森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(ヤマトシジミとフジバカマ)

ミズタビラコ

2024-05-15 20:36:24 | 植物

 今日も天気が良くて、気温もそこそこ暖かい日となりました。でも何だかんだ雑用も多く、なかなか撮影に行けません。それでも昼過ぎに三日前に見つけた変形菌の様子を見に行きました。だけど、今まで見たものと同じものかどうか分りません。ほんと同定は難しいです。

 さて、前回予告した(なんだっけ?)投稿の前に4月24,28,5月10日に渓流に行った際に撮影したミズタビラコを忘れていたので、投稿します。

多年草
本州〜九州の山地の谷の水辺や、湿った所に生える。茎の先から1〜5個の花序が出る。花序ははじめ先がくるりと巻いているが、花が咲きはじめるとほどけて伸び、下から咲きはじめ次々と咲く。分果は黒褐色の4面体、平滑で光沢がある。花期は5〜6月。
学名は、Trigonotis brevipes
ムラサキ科キュウリグサ属                           (松江の花図鑑より)

 

 こんな感じで咲いています。

 

 

 先がくるっと巻く。

 

 深度合成したらヒメレンゲはこんな風になった。

 

 

 配置が良かったものを撮影。

 

 上の写真を大胆にレタッチしてみた。

 

 5月10日に行ったら、こんなになった。花序の下から咲き、順番に先へ伸びる。最初に咲いた部分は花が落ちて、種子が形成されているようだ。

 これを、眺めているときに柑橘系の虫除けスプレーめがけてキイロスズメバチが寄ってきたので、慌てて、そ~っと逃げました(^0^)

 

 


昆虫、蜘蛛の巣、変形菌

2024-05-13 22:34:57 | 蜘蛛の巣 昆虫 変形菌

 今日も晴天、気温も上昇、体調は下調、でも気力はから元気。

で、保管庫でしばらく眠っていたカメラを知人に譲ったお金でレンズを買っちゃいました。なんと、新品は5月16日から60%近くも値上がりするそうで、連動して中古も値上がり必至なので、こりゃたまらんわい、ということで中古品だけど思い切って買いました。

 その試し打ちで午後から出かけて撮影してみると、とても優秀でハッキリ、パッチリ撮れました。

 

さて、例によって今回は5月10日に渓流まで行って、撮影したタイトルの写真を投稿します。

 

 キンモンガ、チョウチョのような蛾、昼間活動し、翅を広げて止まる。とは言ってもチョウと蛾の明確な違いはありません。

 

 何かが頭上に停まった。イシガケチョウ、そうとう飛び古している。

 

 ニホンカワトンボかな?

 

 カゲロウの一種。ひっそりと葉裏で休息中。

 

 ホネホコリ。枯れ葉の縁にそってアメーバが移動し、そこで子実体を作ったのだろう。

 

 拡大すればするほど被写界深度は浅くなります。

 

 スギの枯れ葉に沿って形成された子実体。表面の石灰質は剥がれやすく、中のグレーの胞子塊が見えています。

 ホネホコリは変形菌の中でも特に美しくもなく、可愛くでもないが、無骨な感じがします。

 

 沢沿いを歩いているとそこかしこに小さな蜘蛛の巣があったので撮ってみました。

 

 偶然だけど、SSが遅めだったのでちょっと面白い形になったかな?

 

 手ぶれもあるかも、でもこれはこれで面白いかも?

 撮影の帰りに、薬局で買った柑橘系の虫除けスプレーを膝下に吹き付けていましたが、これにキイロスズメバチが寄ってきちゃった。何のためのスプレー?頭の周りもグルグル回りはじめましたが、何とか難をまぬがれました。

 次回はこの日に撮影した植物を投稿します。

 


今年初変形菌

2024-05-09 20:59:36 | 変形菌

 今日は雲一つない快晴の一日、ところがこういう日に限って一日中室内にいた。何とももったいない話。

 さて、先日来変形菌を見つけたというコメントをしていましたが、画像と共に変形菌の経時的変化を紹介します。

 

 森の腐木で見つけた未熟と思われる子実体、大きさは正確には計ってないが、恐らく1~2mm.

