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プチでもやっぱり心配

2009-11-09 | ねこのきもち


只今月曜日の朝8時前。今日はわんこのメイが手術です。
とは言っても、ものもらいを除去する簡単なもの。
人間なら局部麻酔で何分も掛からない、手術とも呼べないような。
(数ヶ月前に膿を出したが、また出来る可能性があること、
芯(核)があるようなら切開しないといけなくなる、と言われてはいた。人間と同じ)


しかし動物はそうはいかない。
こんな小さなものでも麻酔をかける為、術前の検査や注意事項も大きなものと同じ。
特に麻酔は時には術内容より危険だと思うので、
心配性の私は昨日からずっと心臓バクバク。今朝も早くから目が覚めてしまった。


でも本人はいたって元気。起き抜けからはしゃぎまくってる(笑)
その顔を見てると、これから不安な思い、痛い思いをさせるのが申し訳なくなるのは、
どの子も獣医へ連れて行く前に感じること。だけど、治してあげるのが親(飼い主)の務め。
胸をチクチクさせながら連れて行って来ます。今日はきっと一日中落ち着かない。。。
(因みに昨晩から絶食飲しているメイに旦那は罪悪感から朝食を食べず。
今日は全員ダイエットだ! と他の仔たちにも言っていた(笑)





病院では飼い主も驚くほどお利口さんにしてるので、獣医さんにいつも感心されるメイ。
今日も頑張ろうね!


手紙

2009-02-23 | ねこのきもち
先日のanaさんに続いて、またまた嬉しい便りを頂きました。

同じくHP時代からのお客様、カズちゃんさんからです。

しかも直筆のお手紙で♪

手書きというだけでも相当嬉しいものです。

その上予想以上の素敵な内容だったら・・・・・・

ハイ、前回と同じくまたもねこみみ泣きまくりました(笑)

嬉しすぎて何度も読み返し、更に感激のあまり友人へ電話。

その相手も感動してしまい、『いがったなー本当にいがったー』と二人で頷いて (←何処の出だよ)

良いこと悪いことは、続く時はどちらかに片寄って続くものとはいえ、

anaさんのメールから程なくして届いた良いご報告の連続に、ただただ感謝の念が湧きました。

私自身が嬉しかったのが一番ですが、

心にじわっと沁み込んで来るカズちゃんさんの温かい文面と

ご家族のお話を皆さんにも知って欲しく、一部抜粋して掲載します(ご本人に了承済み)










【我が家にもついにワンちゃんがやってきました。

「ホク」といいます。BOYです。

やっと、やっと決心し、動物の命への責任の大きさを実感しつつ、毎日楽しくやっています。

一番よかったのは、娘が犬を怖がらなくなったこと。

今でもよその犬に自分から近づいていくことはありませんが、

前のように体がガチガチになって呼吸もできない、なんてことにはなりません。

みんなで大切にする命が一つ増えて、さらに団結したような気がします。

ホクの仕草一つに、いたずら一つに、みんなで笑ったり、まどわされたりの、ほのぼのとした毎日です。





実は私が計画していたよりもずっと早く犬を飼うことになり、初めは不安もありました。

でも、ここまで待ったのも、こんなに責任の大きさを感じ、

それを子供たちに伝える努力を日々できているのも、

みな、ねこみみさんのおかげです。

ねこみみさんとねこみみさんのブログに出会っていなかったら、

今ほど動物に対する人間の責任の大きさに気づいていなかったと思います。

これまで動物を粗末にしてきたわけではありませんが、

こんなにも真剣に考えたこともなかったように思います。





ホクはある家庭で、アクシデントでできてしまった子犬の一匹でした。

世界中の犬や猫を救うことは私一人には無理だとしても、

何かの縁でめぐり合ったホクの命を大切にしていこうと思っています。

うちに来た時は6週目のほんの小さな赤ちゃんで、

私もあたふたしたものでしたが、今では会話できるようになりました。

会話、できますよね。

心が通じ合った時、すごく幸せな気持ちになります。

ホクもちゃんと我が家の家族の一員となりました。】










手紙には写真が同封されていました。

子供たちと並んだホクちゃんはまるで四人兄弟の一員。

優しいお兄ちゃんとお姉ちゃんの中に自然に溶け込んでて

四人(?)共ホントに幸せそうな顔してるいい写真でした(お見せ出来ないのが残念)

カズちゃんさんは以前から、人間の勝手で行き場を失くした動物たちのことを気にかけておられました。

同じように他者の痛みと、それに対して力になれないことに心を痛めている人は少なくないと思います。

それは動物のことに限らず。

でも、全く、何も出来ない、なんてことはないんですよね。

どんな形であれ何か出来ることがあるのだと、改めて気づかされました。

私の投げたものが誰かに受け止められている。

そして投げ返って来た。

更に違う人たち(カズちゃんさんの子供たちへ)にも投げられ。

無力さや非力さを感じることが多い現実の中、

こんな私でも何か出来ていることがあるんだと、励まされました。

すごく勇気づけられました。







カズちゃんさん、本当にありがとうございました。

私の想い以上のものが伝わって、とても嬉しかったです。

カズちゃんさんの命を大切にする想いと責任感を強く感じました。

そういう方に迎えてもらったホクちゃんは絶対幸せになれると思います (あっ、もうなってますね)

