ねこさわの備忘録

電車、車、カメラ、旅行、ねこetcといった趣味の「穀潰し男」の日々を綴った備忘録です。果たしていつまで続くか…

映像に対する写真の説得力

2006-09-20 23:06:33 | ねこさわの日々
せっかくブログを立ち上げ色々なことを書きたいワタクシ…

でも今日思ったことを素直に書きたいと思います。
自己否定になってしまうかもしれませんが…

実は写真を撮るのが好きでもう本格的に始めてから20年以上、
デジタルになって保存やデータ処理も随分楽になりました。
(ものぐさなものでアナログ時代のデーター等は殆ど記録していないのです。)
写真は「その時を写す記録」であり出来るだけ沢山とるようにと、
自分で現像するようになった高校生の頃から特にそう思い、
腕が悪い分を数をこなしてきたつもりです。

デジカメは趣味性がなく、所詮「家電」であると解っていても…

しかしもっと「記憶」「記録」に残る媒体の存在を今日まざまざと見せつけられてしまいました…

それは「動画」…
ワタクシ自身もビデオではない8㎜フィルム作品を部活の一環で、
中学高校と3作品創り上げ、
文化祭で発表しそのパフォーマンスに魅せられた一人ではありますが、
個人的に続けるには「費用」の問題…
当時でもスーパー8だとフィルム、現像代あわせても確か1500円以上したはず…
録画できるのは「たった3分」で撮り直しは出来ません。
だって「銀塩写真の延長」ですから…

少し話が逸れました。
本題はその後に出てきた「ホームビデオ」の存在。
今日15~6年前にie君が我が「鉄研」の旅行を撮って編集したビデオを、
それこそ「撮ったとき以来」見たのですけど、
これが「素晴らしい」…

内輪ネタでその15年前と今とで「全く変わらない」下らないネタで盛り上がっているワタクシ達に対し、
こまごまと出て来る「列車」の映像…
もう二度と撮ることの出来ない映像のオンパレードに、
不覚にも目頭まで少し熱くなって来る位のインパクト…

その時代はそれこそ8㎜ビデオで浅野温子がCMをやっていた、
ソニーの「パスポートサイズ」ハンディカムで、
「趣味性」はゼロ、しかも高かった。
そんな金あれば一眼レフの交換レンズをせっせと当時は買っていました。

21世紀に入り「フィルム劣化」という言葉が無くなった現在、
その劣化が始まっているアナログフィルムはDVDに焼いてしまえば、
「一生モノ」…

うーん…映像に関しては少しですけどどちらも「囓った」人間には、
物凄く考えさせられてしまいました。

最近のコンパクトデジカメはmpeg4で映像を残すことが出来るので、
少しずつ「映像」も残すことをしています。
でも…

写真は肥前山口、かもめと併結寸前のみどり

「映像」を優先させると「写真」が撮れなくなってしまう…
手が4本欲しいと本気で思うことも(爆)、

それとこれはワタクシ自身の「嗜好」の問題ですが、
「家電」だけ持って旅行するなどもってのほか、
旅には旅に似合う銀塩カメラを!!(@単なるカメラヲタ)

趣味性が高い「8㎜フィルム」…唯一残っていた「フジカシングル8」も現像を止めてしまいました。

これはキハ66、67。昭和50年新幹線博多開業時に接続用として製造。生を受けてからすでに30数年、未だにワタクシにとっては「最高の快速用気動車」

「写真」というか「カメラ」、どちらも好きな人間はいずれは「家電」を選ばなければいけないのでしょうか?
「カメラ」には機械式の腕時計同様、
愛でるというか「フィール」に左右されることが非常に多いのですが…

支離滅裂で答えにならなくなってしまいました。
写真は先日「長崎」に行ったときに同時に総て一緒に「動画」で撮っている写真…
「テクニック」がないのでここでは動画で皆様にお見せすること出来ません。(泪)

写真だけでも十分!!と言い聞かせたいワタクシなんですが…