じゃ、やっぱり、脱皮ですか?」
いや、違います。
噛み合わない会話が不毛なのは、仕方ないが。
白猫対策に、大御所のにゃあちゃんを、担ぎ出すしかないだろうと、
お昼に、にゃあちゃんに特別に、お刺身を進呈。
ただ、
ほいっとあげるだけでは、白猫対策にならない。
にゃあちゃんの猫額の辺りに、お刺身をぶらぶらさせる。
にゃあちゃんは、後ろ足2本で立ち上がり、まだまだ余裕あります、とアピール。
21だか、22年目だかの長老の睨みを、きかせて白猫君を撃退よろしくお願いしました。
ヒメジャゴケが見つからない。
確か、この飛び石の下あたりに群落を成していたのに。
調べたら、ヒメジャゴケは一年生で、冬に枯れるらしい。
ガックリ。
しかし、枯れる前に胞子を飛ばすか、無性芽を飛ばすかして密かに子孫を残す。
もう少し暖かくなったら、庭か薮かどこかでヒメジャゴケは、こっそり繁栄しているのだ。
苔を探していたら、白猫君のテリトリースプレーですっかり枯れた場所を発見して、ガックリ。
すっかり変わり果てた苔群の辺りで、
典ちゃんと白猫君の、テリトリーについて情報交換していて、でんちゃんの話になった。
一方的に、でんちゃんの話にもっていったんだけど。
「カタツムリはダッピですか?」
ダッピ……ダッピ……
脱皮じゃないよ。
「脱皮したら、ナメクジになるのかと思って」
んじゃぁ、ナメクジはカタツムリの進化形か?
あ、いや、
ナメクジはカタツムリの進化した生き物らしいが。
「じゃ、やっぱり、脱皮ですか?」
いや、違います。
噛み合わない会話が不毛なのは、仕方ないが。
白猫対策に、大御所のにゃあちゃんを、担ぎ出すしかないだろうと、
お昼に、にゃあちゃんに特別に、お刺身を進呈。
ただ、
ほいっとあげるだけでは、白猫対策にならない。
にゃあちゃんの猫額の辺りに、お刺身をぶらぶらさせる。
にゃあちゃんは、後ろ足2本で立ち上がり、まだまだ余裕あります、とアピール。
21だか、22年目だかの長老の睨みを、きかせて白猫君を撃退よろしくお願いしました。