 恐らくヌカホコリかホソエノヌカホコリ。子嚢の頂端に乳頭状の突起が見られる。これは初めて見た。

 matsupokkun_360さん、この現象はなんでしょうか?教えて下さい

 

 近くにこんなのもいた。少し熟度が進んでいるかな?左の方の頂端にもわずかに乳頭突起のようなものが見える。

 

 さらに熟度が進んでいるような子実体。頂部が凹んでいる個体がある。

 

 翌日行ってみたら、萎んでいた。前夜の雨と寒さのせいか?

 

 近くを入念に探したら、成熟子実体を発見。柄がやや長い。ホソエノ?でも柄が長いヌカホコリもいるとのこと。

 

 おまけ。当地ではこの種は沢山発生するので、いささか飽きており、撮影に気合いが入りません。

 

 

 

 

 


春の野草と虫たち(2)

2024-05-09 07:59:30 | 花 昆虫

 昨日はホントに北風が強く、寒くてどうなっちゃったのかなぁ~と思うほどの天気で、ハガキを出しに行っただけで家にず~っといました。

 一昨日、未熟な変形菌の子実体がどうなったか見に行ったときに、どうしてもカメラ(4/3)のAFがあっちこっち行って合わないので、ストレスを抱えたまま過ごし、何となく睡眠不足気味で、昼までボ~っと過ごし、AFの設定をいろいろ試していました。

 と、いつもの前置きとは関係ありませんが、4月12日に撮影した花と昆虫を投稿します。

 今回も虫、しかも毛むくじゃらの毛虫が出てきますので、昆虫嫌いの方は閲覧注意です。

 

 シロノヂシャもしくはノヂシャです。野っ原に沢山咲いている極めて小さな花です。

 

 トビイロツノゼミ、日本いるツノゼミはあまり派手ではありませんが、外国産はツノが面白い格好したものがあります。

 

 毛虫以外種名など不明です。青が綺麗だったので載せました。ピントがややボケです。

 

 バッタの幼虫、ググったらダークブッシュクリケット?って出ましたが、あまり当てになりません。

 後脚の腿節(人の太もも)が若いのに黒くてマッチョなのが素敵?です?

 

 これは、かなり大きめなイモムシの腹節、これも不明。気門あたりと背側あたりの模様が面白い?です?

 

 前にも登場したヘリグロホソハマキモドキ、前より少し飛び傷みしているらしい。

 

 クロウリハムシ、農業害虫で有名なウリハムシの仲間。

 

 やはりタンポポには目が行きます。

 

 なぜか花が下向き。ヤブニンジンに来たアリさん。

 

 同じく、アリさんが沢山せっせと働いていました。

 さて、少し時間的に遅れ気味の投稿が続きましたが、最近は野っ原に行っても昆虫が少なく、草だけがボウボウと生えて、あまり撮影には不向きな感じです。

 次回は先にぼやいていた変形菌の顛末を投稿予定です。

 

 


春の野草と虫たち

2024-05-06 15:58:31 | 花 昆虫

 今日は、GW最終日、個人的にはほぼ無関係のはずですが、天気が良いと公園や森にも親子連れや老若カップルなどをチラホラ見かけます。でも、今日は未明から雨で、朝、ほぼ雨もあがってきたので森に行きましたがやっぱり誰一人見かけません。こんな日に森に行くなんてやっぱり変人?

 というのも、昨日いつもの森の反対側で、今年初めての変形菌の若い子実体を見つけて、雨でどうなったか調べに行ったのです。

 さて、いつもながら前置きとは全く関係ありませんが、遡って先月9日にいつもの公園で撮影した花や虫たちを忘れていたので、投稿します。

 

 スイバの雌株。

 

 拡大すると、結構綺麗?

 

 雄株。まだ蕾。

 

 花粉のような・・・

 

 アメリカフウロ。花の直径約5mm

 

 昭和初期に帰化した1年草、種子を面白い形で作るので神輿草ともいう(野に咲く花)。

 

 ナナホシテントウの春。

 

 ウンカ?ヨコバイ?の幼虫?礼儀正しい?

 

 コガネムシ。

 

 公園の駐車場に咲いていた「サトザクラ」(という札がついていた)。恐らく地域の俗称。

 

 

 

 怪しげな蕊?

 アメリカフウロの種子の写真は数年前に撮っていますが、探すのが大変なので、今年撮るか、探せたら投稿します。

 変形菌の若い子実体は雨に濡れたようですが、少し変色してましたがまだ成熟してないようでした。

 変形菌は人気がないので投稿するかどうかは思案中。