「箱の夫」 2007年08月06日 | 読む 「箱の夫」(吉田知子著) 岸本佐知子さんが「気になる部分」でこの本を 「1999年のベスト」として紹介していたので読んでみた。 表題の「箱の夫」の薄気味悪さはよかった。 岸本さんも言っていたように 奇妙な出来事が日常の細々したことと 同列で語られていることが怖い。 他7編もすべてシュールな作品。 でも、読み進めているうちにそのシュールさに慣れてきて 新鮮味が薄れてしまった。 この方は主婦な . . . Read more