そして読んでいて、光景が浮かんで心がぽかぽかと温かくなる、そんなお手紙でした。

娘さんのワンコへの恐怖心が少し減ったこと、良かったですね。



『世界中の犬や猫を救うことは私一人には無理だとしても』

この言葉、響きました。

だからこそ、巡り会った一つの命はとても重いものだと思いました。

私も大切にします。



『会話、できますよね。心が通じ合った時、すごく幸せな気持ちになります』

うんうん、出来ます、出来ます、と思わず口にし頷いてました(笑)。

こちらの想いが通じて、動物が信じてくれたり、応えてくれると、本当に嬉しいです。

動物は人間があげた何倍もお返しをしてくれると思います。

ホクちゃんもすでにカズちゃんたちご家族に恩返しをしてるのですね。

私からもお礼を言います。

ホクちゃんを家族に迎えてくれてありがとう。



最高のプレゼント

2008-12-22 | ねこのきもち
先週は友人、知り合い、職場と、色んな人からプレゼントや差し入れをもらいました。

それは品物に限らず、温かい言葉だったり。

何かをもらうことは無条件で嬉しいことだけど、

自分の心の琴線に触れた「誰か」の「何か」は、滅多にないとても特別なプレゼントだと思うのです。

そしてそれが互いになら、もっともっと特別に。

想いが「伝わった」感覚。

気持ちが「繋がった」実感。

大切な人だからそうなることもあれば、そうなったから大切になる人もいます。

そんな宝物をくれた人たちに感謝。







中でも先週届いたあるメールに、私は涙、涙、涙。

感激で泣きまくってしまいました。

もぉあまりにも嬉しかったので抜粋して掲載します!

以前私が 「罪=処分/去勢/ペット売買/実験」 というテーマで書いたものに対して下さいました。

HP時代から来て下さっている、anaさんからのメールです (ご本人に了承済)










【今日は、ねこみみさんにお礼をいいたくて、メールしてます。

ねこみみさんが以前のHPで書かれていた「動物実験」について。

その内容を読んで以来、できるだけ日用品などは"no animal tested"productを買うよう、心がけていました。

本当に微々たることではあるのですが…

こういう一人一人の小さな心がけが、一匹でも多くの動物を救えるといいなーと思って。

現在私は近所のコミカレでいくつかクラスを受講しています。

今セメスターはEnglish writingもとりました。

そのクラスでのリサーチペーパーの選択肢に「動物実験」があり、迷わず、そのトピックに決めました。

私なりにリサーチし、何とか形にして自分の意見をまとめることができました。

実はそのクラスの先生も、Animal rightsのサポーターで、ベジタリアンでもあり、

動物実験などについて、いろいろと助言してくれました。

学校の課題の1つ、という小さな枠での話ですが、私にとって、実際にすごく興味のあるテーマで、

いろいろ学ぶことができ、とても意味のあるペーパーになりました。

このテーマに目を向けさせてくれたのは、ねこみみさんのブログです。

ねこみみさんが、動物実験について書いてくれなかったら、私は何も知らないまま、無意識のまま、

動物たちに苦痛を強いたまま、人生を過ごしていたと思います。

私にベジタリアンではないし、動物の犠牲の上に生きているのですが、

そのことに気づかせてくれて、考える機会を与えてくれた、ねこみみさんに感謝します。

できれば、ねこみみさんにも私のペーパーを読んでほしくて添付しました。

ねこみみさんの言葉が、誰かの人生・生き方を変えることができることをお伝えしたくて。

これからも、ブログ楽しみにしています。】









書いた当初も色々と感想を頂いて、真摯に考えてくれる人がいることを嬉しかったのを覚えていますが、

その後もずっと誰かの心の中に残り続けていることは、その時以上に嬉しいです。

更にanaさんが多くの人に繋いで行ってくれている。

私が知って欲しいと思ったこと、伝えたい、考えて欲しいと書いたことが、

幾つにも膨らんで、増えて、分かれて、まるでたんぽぽの種のように、誰かの心に着地していく。

メルヘンチックだけど、そんな画が浮かんでしまいました。

それから胸の中が何か不思議なもので満たされ、とても励まされました。

文章で考えていることを伝えるのはとても難しいし怖い。

特にこういう内容は。

でもまた続きを書こうという気になりました。

anaさん、私こそありがとうございます。

いっぱい勇気をもらいましたよー







病院にかかって医師には感謝しても、

その病気の治療や薬の為に実験された動物のことを思う人はあまりいない。

食事を神様に感謝はしても、目の前にある「生命だった者」にありがとうと言う人は少ない。

生きたいのはどんな小さい命でも同じ。

それを私たちはどれだけむやみに、無駄に奪っているか。

より「知る」ことは辛いことが多いのかも知れない。

深く「考える」のは苦しいだけだったりする。

世の中の大抵のことが、自分にはどうにも出来ないことだから。

でも知ること、それは先進国の住人である者の義務だと思うのです。

動物に限らず、弱い人たちの犠牲の上に成り立っている

最新科学から生み出されるものに囲まれ、高度な医療が受けられる、ほんの一握りの中の一人だから。

直接手を汚さず、お金と引き換えに綺麗な部分だけを得ている、一番罪深い人間たちの一人だから。

逆に言えば犠牲を減らせる側の人間ということでもあるのだから。