ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

猫エイズについて/感染編

2017-10-23 21:30:10 | 猫エイズは怖くない?


黒ちゃんを保護した頃より「猫エイズって本当に感染ってするの?」「隔離って絶対に必要なの?」と猫飼い&猫ボラさん達の間で疑問視されだしました。

2015年からポツポツと、獣医師も「ケージなどの隔離が、ストレスになるようならば必須ではない」と発言し始めます。

私はというと意外にも、大丈夫らしい→ヤッター!とはなりませんでした。
なかなか、いきなり解禁という踏ん切りがつかない。

昨年秋に、やって来たゴローくんツナちゃんが、door to door 保護にも関わらず、まさかの FIV 陽性。
しかも、御両名は相性が宜しくない。

「どうしよう」とオロついていると、主治医が「ウチは、もう隔離していないよ」と。
「流血するような喧嘩をしない限りは心配ない、100% ではないけれどもね」

この先生は、小さな傷やちょっとの涙目でも、ワクチンを打ってくれない慎重派。
その先生が仰るならばとストンと腑に落ちました。



この後に保護をしたチロくん、ナビくん とエイズキャリアの猫計4匹は、我が家での滞在期間最長で4ヶ月、綴がなくお家が決まりました。

こちらが意識している程、里親様の方は拘ってはいない...皆さん、両手を広げ暖かく迎え入れて下さいました。

いつの間にか外側の空気が変化していたのを、深呼吸をしたら気がついたような感じでしたね。



画像は、昨年11月に青山公園で保護のチロくん。

1ヶ月近くご飯を食べないと餌やりさんからの保護依頼。
10歳ぐらいと聞いていたのですが、病院では推定3歳判定。
見た目が、おっさん風味だったのでドヒャー🙀

食欲不振の原因も便秘...でした。
家に入れて貰ったら、先住猫を押しのけて、速攻で添い寝した強者です。

このチロくんの「 百年前からココにいますけど」みたいな勇姿を見ると、「猫エイズ拡散脅威」の呪縛から、ようやく解放されたと思うのです☺

■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード

猫エイズについて/過去編

2017-10-22 20:20:13 | 猫エイズは怖くない?


猫エイズは、正確には「 猫後天性免疫不全症候群」と言い、動物病院でやボランティアは「 FIV 」と呼称しています。

感染すると完治しませんが、現在は室内飼いの場合、感染率&発症率は極めて低いとされています。

私がこの病気について知ったのは、平成元年頃、週刊紙の記事からでした。
「あなたのペットもエイズに侵されているかもしれない!」

おりしも、未だAIDS(HIV)への偏見が残っていた時世。
これでまた捨てられる、処分される猫が増える...憂鬱でした。

なんで猫エイズなどと名付けられたのか💧
恨み骨髄です。
その後30年近くもエイズキャリア猫の不遇は続きました。

感染ルートが正確に判明せず、風評被害がありました。
発症段階も個体差があり、どの説を信じて良いのやら。

保護ボランティアはパニックだったと思います。
20年経った時に、里親募集サイトを閲覧していたら、エイズの猫については「1頭飼いを希望!」「急募!納屋隔離中」などが目に入りました😿



平成27年初夏に青山公園で保護した黒ちゃん。
遺棄猫と思われ、捕獲は自らケージイン。
餌やりさんの話では、他の野良猫に追っかけ回されているとのことで、身体中傷だらけでした。



この子がウィルス検査の結果、FIV陽性。
募集のタイトルは「エイズキャリアの黒ちゃん」としました。
手がかからず賢い優等生だったので、是非に!というご家族が現れるまで長期戦覚悟。



しばらくして、エイズ女子をお探しの王子様からプロポーズ︎💕︎

里親様は、ご近所のご老人が施設入所の際に、置き去りされた猫を引き取り飼われていました。
その子の相棒にと黒ちゃんに白羽の矢が...先住猫さんもエイズだったのです。

エイズだったことで良縁に恵まれた黒ちゃん。
今も幸せルンルンに過ごしております。
しっかし、外暮らし時代と別猫だわー︎💕︎

~関連記事~
■感染編
■発症編
■口内炎編
■猫の歯肉炎 口内炎/治療&投薬
■猫の歯肉炎 口内炎/食事&フード

愛しき西ふ頭公園の猫たち

2017-10-21 21:35:08 | 有明西ふ頭公園の猫

1年と3ヶ月前、私が関わった時は17匹が有明西ふ頭公園内にいました。
都心部からの突端に位置しているためか、遺棄猫がある。
新入りさんは、その都度に保護するなり手術するなりをしていても、なぜか頭数は減らず、常時15匹を下らないという話でした。

オリンピックへ向けて工事も始まるので「まずは10匹に減らすことを目指し、里親様探しを頑張ります!」と地域猫活動に加わりました。

現在レギュラーメンバーは8匹。
1年余りの期間に2匹が亡くなり、5匹に里親様が見つかりました。

拙宅で3匹を、他の給食ボランティアが3匹引き取りをしています。
主に高齢猫さんは、やむ無しで終生保護飼育となりました。
まだウチの2匹は、お家探しを諦めてはいないのですけれどもね。

