ねこさわの備忘録

電車、車、カメラ、旅行、ねこetcといった趣味の「穀潰し男」の日々を綴った備忘録です。果たしていつまで続くか…

陶山拓氏の死を悼む

2007-10-28 23:24:10 | 仏蘭西車

その場所はFBMのメインステージの横、
ブースの「一等地」とも言える場所にありました。

「陶山拓氏」のメモリアルブースが…
「自動車雑誌」を最近殆ど買わないので知りませんでした、。
今年の8月に亡くなっていたなんて…

未だ40歳そこそこ、「ワタクシ達世代」の方です。
陶山氏は自分自身が自動車趣味に入っていった80年代後半から90年代にかけて「NAVI」の若手編集員としてバリバリ活躍されていた方で、
その時代の「NAVI」を毎号欠かさず読んで、
自分自身の「自動車趣味」の方向性=フランス車やグランドツーリングを好む指向を確立するに当たって、
多大な影響を与えてくれたことには間違いありません。

パネルにして掲げてあった「CX、XM,エグザンティア」の四国四万十へのグランドツーリングの記事や、




中途半端でご免なさい。ブース内のパネル。

これは現「ENGINE」の副編集長今尾直樹氏の記事かも知れませんが、
青森大間までの「911、XM、205、ビート」でのグランドツーリング(車種は違うかも?ご免なさい)など、
正に「グランドツーリングのバイブル」として成人期における今の自分自身の車選びのスタンスを創り上げて貰った当時の「NAVI」だったのです。

今はその頃の「NAVI」は実家に置いてあるか捨ててしまったので残念ながら顧みることは少し難しいのですが、
陶山氏や森慶太氏、小沢コージ氏等の若かりし頃の記事、
時は「バブル期」自分より少し上の世代が書かれた記事に将来どういう車に乗ろうかと夢を馳せたものです。

あれから15~20年近く経ってしまいその間に「NAVI」「ENGINE」分裂騒動に嫌気が差し、
…今どちらを読んでもとても面白いのですがどちらの記事を書かれる編集者やライターさんも好きな方ばかりなので、
勝手なことをいわせて貰えば「統合して一冊にして欲しい」んですよね。
「NAVI」「ENGINE」の対立指向が一番読まなくなった理由なのかも…

また自分自身の車嗜好が「ほぼ」確立してしまったため自動車雑誌から自分を遠ざけてしまいました。

そんな中「陶山氏」の訃報を2ヶ月遅れで聞くと「ショック」です。
読まなくなったとはいえ自己形成に大いに影響を与えて下さった方なので…

改めてご冥福をお祈りしたいと思います。

氏は大の「フランス車党」だったので今頃天国で2CVを転がし思い切り「グランドツーリング」を愉しんでいることでしょう…


FBM07短信

2007-10-26 12:05:33 | 仏蘭西車

もう2週間以上前の話になってしまいましたので、
短信としてFBMのことを…

もう13回目になるFBM、
やっとラグナで来られましたw

FBMのイベント自体は正直「もういいや」感があるのは事実です。

しかしその前夜とか後夜含めフランス車に囲まれ「ゆっくり、まったり」した時間を過ごしつつ、
日頃のストレス、疲労の蓄積を癒やしたいので、
気が付くと毎年車山に来てしまう…

ここ2,3年はそういった参加スタンスなのですが、、、

でもやっぱり「血が騒ぐ」仏車が必ず現れるのもFBMならでは、
去年のC6同様、やはり今年も「血が騒いで」しまいました!



 
ヴェルサティス!!

実車は初めてかも?かっこいい!!!

5分位色々観察してしまいましたw(オーナー様申し訳御座いません)

本国でも年間数千台しか売れていないとか?

いやぁ…いいわ!


それと車の音を「非常に怖がる」ので殆ど外には出しませんでしたが、
こいつも今年初参加…

我が家のにゃんこ「さくら」

食欲とかは普通にあり別に連れて行くこと自体には何にも問題はなく、
むしろ「ラグナがおうち」ですっかり車には慣れたようなんですが、
ひとつ今回学習したこと…それは「世田谷の家の水が好き」ということ。
ミネラルウォーターを持っていきそれはそれでそこそこ飲んだのですが、
帰宅したあと家の水道水を「ザブザブ」飲むは飲むは…
猫皿一杯飲み干し「おかわり」も、、、

「猫は家につくもの」とよく言われトイレや食べ物、
お気に入りの座布団などまでほぼフル装備で望んだのですが「水」の変化までとは!
全くその通りだなぁなんて感心していまいました。

もちろん「次」は水も持参ですね。

帰りに寄った別所温泉にて、嫁とさくら。

この「長いネコ」、またどこかでお会い出来たらどうぞ宜しくお願いします。


C6に思う、仏蘭西車乗りに意地とは?

2006-12-05 19:55:56 | 仏蘭西車

突然ですがシトロエンC6

どう思います?

ねこさわ的には…

「欲しくてたまらん」久しぶりのクルマです!!

 

値段的には700万くらいとワタクシの所得的には現実的ではありません。

でも「欲しい!」

仏蘭西車乗りにとって羨望!

一般的に仏蘭西車ってのは、
「リセールスバリュー」が非常に悪い=中古車が安いのでワタクシ達(違っていたら大変申し訳ない)には大歓迎には違いない、

でもね…

C6が2回目の車検、5年後には半額以下で買えることは想像に難くないのだけれど、
仏蘭西車乗りにとってそれは良いことなのか??

リセールスが悪い=利益が上がらない=輸入しても意味がない…

だから輸入しない!!

「仏蘭西車大型サルーンを新車で買う」勇気って浪漫的にはありだけど、
ユーザーがついて行かない…

607もやめちゃったし、ベルサなんて言わずもがな、
その下のクラス、
ラグナⅡもやめてしまった…407には受け入れるのに「時間が必要」、
C5は輸入し始めからもう3年ぐらい経ちますけどエグザンティアと違い好きになれそうにありません…

そんな中C6の正規販売は「大喝采」の一言、
まぁ「ハイドロシトロ」は固定客が必ずいるのですけどね。
それはDS、CX、XMの日本での残存率が証明してくれています。

R30とかはともかくとして、
604や605、R25やサフランの残存率に比べれば判るでしょう。

話は逸れますが今上げた8台ってワタクシ的に総て「欲しいクルマ」ばかり、
キラ星に輝く「逸品」…

「踏み絵」みたいなものなのでしょうかねぇ…
C6以外のベルサや607が日本でも受け入れてくれればこんな葛藤が起きないんでしょうけど…

支離滅裂になってしまいましたが、
要するに「将来乗るクルマへの不安」なんですよ…

ルノーがラグナⅢかベルサを入れてくれれば問題速解決なんですけれど…
貧乏なくせに「中大型仏蘭西車」に目覚めてしまった「性」なんですかねぇ…

こうなったら「清水の舞台から飛び降りて」踏み絵のC6を10年ローンで買うか!?(不動産じゃあるまいし…)