★夜鳴き&Don't touch me!のチャリコ



★空気砲+シャーッ+爪パンチ攻撃のマリリン



ご縁があった猫さんだけでも、幸せにと願って動いているのですが、なかなか難しい...ホント悩ましい。
雨垂れ石を穿つとならんことを祈りつつ、歩き続けたいと思います ✧*。٩(๑˙╰╯˙๑)و✧*。

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動物虐待 STOP!進捗リポート

2017-10-20 20:00:12 | 動物虐待愛好家乂事件

■埼玉県深川市 猫13匹虐待殺傷事件
大矢誠被告に実刑を!
20日時点で初公判の日程が判明していません。
来月になる可能性大です。

〇ネット署名
「 change.org 」
現在 135,000 筆余

たくさんのご賛同をありがとうございます。
空前絶後の忌まわしい事件です。
「動物虐待愛好家」なぞが大手を振って闊歩する状況を許してはなりません!

〇紙での署名
「猫の郵便 プラットフォーム」
第2回の集計 9,026 筆
(1回との合計 14,061 筆/10月15日付)

スゴイ!感動です!
自身でご協力を求めていて、事件の概要を知らない方へ伝えるのに苦慮しております。
解りやすいチラシを作って下さいましたので、ご活用下さい。

●チラシ
署名拡散用に!

★「代筆」「メール添付」は ('ω'乂) ダメー!
★小中高生18歳未満の方のご署名大歓迎です。
★外国人の方(日本在住を問わず)もOK!
★訂正は二本線で、修正ペンNG。
★ご家族の住所記載「同上」可。

どうぞ宜しくお願い致します (^_ _^)

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

■福岡県 猫20匹虐待殺害事件
丸山朋成容疑者を起訴へ!

5,000 筆到達を致しました。
第一回目 3,000 人のご署名は、福岡地検小倉支部担当検事へ提出されています。

かつてのコゲンタちゃん事件が福岡県。
犯人の親が教職者だったため、県庁や学校へ強いバッシングがありました。
その轍を踏まえてか、今回は実名報道が新聞1社のみ、顔写真などは晒されていません。
なんらかの圧力があるのではと穿っています。

〇ネット署名
「 change.org 」

〇紙での署名
★名前・住所を直筆で書いて頂ければ、年齢&国籍を問いません。

★特に書式は用意していません。
タイトルに下記をご記入下さい。

「理想の猫じゃない。20匹殺し、燃えるごみで出した」と虐待を繰り返していた元福岡県立高校講師 丸山朋成(25)の起訴と実刑を!change.org キャンペーンに賛同します。

★下記までご郵送下さるようお願い致します。

〒803-0814
北九州市小倉北区大手町13番26号
小倉第二合同庁舎内福岡地方検察所 
小倉支部担当検事殿

「grape」 で取り上げられました!

●このままでは不起訴罰金刑になります。
是非とも、お力添え下さるようお願い致します。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

■ YouTube へ投稿された子猫の虐待動画に対して、警視庁保安課へ『緊急事案として捜査を求めます!』

〇ネット署名
「 change.org 」

これは大矢誠の予備軍、動物虐待愛好家グループによると思うのですけれども。
命の危険に晒されているのが猫だと警察は動かない。
事件性があるか判断の上にナンチャラカンチャラで動いてくれない。

●10,000 人のご賛同目前です。

●19日に 7,898 名の署名簿を保安課保安3係へ虐待動画のCDRと共に提出。

「かわいそう」「許せない」と思うだけでは傍観者にすぎません。
命を大切にする、動物に優しい日本のために、あなたのアクションが必要です。
あなたの一歩が未来を変えるかもしれません ✧
٩( ๑•̀o•́๑ )و エイエイオー!

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後悔の雨が降る :.゚・゚・。

2017-10-19 18:55:26 | Cat Memory😇
̩
今週火曜日から保護をするべく、皆で探し回っているチャコちゃん。
あいにく雨続きで、気温が急激に下がりました。
いつも猫ハウス近辺にいるはずなのに。

チャコちゃん捜索隊は、一人増え、また増えて昼夜を問わず...愛されていたのが解ります。

嫌な予感があったので、念のため港区清掃事務所へ問い合わせをしました。
17日に台場駅近辺で、猫の遺体収容依頼があったそうです。
ただ委託業者が現地へ向うと、猫の姿は見当たらず。
よって、亡骸は収容していないとのこと。

心ある人が埋葬して下さったのか、最期の力を振り絞り死出の旅へ向かったのか。
確かではありませんが、通報の時と場所そして、テリトリーへ戻ってないことを考えるとチャコちゃんである可能性が高いと思われます。


遺棄され10年以上も過酷なお外生活を頑張ったチャコちゃん。
せめて最期は、ちゃんと看取ってあげたかった...悔しくてなりません。

きっと親切に接して下さった皆さんへ迷惑や心配をかけぬようにと...。
猫って、そんなところがあります。
死期を悟るのか、自然の理を受け止めているのか、ストイックな感じ。


悲しみの中に「立派だった」があります。
そんなチャコちゃんのこと忘れません
。・:・(*´ー`*人)。゚∵

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